いちな、訪問者の館を離れる! 前編
ロスト 高橋いちな
ロスト対策室 室長 ローラ・タイラー 室長補佐 マーク・パイク
訪問者の館 責任者 フランク・コリー 従業員 ニーナ ジーナ
お昼をいちな、ローラ、マークの三人で食べてからマークに迷いの森公園に送ってもらった。カートで訪問者の館の館につくとフランクがいちなを待っていた。
「おかえりなさい。いちな様。少しお時間いいですか?」
と言われ昨日の応接室に連れていかれた。
二人とも座るとフランクが早速要件を話し始めた。
「さきほど、ロスト対策室から連絡が入りまして、いちな様がロスト・ストリートの方へ移動することを聞きました。むこうはいつでも受け入れが大丈夫だそうです。こちらとしても、いちな様の滞在はいつまでも大丈夫なのですがいかがいたしますか?」
「そうですね。早く次の環境に慣れたいので明日にでも移動しようと思います。ここも大変居心地がいいのですが、時間をもてあましてしまいそうで…。」
いちなの返事を聞くとフランクは頷きながら。
「そうですね。特にされることもないですし…。了解しました。明日の午前中に住居の変更を希望しているとこちらから連絡を入れておきますね。それでは、夕食までごゆっくりお過ごしください」
というとフランクは後ろに控えていたニーナにいちなを部屋に案内するように伝えた。
「いちな様は明日、ここを出てしまうのですか?」
「そうですね。さっきも言いましたが時間を予定がなければ時間をもてあましそうで…。」
「そうですよね。ここ、何もありませんし…。」
「ニーナさんとジーナさんとはもう少しお話したいな~とは思うのですが二人とも勤務中になっちゃうので…。」
「私、明日からロスト・ストリートに住む予定なんです。もしよかったら遊びに来てくださいね」
いちなはなんとなくここでお別れするのが寂しく思いニーナに声をかけてみた。
「うわぁ~ロスト商店街に住むんですね!あっそっか、ロストさんですもんね。私もあそこ大好きなのでぜひ遊びに行かせてください! ジーナの方が学校が近いから会える確立高いかも!」
ジーナさん学生さんなんだ~。ここはバイトなのかな??
「あっでも、連絡手段ないですよね?もしかして、手紙とかですか?」
スマホとかなさそうだもんね…。
突然ニーナが振り返って
「タグメッセージ使いますか?」
と言い出してきた。
「タグメッセージ?」
いちなは、聞いたことのない言葉にん?という表情になる。
「お互いのネームタグを登録すると、簡単なメッセージを送ることができるんですよ!!」
ニーナは嬉しそうに答えた。
「すごく便利機能ですね」
「ネームタグ、結構色々な使い道があるんですよ。この公園内で働く人は基本魔法が使用できないと働けなくて…。あっでもタグ本体を見せることは禁止されているので、それはごめんなさい」
ニーナは申し訳なさそうに答える。
たぶん、私の方がタグ見せれないと思う…。ゴメンナサイ
心の中で謝るいちなだった。
部屋に送り届けてもらうと
「では、お仕事終わった後、ジーナと一緒にお部屋に行きますね!」
と言いながら仕事場に戻った。
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