〜第四話〜 逃げろぉー!!
…この調子だといつか絶対ネタ詰まるなと思わないわけじゃない
けど当日の夜じゃないと調子出ないのさ!!
「なんでさ!なんでいきなり竜から逃亡しないかんのや!?」
「落ち着けカイン!口調が変だ!」
火球が風を切る
アーシュはそれを見て跳ぶ
「ぬぉわーーー!!危ねー!」
「見た感じ三体だな…」
そのとき二体がカインに向かって同時に火球を放つ
「ちっ!!」
片方の軌道から外れ、片方の軌道に乗る
「――――無空閃!!」
《何も纏わない》一閃が火球を断つ
「この際その技で突撃しねぇ!?うぉっ!」
「予備動作が長い!それに後一回が限度だ!よっ!」
「は!?なんで!?その技魔力要んの!?ぬぁぁあ!!」
「炎圧で剣が折れる!うぉわ!」
「あ〜なるほど!―――!」
魔力を剣に込める
それを避けきれない火球に振り下ろす
「―――ぐっ!」
「アーシュ!!ああもうクソっ!」
よろけるアーシュに火球が迫る
その時軽い突風が吹く
「!ラッキーだ!」
カインが無空閃の構えを取る
ただ無空閃のときと違い、今回は風を読んでいる
「無空―――波ぁ!!」
真空の刃が火球を断ち、その向こうにいる一体の竜の片翼をも断つ
片翼を失った竜は落下する
「グギャァァ!!」
パキン、と軽い音
「あ〜あ、やっぱ《波》もダメだったか」
剣は柄だけになった
「でも二体だったらいけるんじゃね?」
「お、アーシュ生きてたか」
「おかげ様でね、てかさっさと逃げたいと思うわけですが―――あり?」
「……………最悪だ」
空には四つの影
それに四つの赤い球
「「うわわわわわわわわ!!!」」
アーシュが叫ぶ
「いやムリムリ!四体ってシャレなんねーよ!マジで死ぬ!」
「うおっ!うわっ!ほっ!よっ!たあっ!ぬぁぁあ!!」
「おお、避けてら。ってうわっ!」
「そういやここって樹海だったよな!?こんなに火球出していいのか!?うおっ!!」
「確かに!燃えてねぇ!またこれも初心者補正か!?」
「だから何の話だ!うわっ!…て違うそうじゃない!ヤツらは火球を放っても大丈夫なとこにしか放ってこない!」
「マジか!わっ!とと………おおマジだ!サンキューカイン!」
竜は二人に一体ずつ襲い掛かる
「肉弾戦!?」
「よし!これなら…!アーシュ!一人でやれるか!?」
「見くびるなよー!てかオマエ武器ねーじゃん!」
「徒手空拳くらいできるさ!!」
竜のカギヅメがカインに振り下ろされる
カインはその竜の人で言えば手首にあたる部分を掴み
背負い投げの要領で木にたたき付けた
「グギッ!!?」
「ヒュ〜、てうわっ!」
金属音
アーシュの剣と竜のカギヅメが交差する
「うぉっ!」
距離を取る
「120%マジでやるかんな!
――Sword of thunder!――」
刀身が変わる
形を伴った雷へと
「うぉぉぉお!」
竜に向かって駆け出す
カギヅメを雷の刃でいなし、腹の下に潜り込む
「雷神剣!!」
竜の腹を穿った
「うしっ!てうわわっ!!」
火球が舞う
「うぉっ!?」
「オイカイン!なんでだ!竜がまた増えて無敵ゾーンが消えたぞ!」
「?………やべ」
「どうした!?うわぉ!」
「多分だが他の竜に周りの木を消された」
「あーそれで火事を気にせずに放てると!ぬぁー!」
「あ………囲まれた」
「カイン、これってまずくね?」
「どうしよう」
数多の竜が狙いを定める
「―――煌めけ―――」
それは第三者の声
「スターライト!!!」
勢いで出してます
要望があれば全力で応えるよ




