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埴輪と旅する女①【会津若松編】  作者: Mikiko


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第038回

 『Mikiko's Room(https://mikikosroom.com/)』で連載した、会津若松への旅行記(原題は「単独旅行記Ⅶ」)です。

 この回のオリジナルは、↓のページに掲載しています。

https://mikikosroom.com/archives/48749303.html


 なお、「小説を読もう!」では、写真を2分の1サイズに縮小して投稿しています。

 フルサイズの写真は、上記オリジナルページをご覧下さい。

 特に断りのない写真は、わたしが撮影したものですので、ご自由にお使いください。


 なお、本文のみをまとめた総集編(後書きはありません)は、↓のページからご覧いただけます。

https://mikikosroom.com/archives/24257587.html



挿絵(By みてみん)

↑写真を撮り忘れてました。『会津若松観光ナビ(https://www.aizukanko.com/)』さんの、こちら(https://www.aizukanko.com/spot/48)のページから、画像をお借りしました。


み「お、『白虎隊記念館』か。

 入ってみべい」

ハ「何語やねん」


挿絵(By みてみん)

み「いくらじゃ?」

ハ「大人400円やな」

み「お主は、タダじゃな」

ハ「当たり前や」


挿絵(By みてみん)

み「げ。

 窓口が閉まってる」

ハ「『四時閉館』やて」

み「まだ3時42分じゃないか」


挿絵(By みてみん)

ハ「入場は3時半までや」

み「むむ。

 遅かりし由良之助!」

ハ「なんで忠臣蔵やねん」

み「しかし、なじょしてそげん早かね」

ハ「何語や」

み「まさか……。

 早じまいして、酒を飲むつもりじゃあるまいな」

ハ「自分と一緒にすな。

 事前調査の不足やないか」

み「ま、いいわい。

 今回は、縁がなかった。

 もう一度、会津に来いということだな」

ハ「せやな」


挿絵(By みてみん)

み「さて、麓まで降りてきた」

ハ「これからどうすんのや?

 まだ4時前やで」

み「ホテルに帰る」

ハ「へ?

 もう帰るんか?

 ホテルから飯盛山まで、歩いて20分もかからんかったやないか。

 行きに素通りした、蚕養国(こがいくに)神社でも寄ったらどうや」

み「いや。

 気が急く」

ハ「何用があんねん?」

ハ「『白虎隊記念館』に習って……。

 早く帰って酒を飲む」

ハ「アホか!

 記念館の人はちゃうやろ」


挿絵(By みてみん)

み「バスで帰るぞ」

ハ「しかもバスかいな」

み「記念館の人が、もう酒を飲んでるかと思うと……。

 気が急いてならん」

ハ「飲んでへんっちゅうに」


挿絵(By みてみん)

み「運転手さんは女性だな」

ハ「えらいレトロなバスやったな」

み「会津若松市街には、『まちなか周遊バス』というのが走ってるの。

 2台あって、この青い“ハイカラさん”と、赤い“あかべぇ”。

 600円の1日フリー乗車券を使えば、街中観光が便利なんじゃ」

ハ「これは調べてあったようやな」

み「抜かりはない」

ハ「抜かりだらけやったやないか」


挿絵(By みてみん)

み「さぁ、ホテルにゴー」

ハ「もったいないわ。

 こないにええ天気やのに」


挿絵(By みてみん)

ハ「カラフルで、えらい洒落たあんな」

み「水戸岡鋭治か?」

ハ「んなわけあるかい」


挿絵(By みてみん)

み「渋滞した」

ハ「ただの信号待ちやがな。

 行きに渡った歩道橋のとこやないか」


み「よし、降りるぞ」

ハ「ホテルまで、まだやで」

み「いいの」


挿絵(By みてみん)

ハ「こないなとこで降りて、何すんねん。

 ホテルは、あっちゃに見えるビルやろ」

み「手ぶらで帰ってどうする。

 酒を仕入れにゃならんだろ」

ハ「それかいな」


挿絵(By みてみん)

み「ほれ、目指すファミマじゃ。

 ここで、さっきフロントでもらった……。

 ↓2,000円分のクーポンを使うわけじゃ」

挿絵(By みてみん)


ハ「こういう段取りだけは確かやな」


 ファミリーマートで、お酒と氷、翌日の朝食を仕入れました。

 合計、2,901円。

 でも、クーポンの2,000円が引かれたので……。

 支払額は、たっの901円。

 大満足でした。


■福島県の気候

 日本の夏場の気候は、北海道の釧路など一部を除けば……。

 列島全体で、さほど変わりがないんじゃないでしょうか。

 北海道でも、猛暑日がありますしね。

 でも冬の気候は、地域によって大きな違いがあります。

 その最たるものが、太平洋側と日本海側の違い。

 しかも、ぜんぜん気候の違う地域が、同一県内に存在する県もあります。

 新潟県などは、県全体、一律ですけどね。

 雪の量に違いはありますが、お天気が悪いことに関しては平等です。

 気候の違う地域のある県と云えば……。

 まずは、兵庫県じゃないでしょうか。

 南部の、神戸市、明石市、姫路市などは……。

 瀬戸内海に面した温暖な気候です。

 それに対し、北部の豊岡市などは日本海に面してます。

 気候も当然、日本海側気候です。

 北部地域は、豪雪地帯にも指定されてます。


 福島県も、気候の違う地域のある県です。

 県内の地域は、3つに分けられます。

 太平洋側から、「浜通り」「中通り」「会津」という縦割りです。

 でも、「浜通り」と「中通り」では、さほどの違いはないようです。

 大きく違うのが、「会津」。

 豪雪地帯です。

 新潟県は、県内の地域がみんな同じ気候なので……。

 他地域をうらやんだりする気持ちは起こりません。

 でも、福島県ではどうなんですかね?

 毎日の天気予報を見ていて……。

 会津の人は、浜通りが毎日晴れなことに腹立たしさを覚えないものでしょうか?

 わたしなら、ぜったいに妬んでしまうと思います。

 新潟県に生まれて良かったです。


 さて、最近、福島県の特殊性について、ひとつ知りました。

 それは、県内の市の人口について。

 県庁所在地の人口が、県内1位じゃない県は……。

 福島県、群馬県、静岡県、三重県、山口県の5つです。

 でもこのうち、福島県を除く4県は、県庁所在地の人口が県内2位です。

 福島県だけが、県庁所在地の人口が県内3位なんです。

 1位は、いわき市。

 2位は、郡山市。

 そして3位が、県庁所在地の福島市。

 といっても、そんなに差はないのですが。

 ちなみに、いわき市は、「浜通り」。

 福島市と郡山市は、「中通り」です。

 わたしは以前、郡山市は移住候補地にいいんじゃないかと思ってました。

 東京まで、東北新幹線で1時間半。

 新潟からも、磐越西線や磐越自動車道が通ってます。

 でも、ちょっと調べたら……。

 冬場、風が強いみたいなんですよ。

 冬に風があると、体感温度がぜんぜん違いますもんね。

 ということで今は、移住候補地には難しいかなと思ってます。


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