第11話 最終準備
前回のあらすじ
洞窟の奥へ進む→敵強くなる→またも大群→ゴーレム
エルク達は洞窟の奥へ進んでいた。
「そろそろ村へ戻った方が良いかな~ 皆に何も言わずに出ていっちゃったから心配されてるかもしれないし」
『それもそうだな、次のモンスターで最後にしようか』
エルクの発言にウル達は賛成してくれた。次のモンスターで最後にして洞窟を転移して抜ける。そのまま村へ向かうことになった。
「そういえば鑑定してなかったな~」
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エルク 16歳 人間 モンスターテイマー
レベル:50
HP :11950
MP :16400
攻撃力:4720
守備力:4010
素早さ:6930
魔法 テイム 空間
能力 強心 共有 憤怒 連携 魔法抵抗 鑑定 共有 自己治癒 格闘 遠投 従魔強化 魔物言語
称号 土龍の加護
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「ぎゃぁぁ!! 強くなりすぎてるってーー!! 全然モンスター倒してないのに何で!?」
エルクは知らない。エルクの持つ共有の能力の異常さに。あらゆる物を共有というあいまいな能力だが、これには経験値が含まれている。そのため、ウル達が倒したモンスターの経験値も手に入るというチートな能力である。
「僕がこれならウル達は・・・」
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ウル 従魔 銀狼
主 :エルク
レベル:83
HP :29100
MP :7000
攻撃力:27300
守備力:21390
素早さ:39200
魔法 風 光 闇
固有能力 眷族召喚
能力 感知 威嚇 威圧 覇気 連携 怪力 強脚 統率 自己治癒 韋駄天 念力
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「は・・ はは・・・ 強すぎだよね~ 他の皆もこんな感じかな・・・」
ウルに関してはもうすぐアースドラゴンに匹敵するステータスになりつつある。明らかに化け物だ。スラもライもドラゴもかなり強くなっていると思われる。ここまで強くなるのはエルクの能力によるものと、ウルの素質によるものだ。元々ウルは強かった。それにエルクの従魔となったことで、エルクの従魔補正が上乗せされ今の状態になってしまった。上手く立ち回ればアースドラゴンだって倒せるかもしれない程強くなってしまった。
「まぁこのぐらい強ければ学園で舐められることは無いでしょ!」
というのも、エルクは元々弱かったために村では何をしてもビリになることばかりだった。いじめられていたわけではないが、そう思うようになってしまったのだ。
洞窟を進んでいくとだんだんと音が聞こえてきた。獣の吼える声が4つだ。進んで見てみるとどうやらモンスター同士で争っているらしい。片方はライオンのようなモンスター、もう片方はトラのようなモンスターが3匹。1体3で戦っているが、ライオンの戦況は思わしくない。トラが2匹だったならいい勝負が出来たと思うが3匹いるとなかなか攻撃が避けきれないみたいだった。エルクはなぜか分からないがライオンの味方をするように石をトラに投げつけた。その石はトラに直撃しそのまま足を貫通してしまった。そこまでの威力が出ると思っていなかったエルクは唖然としていた。足を失ったトラはすぐさまライオンに止めを刺されて死んだ。これで2体1となった。ライオンはかなりの強者のようで、トラが2匹になったところでだんだんと余裕が出てきたみたいだ。エルクはまたも石をトラに向けて投げつける。足を打ち抜きトラが倒れる、そのままライオンに止めを刺される。これで1体1となったライオンはトラを足で抑えつけ、首元を噛み千切った。モンスター同士の争いはライオンが勝利した。そしてライオンはエルクに向かって歩き出していた。襲い掛かってくるかと思ったが
『援護、感謝する。もう少しで危険な状況だった』
「なんで争ってるの? モンスター同士は敵対するの?」
『種族によるが我らライオン種は同属以外は敵だと思っている』
「へぇ~ 大変なんだね~ じゃあどこかにライオン種の縄張りがあるのかな?」
『我は縄張りを捨てた身でな旅をしようと出発し始めたところでこれだ』
「旅しようとしてるの!? じゃあ僕達と一緒に来なよ!」
『邪魔にならぬか? お主の周りのものは我より強いように見えるが』
「君も十分強いよ! あのトラ3匹と戦っていられるんだから!」
『出発してそうそう限界を感じてしまったのではな、邪魔にならぬのであれば頼みたい』
「良し! じゃあいくよ~! てぇぇ~い!!」
エルクはテイム魔法を放つ。なんとなくでクラウから聞いた包囲型のテイム魔法を放つ。白い球体がライオンを包み込む、数秒の後。ライオンとの繋がりを感じる。テイムに成功したようだ。
