第24話 拳と氷
ナレーション「ホレンジトーナメント最終日です!先に3位決定戦を行います!」
ユキ「ギルとアオリどっちが勝つかな?」
レイパ「ギルくんが勝つのだ!」
サパネゴ「ギル殿だろう!」
アイセ「俺もギルに勝ってほしい。」
そう言いつつも俺は思った。
どちらとも戦ったからわかる。
ギルとアオリでは実力の差があるということ。
フィールドではギルとアオリが話をしていた。
ギル「俺はギル。アイセやユキと旅をしているんだ。よろしくな。」
アオリ「ええ。よろしく。知っているわ。あなたのことも調べさせてもらった。」
アオリはギルにニコッとする。
目は笑っていない。
ギル「うおっ?目が怖いぜ...」
ナレーション「ホレンジトーナメント3位決定戦!ギル選手VSアオリ選手!はじめ!」
先制攻撃の姿勢を見せたのはギルだ。
ギル「いくぜ!カーブパンチ!」
アオリ「氷魔法!アイス!」
アイスがギルを直撃した。
ギル「うわああ!!」
アオリ「開始早々カーブパンチ。そんな直線的な作戦は読めていた。」
ギル「手厳しいな!銃魔法!ショットガン!」
アオリ「氷魔法!アイスバリア!」
アオリはショットガンの弾を全て防いだ。
ギル「効いていない!?」
アオリ「それじゃあ私は倒せない。」
ギル「ショットガンまで通じないか。アイセと互角のバトルをする実力者...!」
アオリ「あなたの得意とする戦法は接近戦。近ければ近いほどダメージが入るパンチ技。私は距離を意識して戦う。あなたに攻略できるかしら?」
ギル「攻略してみせる!カーブパンチ!」
アオリ「その程度ね。ヘイル使わずに勝てるわ。」
アオリはギルの攻撃を左にかわした。
ギルは勢いあまって壁にぶつかった。
ギル「がっ...げほげほっ...つっ」
アオリ「終わりよ!」
アオリはギルの腹を素手で殴った。
ギル「ゔっ...ぐはっ...あ」
ギルは気絶した。
ナレーション「しょ...勝者!アオリ選手!細く白い腕で3位を勝ち取りました!」
アオリ「ふふ。こんなものね。これが力量の差よ。覚えておきなさい。」
観客席のユキに視線を送りつつ、ギルに言い放った。




