世界が夢から醒める前に
「やめろぉぉぉおぉぉぉ!」
ソウマの叫び声が響いた。
だが、その声はどこにも反響しなかった。
建物の壁にも。
崩れた石畳にも。
燃え盛っているはずの炎にも。
音はただ空間へ吸い込まれ、そのまま消えていく。
まるでこの世界そのものが、自分の声を受け取ることを拒絶しているようだった。
「っ――!」
ソウマは反射的に後退る。
目の前。
黒い人型が立っていた。
近い。
近すぎる。
輪郭は揺れている。
滲んでいる。
人間の形をしているはずなのに、見続けるほど形が曖昧になっていく。
黒い。
ただ黒い。
だが、その黒は闇ではなかった。
そこだけ世界から切り取られている。
そんな異様さがあった。
「来るな……!」
震える声で言う。
黒い人型は答えない。
ただ、一歩前へ出た。
――コツ。
足音。
その瞬間。
頭の奥でノイズが暴発した。
ジジジジジッ――。
「ぐっ……!」
視界が揺れる。
吐き気が込み上げる。
胃がひっくり返りそうになる。
呼吸が乱れた。
それでも目だけは逸らせない。
逸らした瞬間に終わる。
そんな確信だけがあった。
黒い人型がもう一歩近づく。
ソウマは歯を食いしばった。
戦うか。
逃げるか。
一瞬だけ迷う。
だが、先に本能が答えを出していた。
逃げろ。
戦えるものではない。
そもそも、戦える存在ではない。
「くそっ!」
ソウマは踵を返した。
全力で駆け出す。
石畳を蹴る。
すっかり止まってしまった世界の中を。
背後は見ない。
見ればそこで終わる気がしていた。
ただ走る。
全力で。
呼吸を荒げながら。
肺が痛い。
腹部の傷が軋む。
再生したばかりの右腕も鈍く痛んでいた。
それでも止まらない。
止まれば追いつかれる。
理由もなくそう思った。
――コツ。
背後。
足音が聞こえた気がした。
ソウマはさらに速度を上げる。
――コツ。
一定の間隔。
一定の速度。
走っている自分と違う。
焦りもなければ乱れもない。
ただ決まった歩幅で近づいてくる。
そんな音だった。
「っ……!」
ソウマは走った。
逃げるように。
その存在から逃げるように。
走る。
走る。
走る。
どれだけ走ったか分からない。
数分か。
数十分か。
時間の感覚も曖昧だった、その時。
ソウマの足がふと止まった。
「……は?」
息を切らしながら顔を上げる。
広場だった。
中央の広場。
崩れた噴水。
割れた石畳。
傾いた鐘楼。
見覚えがある。
いや。
見覚えどころではない。
ついさっきまでいた場所だった。
「なんでだよ……」
掠れた声が漏れる。
振り返る。
誰もいない。
黒い人型も見えない。
だが、間違いない。
ここは最初の場所だ。
あの、広場だ。
「嘘だろ……」
ソウマは呆然と立ち尽くした。
一本道だった。
何度も角を曲がったわけではない。
真っ直ぐ走った。
それでも、戻っている。
理解できない。
そもそも、ソウマ自身が理解を拒絶していた。
拒否よりも強い拒絶。
それがソウマの中にあった。
世界がおかしい。
そんなことはとっくに知っている。
しかし今のは――
異常という一言では片付けられない。
「……俺は、どこを走ったんだ?」
自分へ問いかける。
返事はない。
当然だった。
周囲には誰もいない。
人々は止まったまま。
避難民も。
騎士も。
炎さえも。
まるで一枚の絵画のようだった。
「……」
ソウマは荒い呼吸を繰り返した。
冷たい。
異様なほど。
ふと吐いた息が白かった。
「……は?」
思わず目を細める。
寒い。
今さら気付いた。
炎が上がっている。
建物は燃えている。
それでも、空気だけが異常に冷たい。
冬というレベルではない。
