〜第11話〜 ゴーレム戦
展開のパターン化に戸惑う
「んで、廃墟に来たわけだが」
廃墟です
経緯?ここは廃墟です
「で…どこにいるんだ?」
「歩いてたら会いますよ、多分」
「展開ものすごく速いからな〜」
「そうですね、どこから現れてもおかしくないです」
「………なんかものすごく危険な気がする」
突然
カインの足元が暗くなる
「―――うお!!」
反射で跳ぶ
ドズンッ!!!
カインがいたところには小さなクレーターができていた
そこに立つおよそ6メートルの影
「でたな…ゴーレム!」
「え!?このゴーレム大きい!!」
「ん?そうなのか?」
「普通は3メートルから4メートルです!…て知らないんですか!」
「おう知らん!――そっち行ったぞ!」
ミラーナに殴り掛かる
それを十分に引き付けて横っ跳びで躱す
「ふっ!」
「おお、やるなー」
瞬間―ゴーレムの右手が開かれ、ミラーナに向ける
その手の平には魔法陣が
「―――!!」
放たれた火炎弾
咄嗟に両手をかざす
その両手から透明な壁らしきものが発生し、ミラーナをそれから守る
「(魔法を使った!?やっぱりこのゴーレムは普通じゃない!)」
「おい!また来るぞ!」
一気に間合いを詰めてくる
ミラーナはまだ存在するその壁を
「はぁっ!!」
飛ばした
「!?」
6メートルの巨体が吹き飛ぶ
しかし、ゴーレムは空中で体制を戻し着地と同時にカインに迫る
「当たるか!!」
その拳を紙一重で避けて懐に入る
「フンッ!」
斬りつけた
「…かてぇ!」
が、斬れるわけもなく止まったその刃を左手でわしづかみにされ
バギィ!!
折られた
「あ!ヒデェ!」
「ヒデェじゃないでしょ!」
いつの間にかミラーナが来ていた
そして例の壁でゴーレムを吹き飛ばす
「それ便利だな羨ましいぞオイ」
「その前に武器無いけど大丈夫?」
「大丈夫じゃない。徒手は痛いし攻撃手段があれしかない」
「あれって何?」
「初期魔法」
「ダメじゃないですか!」
「何おう!魔法力はそれなりにあるんだぞ!」
「いやいや!そんなに簡単じゃないでしょう!?ちゃんと生きて帰れるんですか!?」
「モチのロンだ!!」
「どこからそんな自信が………あ!来ましたよ!」
ゴーレムが走ってくる
「うわっ!足速っ!」
跳躍
カインを約50メートル先から踏み潰しにかかる
「すごっ!当たらないけど!」
そう言って背後から掌底を当てる
「うぉあああああ!!??」
「え?え!?」
6メートルの巨体が吹っ飛ぶ
しかしそれ以上にカインが吹っ飛ぶ
「いっつ……あーミスった。かなり久々だったからな〜」
「今の何ですか!?」
「威力を上げた。けど反作用でオレのが吹っ飛んだ」
「確かそういう魔法って莫大な魔力が必要なハズじゃ…」
「だからそれなりにあるんだって。てかアイツ動かねぇな。やったか?」
ゴーレムはうつぶせたまま動かない
しかし、突然起き上がり火炎弾を放つ
「!!」
ミラーナが《壁》を創りそれを弾く
そのまま飛ばそうとするが、ゴーレムは火炎を連射してくる
「くうっ!」
「おいミラーナ!二秒くらいヤツの動きを止めろ!」
カインがゴーレムに突撃していく
「わ、わかった。やってみる」
徹夜って辛いですね




