↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
埴輪と旅する女①【会津若松編】  作者: Mikiko


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
45/108

第045回

 『Mikiko's Room(https://mikikosroom.com/)』で連載した、会津若松への旅行記(原題は「単独旅行記Ⅶ」)です。

 この回のオリジナルは、↓のページに掲載しています。

https://mikikosroom.com/archives/49111342.html


 なお、「小説を読もう!」では、写真を2分の1サイズに縮小して投稿しています。

 フルサイズの写真は、上記オリジナルページをご覧下さい。

 特に断りのない写真は、わたしが撮影したものですので、ご自由にお使いください。


 なお、本文のみをまとめた総集編(後書きはありません)は、↓のページからご覧いただけます。

https://mikikosroom.com/archives/24257587.html


ハ「そんな木、何で植えたんや?」

み「今、これを街路樹に採用する自治体は、まずないだろうね。

 管理が大変すぎるのが分かったから。

 昔は、この樹名に惹かれた住民とかから、要望があったんじゃないの?」

ハ「どこに惹かれるんや?」

み「歌にあるでしょ。

 『鈴懸の径』」

ハ「島倉千代子か?」

み「それは『からたちの小径』だろ!

 でも、歌ったのは誰だったかな?

 ちょっと調べて」

ハ「……。

 灰田勝彦やて。

 えらい古いやないか。

 『野球小僧』、歌うた人や」

み「なんじゃそれ?」

ハ「知らんのかいな」

み「もう少し若い人たちには……。

 シューベルツの『風』だね。

 歌詞の中に、“プラタナスの枯葉舞う”ってフレーズがある。

 まさか、その木に……。

 毛虫がうじゃうじゃなんて、誰も考えもしなかったんじゃないの」


挿絵(By みてみん)

み「この木は、ずいぶん芽出しが遅いな。

 さっきのと、条件は同じはずなのに」

ハ「なんでや?」

み「ひょっとしたら、枯れちゃったのかも。

 毎年、こんな強剪定されてたらね。

 気の毒だけど……。

 仕方ないよな。

 伐採されないだけマシと考えなきゃ」


挿絵(By みてみん)

み「『ばんえつ物語』って、2000年から運行されてたのか。

 20世紀だよ。

 イチローが、まだオリックスにいたころじゃない」

ハ「普通、もっと早よ乗っとるもんやないんか?

 運行開始から、22年やで」

み「昔は、見るだけで楽しかったからね。

 新潟駅始発だったから、わたしの住む町も走ってた。

 日曜日には、よく写真を撮りに行ったものよ」

挿絵(By みてみん)

↑10年くらい前に、わたしが撮った写真です(残念ながら、リサイズした小さい画像しか残ってませんでした)。


み「でも今は、新津駅始発になったから……。

 わたしの町では見られなくなっちゃった」

ハ「何で、新津始発になったんや?」

み「新潟駅のホームが、高架化されたからだよ。

 SLだと、高架ホームへの傾斜が登れないの」

ハ「力ありそに見えるんやけどな」

み「SLは、パワー的には、ほんとに見かけ倒れ」

 昔、電車が走り始めたころ……。

 引っ張りっこさせたんだって。

 反対向きに繋げて、よーいドンで引っ張る。

 立ち会ったほとんどの人が、SLの圧勝と予想してたみたい」

ハ「違たわけやな」

み「電車の楽勝だったって」


挿絵(By みてみん)

み「再び帰って参りました、会津若松駅」

ハ「今日は、鉄道使うんか。

 そしたら、喜多方やな。

 ラーメン紀行」

み「わたしは、お昼は食べないの」

ハ「きんの(昨日)、食べてたやないか」

み「『鮭の焼き漬け』、一切れだけだろ」

挿絵(By みてみん)


み「あれはお昼じゃなくて、ビールのアテでしょ」

ハ「ものは言いようや」


挿絵(By みてみん)

み「駅に来た目的のひとつはこれ」

ハ「コインロッカーかいな」

み「ノートパソコンの入ったリュックを、ずっと背負ってたんじゃシンドイからね。

 300円で荷物預かってくれるんだから、ありがたいもんよ。

 さて、身軽になった」


挿絵(By みてみん)

み「もうひとつの目的は、ここ」

ハ「みどりの窓口やないか」

み「ちゃうちゃう」


挿絵(By みてみん)

み「目的は、こっち」

ハ「レンタサイクルか!

 なるほどな。

 せやけど、みんな借りられてたらどうすんのや?」

み「大丈夫。

 予約してあるから(https://www.aizukanko.com/traffic/888←から予約ページに進めます)。

 でもこれは、使えない可能性もあったのよ」

ハ「何でや」

み「お天気だよ。

 雨ザーザーだったら、乗れないでしょ。

 でも事前に、当日キャンセルしても大丈夫か聞いておいたからね」

ハ「大丈夫やったわけやな」

み「もちろん」


■磐越西線、祝全線復旧!

 2022(令和4)年8月3日。

 会津地方を襲った豪雨で、全長252メートルの濁川橋梁が崩落し……。

 以来、磐越西線は「喜多方―山都」間が不通になってました。

 しかし!

 2023(令和5)年4月1日、約8ヶ月ぶりに全線再開したんです。

 むしろ、8ヶ月で再開できたということが驚きでしたね。

 落ちた橋を見たときは、運行再開は……。

 5年、10年のスパンで考えなきゃダメなんだろうなと思ってました。

 ヘタすれば、廃線の議論まで起きるかもと案じてました。


 もちろん、橋を最初から造り直しててたんじゃ……。

 8ヶ月なんかで再開できるわけありません。

 新たに造ったのは……。

 鉄筋コンクリート製の橋脚1基だけだったそうです。

 崩落した橋桁は、耐久性に問題がないことがわかったので……。

 そのまま架け直したんだとか。

 この橋梁が造られたのは……。

 1910(明治43)年なんですよ。

 落橋する112年も前に造られた橋です。

 それが川に落ちても、そのまま架け直して使えたんです。

 歪みもしなかったということですよね。

 明治の土木技術、大したものです。


 さて、それでは「ばんえつ物語」の運行も再開されたかと云うと……。

 実は、まだなんです。

 C57形蒸気機関車の全般検査のため、今年の夏まで運行休止中だそうです。

 もっとも、この検査は、橋脚の崩落を受けて決定されたものではなく……。

 前々から予定されてたものでした。

 まだ、いつ再開するかのアナウンスはないようですね。

 しかし、夏までって……。

 夏休みもダメなんですかね?

 C57形蒸気機関車じゃなくても……。

 ディーゼル機関車とかで臨時運行できませんかね?

 わたしは、赤いDD51が大好きなんですよ。

 なんだか、ザリガニっぽいですよね。


 ところで、昨年ようやく再開した単独旅行ですが……。

 今年は、見送りとします。

 もちろん、体調とかの問題じゃありません。

 理由はひとつ。

 この『単独旅行記』の連載が終わらないからです。

 まだ、2泊3日の旅行の、2日目が始まったばっかりなんですからね。

 どう考えても、年内にさえ終わりそうもありません。

 なんとか、来年は旅行に出られるよう……。

 執筆を頑張りたいと思います。

 と言った舌の根も乾かぬうちにとは、このことですが……。

 来週の『単独旅行記』は、お休みとさせていただきます。

 代わりに、15周年のご挨拶を載せたいと思うので。

 今のわたしには、両方やる余力がないのですよ。

 ご了解下さい。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。