もっと深い。
骨の内側まで冷やされるような冷気だった。
ソウマは無意識に腕を擦る。
その瞬間だった。
違和感。
右腕。
再生したばかりの腕。
感覚が妙だった。
握る。
拳を作る。
そのはずなのに。
本当に握れているのか分からない。
「……なんだ」
右手を見る。
指は動いている。
見えている。
だが感触が薄い。
遠い。
まるで他人の腕を動かしているみたいだった。
ゾワッ……。
嫌な予感が胸を撫でる。
あの黒い滲み。
あれに触れた瞬間からだ。
確実に何かがおかしい。
「冗談だろ……」
声が震える。
右手を開く。
閉じる。
開く。
閉じる。
問題なく動く。
だが、感覚だけが曖昧だった。
そこに確かに存在していても、存在していないように感じる。
そんな矛盾した感覚。
ソウマはゆっくりと息を吐いた。
落ち着け。
考えろ。
焦るな。
ここで取り乱したら終わりだ。
そう自分へ言い聞かせる。
だが、静寂が重い。
あまりにも重かった。
人の声がない。
風もない。
世界から音そのものが消えている。
だから余計なことばかり考えてしまう。
「……リリアなら」
ふと、名前が漏れた。
一人旅になってからまだ数日しか経っていない。
しかし妙だった。
随分前のことみたいに感じる。
リリアならどうしただろう。
リリアなら――。
リリアと一緒なら――
そう考えた瞬間。
視界の端で何かが揺れた。
「――!」
反射的に振り向く。
誰もいない。
ただ、本当に一瞬だけ。
そこに銀髪の少女が立っていた気がした。
「……リリア?」
当然、返事はなかった。
静寂だけが残る。
ソウマはしばらくその場へ立ち尽くしていた。
銀髪は見えない。
人影もない。
ただ止まった街並みだけが広がっている。
「……疲れてるな」
掠れた声で呟く。
自分でも分かっていた。
まともな状態じゃない。
怪我。
疲労。
能力の反動。
そして最近続いている頭痛。
限界を越え続けた代償なのかもしれない。
しかし、さっきのリリアは、あまりにも鮮明だった。
姿だけではない。
空気の感じまで覚えている。
風に揺れる銀髪。
少し呆れたような笑顔。
「本当に見えた気がしたんだけどな……」
苦笑しようとして失敗する。
口元だけが僅かに動いた。
返事はない。
当たり前だった。
今のリリアは、ここにはいない。
あの場所で別れた。
自分で決めたことだ。
後悔はしていない。
していない、はずだった。
「……」
胸の奥が少しだけ痛んだ。
ソウマはゆっくり息を吐く。
白い息が広がる。
やはり寒い。
炎が止まっている。
熱も残っている。
それでも空気だけが冷え切っていた。
冬の寒さではない。
もっと根本的なもの。
世界そのものから熱が失われているような冷たさだった。
「何なんだよ……ここ」
誰へともなく呟く。
返事はない。
代わりに、頭の奥でノイズが鳴った。
ジジッ。
小さい。
だが確実に。
以前より明確だ。
耳鳴りではない。
もっと深い場所。
脳の奥――
思考そのものへ混ざってくるような不快感がソウマをじわじわと蝕んでいく。
まるであの黒い染みのように。
ソウマは眉をひそめる。
最近ずっと続いている。
能力が発動した後だけではない。
何もしていない時ですら鳴る。
視界がズレる。
現実感が薄くなる。
人の輪郭が揺れる。
そして、時々ないものが見える。
「……」
嫌な想像を振り払うように頭を振る。
その時だった。
右手へ違和感が走る。
「……?」
再生したばかりの右腕。
ソウマはゆっくり拳を握った。
感覚が薄い。
握れている。
見えている。
だが、本当に握れているのか分からない。
「またか……」
もう一度握る。
開く。
