第2話 開幕!レエドトーナメント
俺はカーテンを開けた。日が昇っている。
ピンク色の花びらが季節を感じさせてくれる。
気持ちが良い。
アイセ「おはよう。ユキ。行こうか」
ユキ「おはようございます!」
アイセ「もっと普通に話して大丈夫だよ!同い年なんだから。」
ユキ「それもそうだね!」
しっかりと支度をしてレエド城のトーナメント会場へ向かった。
開会式に出るためだ。
ナレーション「おはようございます!
レエドスタジアムへようこそ
こちらのフィールドでトーナメントが行われます!
簡単にルール説明をさせていただきます!
1対1の真剣勝負。先に相手を気絶させた方が勝ち。
どちらも倒れた場合、先に立ち上がった方が勝利。
鋭利な武器は禁止。1回戦と2回戦はミニスタジアムで本日開催!
3回戦が準々決勝となります!
準々決勝以降は1つのスタジアムでバトルします!
また準決勝で敗北した者通しの3位決定戦が存在します!
決勝戦は最後に行われます!
3位以内に入賞すれば商品が貰えます!
1回戦は13時に始まります!
これで説明は終わりです!
参加者全員のご健闘をお祈り申し上げます!」
アイセ「話長いっ!」
ユキ「そうだね。想像以上よ。」
スタジアムの時計を見るとまだ11時だった
俺とユキはお昼ご飯を食べることにした。
ユキ「あっ!アイス屋さんがあるわ」
アイセ「アイスじゃお腹空いちゃうよ!」
ユキ「そうね。じゃあ、ラーメン屋さんにしましょう。レエド王国の名物店なんですって。」
アイセ「いいね!行こうか」
複雑な路地の中にあるラーメン屋に入った
ユキはアイスラーメン
俺はメロンラーメンを注文した
アイセ「んっ!?メロンラーメン絶品だ!」
ユキ「あら?私のアイスラーメンも美味しいよ。いいお店に入れたわね」
アイセ「うん!ラッキーだよ!」
ユキ「ねぇ。アイセくん。」
アイセ「アイセでいいよ!」
ユキ「アイセ。私たち、戦えたら嬉しいね。」
アイセ「だね!そのためにも勝ち上がらないと!
配布されたトーナメント表を見る限り、順調に勝ち進むことが出来れば準決勝で当たるよ。」
ユキ「 ミニスタジアムの会場が別れているから次の報告はホテルね。
まずは今日の1回戦と2回戦頑張りましょう!」
アイセ「うん!」
俺とユキはラーメンを食べ終わった。
時計の魔法針は12時40分を指していた。
レエド城のミニスタジアムに入り、各会場へ別れた。
そして俺は自分のフィールドに立った。
既に対戦相手は着いていた。
軽い感じの人だった。
ライタア「1回戦の相手は、このライタア様だぁ。よろしくぅ!」
アイセ「ああ。よろしく。」
ナレーション「レエドトーナメント1回戦
アイセ選手VSライタア選手スタート!」
ライタア「キラキラした攻撃でお前に勝つ!」
俺は軽く相手の頭突きをかわした
ライタア「俺様の頭突きが避けられたぁ!?」
アイセ「いくよっ!」
俺はライタアを木刀で攻撃した
ライタア「ぎゃん!」
ナレーション「ライタア選手気絶!
勝者!アイセ選手!」
アイセ「まずは1勝!次も勝つ!」
~その頃ユキは~
ユキ「あ…あなたは昨日の?」
ナンパ男1「嬢ちゃん!トーナメントの参加者だったんだ。勝たせてもらうぜ。悪く思うなよ。」
ナレーション「レエドトーナメント1回戦
ユキ選手VSニキ選手バトルスタート!」
ユキは腰にかけていた杖を取り出した!
ユキ「勝つのは私です!氷魔法アイシクル!」
ナレーション「おっと!氷魔法だ!
1本のつららがニキ選手に突き刺さる!」
ナンパ男1「ぐはっ!!嬢ちゃん…魔法使いだったのか」
ナレーション「ニキ選手気絶!
勝者!ユキ選手!」
ユキ「そうよ。私は氷の魔法使いなの!」
その頃アイセは2回戦のフィールドに立っていた
対戦相手と話をしていた
アイセ「2回戦の対戦相手は君だね。よろしく。」
ザスナ「よろしく。いいバトルにしよう。」
ザスナは爽やかな笑顔で言った
プロフィールを確認すると俺と同じ16歳だった
ナレーション「レエドトーナメント2回戦
アイセ選手VSザスナ選手!バトルスタート!」
ザスナ「こっちからいかせてもらうよ!
砂魔法!サンドストップ!」
ナレーション「ザスナ選手のサンドストップ!
この魔法でアイセ選手の足元の砂が柔らかくなる!」
アイセ「くっ!足が砂に飲まれて動けない!」
ザスナ「今だ!」
ザスナは俺に竹刀で攻撃をしてきた
俺は避けることができず、その場に倒れた
ナレーション「アイセ選手かわせない!
足を封じてからリーチの長い竹刀で攻撃という手堅いコンボだ!」
アイセ「まだだ!」
俺は体勢を立て直した
2回戦と言うだけあって1回戦の相手とは強さが違う
俺は木刀を鞘から抜いた
ザスナ「むっ!君も刀を使うんだね
俺の竹刀と君の木刀
早く攻撃できるのはどちらかな?」
アイセ「竹刀の方が軽くて有利だね。普通なら!」
ザスナ「普通なら?」
アイセ「俺は剣技を使えるんだ。
本気でいくよ!」
ザスナ「剣技!?まずい!サンドストッ…」
俺はザスナが魔法を使う前に動き背後をとった
アイセ「力がみなぎる!はあああああ!」
ザスナ「何だこの構えは!?読めない!」
ナレーション「アイセ選手!
メロンの円を描くような剣裁きだ!」
俺の本気の剣技。メロンが大好きで創り出したオリジナルの打撃技。
アイセ「必殺!メロンソード! 」
ザスナ「ぐわあああああああああああ!!」
ザスナはメロンソードの威力で地面に叩きつけられた
ナレーション「ザスナ選手!気絶!
勝者!アイセ選手!
強力な技で勝利を収めました!」
観客は俺のオリジナル技に歓声をあげた
観客1「うおおお!なんだあの技は!?」
観客2「凄いものを見ちゃったぜ」
観客3「あんな打撃技があるのか!」
観客4「アイセって言うのか。応援するぞー!」
観客5「きゃー!メロンソードかっこいい!!」
ナレーション「今日のアイセ選手の試合は終了です!
明日の準々決勝に備えてゆっくり休んでください!」
アイセ「はい」
すると気絶していたザスナが起き上がった
ザスナ「完敗だったよ。いいバトルだった!」
アイセ「こちらこそありがとう。」
俺はザスナ選手に返事をしてミニスタジアムを出た
その後も中から歓声が聞こえてきた
嬉しい感情を抱きながらホテルに戻った
ホテルに着き部屋に入るとユキがいた
アイセ「2回戦突破したよ。」
ユキ「おめでとうアイセ!私も2回戦勝ったよ!」
アイセ「ユキおめでとう!」
ユキ「明日から準々決勝だね!緊張するよ」
アイセ「そうだね。緊張を解して明日も勝とう!」
ユキ「うん!」
俺とユキはホテルのバイキングで夕ご飯を食べて部屋に戻り、それぞれのベッドに入った
アイセ&ユキ「おやすみなさい!」
この時はまだトーナメントの本番が準々決勝からということを知る由もなかった