「じゃあ名前つけようかな~ ライはいるから、じゃあライオだ!」
『何だこれは!? 力がみなぎってくる!』
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ライオ 従魔 獅子王
主 :エルク
レベル:1
HP :10000
MP :3450
攻撃力:4250
守備力:4100
素早さ:3800
魔法 闇 雷
固有能力 不撓不屈
能力 威嚇 威圧 覇気 連携 統率 自己治癒 奮迅
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「わぁぁつよ~ やっぱり超強いじゃん!」
『役に立てればいいがな、よろしく頼む』
「よろしく~ 戦闘の時にはスラ達を守ってあげて!」
『よろしくッス! 頼りにするッスよ!』
「じゃあ帰るか!」
『おぉ~ なのだ!』
そしてエルクの空間魔法で転移して洞窟の外へ一瞬で跳んできた。外はもう少しで日が落ちそうな感じだった。村に着くときには夜になってしまい村の皆に心配をかけてしまうだろう。今のうちに村へ着いていたいエルクはまたも転移で跳ぶのだった。
村の近くに跳んだエルク達はのんびり村へ向かっていた。村に近づいていくと、また人が集まっている。この村はよく人が集まる村なのかとエルクは思いながら村へ入っていった。何の騒ぎかとエルクは村人に聞きにいった。
「何かあったんですか?」
「あ! 居た! 村長呼んで来い!!」
村人達はエルクを探していたようで、エルクは村へ帰ったらのんびり過ごそうとしていた予定がいきなり狂ってしまった。そして村長が現れる。
「どこ行っとったんじゃ! 探したではないか!」
「ちょっと遠くの洞窟に行ってました、心配をかけましてすいません」
「どこかに行くのなら誰かに言ってから行って欲しいのう! 今回は誰も聞いておらんから入学が嫌で逃げたのかと思ったわい!」
「は、はぁ。すいません」
「まぁ戻ってきたのじゃ、よしとしよう! 明日には出発じゃからの準備しておくのじゃ」
「は、はぁ」
明日には王都に向かって出発。クラウとメルの2人と一緒に行く予定だが、あまり乗り気ではないエルクは憂鬱だった。学園には必ずと言っていいほど、めんどくさいやつがいる。勉強だって出来る気がしない。唯一できることといったら、モンスターのテイムくらいだろう。今までそれしかやってこなかったからだ。他にも従魔達を一緒に連れて行くにはどうしたらいいのか等考えなければいけないことがたくさんあった。エルクはクラウに相談しようとクラウを探しに行った。
「___ということで、従魔達はどうしよう」
「王都の寮には従魔小屋とかあった気がするけどな~ 部屋にも何匹か入れてもいいとも聞いたことがあるよ」
「へぇ~ なら全然大丈夫だね!」
「でも、さすがにこの従魔達だと悪目立ちしそうですよね。いつの間にかライオン増えてますし」
「えぇ~ それは嫌だな~ 変なやつに絡まれたくないよ~」
「絡まれても大丈夫だろ! こんな従魔を連れているやつに喧嘩売るほど頭悪いやつはいないと思うぞ」
「大丈夫だとしても嫌なものは嫌なんだよね~」
「ま、なんとかなるだろ! 気楽に行こうぜ!」
「ははは、そうだね~ じゃ、ありがとね~ また明日~」
そしてエルクは次の日の朝を迎える。
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スラ 従魔 ハイプチスライムメイジ
レベル:60
HP :3000
MP :10400
攻撃力:2184
守備力:6440
素早さ:3115
魔法 水 火 木 闇 障壁
固有能力 吸収
能力 物理抵抗 分裂 変化 魔力強化 魔法範囲拡大 連続魔法 自己治癒 気配遮断
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ライ 従魔 ハイプチスライムマジシャン
レベル:60
HP :2200
MP :12000
攻撃力:1260
守備力:5520
素早さ:3675
魔法 水 火 闇 光 土
固有能力 賢者
能力 硬化 物理抵抗 分裂 変化 魔力強化 魔法範囲拡大 連続魔法 自己治癒 気配遮断
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ドラゴ 従魔 ドラゴン
レベル:80
HP :33000
MP :10700
攻撃力:35910
守備力:36570
素早さ:24500
魔法 火 闇
固有能力 限界突破
能力 ブレス 飛翔 威圧 覇気 怪力 統率 自己治癒 物理抵抗 魔法抵抗 鉄壁 戦鬼
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