握る。
開く。
動く。
問題なく動く。
それでも、右腕一本だけ、自分の身体から切り離されているかのような感覚がある。
遠い。
酷く遠い。
まるで他人の身体を借りているようだった。
ゾワッ。
背筋へ嫌なものが走る。
脳裏に浮かぶ。
黒い滲み。
足元を這っていた異常。
そして――
触れた瞬間の感覚。
「……っ」
ソウマの顔色が変わる。
思い出したくない。
あれは痛みではなかった。
もっと別の何かだった。
自分という輪郭が削られるような。
存在そのものを引っ張られるような。
そんな感覚だった。
「存在ごと……」
思わず呟く。
右腕を見る。
ちゃんとある。
動いている。
だが、本当にそうなのか。
確信が持てなかった。
その時。
カラン――。
小さな音が響く。
ソウマは顔を上げた。
足元だった。
銅貨。
一枚の銅貨が石畳の上を転がっている。
「……は?」
思わずしゃがみ込む。
止まった世界。
人も。
風も。
炎も。
全て止まっている。
それでも、銅貨だけが動いていた。
ゆっくりと。
本当にゆっくりと。
転がるというより、何かに引かれている。
「……どこに」
目を細める。
銅貨は進み続ける。
その先にあるのは――
王城だった。
アストレアル中心部。
街の奥。
そこへ向かっている。
ソウマは黙り込む。
嫌な予感しかしない。
だが、違和感はそれだけではなかった。
目を凝らすと――
灰。
破れた紙切れ。
折れた木片。
止まっているはずの世界の中で、僅かに動いている物があった。
全部同じ方向。
王城。
街の中心。
まるで巨大な流れが存在しているような動きだった。
「……おいおいおい」
喉が鳴る。
何かがある。
この停止世界の中心に。
決して自分の能力ではない。
そんな確信があった。
今までの停止世界とは違う。
決定的に違う。
時間が止まっただけなら説明できない。
街そのものが変質している。
現実そのものが別物になっている。
「俺の能力じゃない……!」
思わず言葉が漏れる。
その瞬間だった。
――コツ。
足音。
ソウマの全身が硬直する。
聞き間違えるはずがない。
あの足音だった。
静寂の中。
一定の間隔で響く音。
ゆっくり。
正確に、まるで最初から距離が決まっていたかのような足取り。
――コツ。
――コツ。
近付いてくる。
ソウマは動けなかった。
振り返るべきか。
逃げるべきか。
身体が判断を拒絶する。
冷や汗が流れる。
頭の奥でノイズが強くなる。
ジジジジッ――。
足音が止まった。
近い。
嫌なほど近い。
だが、振り返れない。
振り返った瞬間に何かが終わる気がした。
ソウマはゆっくり顔を上げる。
目の前。
崩れた建物の窓ガラス。
そこへ映っていた。
自分の背後。
数歩後ろ。
黒い人型が立っている。
輪郭が揺れていた。
滲んでいた。
だが。
さっきよりも近い。
遥かに近い。
そして、ガラス越しに見たその影は。
ほんの一瞬だけ。
笑ったように見えた。
「……なんなんだよ、あいつは」
ソウマは足を止めた。
「理解出来ない……!気持ち悪りぃ……!」
通りの中央。
そこだけ空気が歪んでいた。
いや、歪んでいるという表現も正しくない。
世界そのものが揺らいでいる。
石畳。
崩れた建物。
止まった炎。
全てが存在している。
だが、その一角だけは輪郭が曖昧だった。
まるで現実へ別の景色が重なっているように。
「――っ!」
ソウマは息を呑む。
その奥に、誰かが立っていた。
人影。
背丈は自分と同じくらい。
細身。
黒い服。
距離が遠いせいか顔は見えない。
ただ、既視感があった。
「……誰だ」
呼びかける。
返事はない。
人影は動かない。
ただこちらを見ている。
ソウマはゆっくり歩き出す。
近付けば分かる。
そう思った。
十歩。
二十歩。
距離が縮まる。
近づいているはずだ。
近付いているはずなのに。
影との距離は変わらない。
「……は?」
足を止める。
人影は遠いままだった。
まるで景色の向こう側に固定されているように。
「ふざけんなよ……」
嫌な汗が流れる。
この世界は距離すら信用できない。
そう思った瞬間。
人影の輪郭が揺れた。
ノイズ。
テレビの砂嵐のような歪み。
その次の瞬間。
人影は消えていた。
「――!」
ソウマの目が見開かれる。
消えた。
本当に。
何の前触れもなく。
「おい!」
叫ぶ。
それでも、広場にただその叫びが響くだけ。
静寂だけが広がる。
ジジジジッ――。
頭の奥のノイズが強くなる。
吐き気。
眩暈。
視界の揺れ。
ソウマは反射的に額を押さえた。
その時、ソウマは気づく。
王城の上に、何かが立っている。
黒い、人型。
だが今まで見た黒い人型とは違う。
もっと大きい。
もっと歪だ。
輪郭そのものが空へ溶けている。
まるで世界の傷口のように――
「っ――!」
視界が戻る。
ソウマは大きく息を吸った。
肺が痛い。
心臓が暴れている。
額から汗が流れていた。
「なんだよ、今の……」
幻覚ではない。
そんな確信があった。
見せられている。
誰かに。
何かに。
知らない景色を。
「……」
その時だった。
右腕へ激痛が走る。
「ぐっ!?」
ソウマが膝をつく。
再生した右腕。
そこから先の感覚が一瞬消えた。
腕がある。
見えている。
だが存在していない。
そんな感覚。
輪郭が曖昧になる。
指先が霞む。
本当に一瞬だけ、腕そのものが透けたようにすら見えた。
「なっ……」
呼吸が乱れる。
あり得ない。
傷ではない。
再生不良でもない。
もっと別の何かだった。
侵食。
その単語が脳裏へ浮かぶ。
黒い滲み。
あれに触れた瞬間。
何かが入り込んだ。
そうとしか思えなかった。
「くそ……!」
ソウマは無理やり立ち上がる。
じっとしているのは危険だ。
本能がそう告げている。
この世界へ長くいればいるほど、自分は削られていく。
その確信だけがあった。
急げ。
出口を探せ。
今すぐ。
ソウマは再び歩き出す。
王城方向へ。
その背後で、誰かの声が聞こえた気がした。
『近い』
ソウマの足が止まる。
振り返る。
誰もいない。
だが、今のは確かに聞こえた。
男でも女でもない声。
感情のない声。
夢の中で聞いた声。
あの暗闇で聞いた声だった。
『思ったより』
静寂。
『近いね』
ソウマの背筋へ冷たいものが走った。
呼吸が止まる。
「……どこだ」
掠れた声が漏れる。
返事はない。
静寂だけが残る。
ソウマはゆっくり周囲を見回した。
誰もいない。
崩れた建物。
止まった炎。
動かない避難民。
変わらない。
何も変わらない。
だが、確実に何かがいる。
見えていないだけで。
「出てこいよ……」
自分でも驚くほど声が震えていた。
返事はない。
その代わり。
ジジジジッ――。
頭の奥のノイズが強くなる。
視界が揺れる。
世界が歪む。
建物が伸びる。
石畳が波打つ。
「っ……!」
ソウマは反射的に壁へ手をついた。
呼吸が乱れる。
吐き気が込み上げる。
足元が不安定だった。
まるで船の上へ立っているかのような感覚。
現実感そのものが崩れている。
その時だった。
右手へ違和感が走る。
「――!」
ソウマの顔色が変わる。
再生した右腕。
指先が薄くなっていた。
消えかけている。
しかし、見えている。
ただ存在感がないだけ。
輪郭だけが曖昧になっている。
蜃気楼のように揺れていた。
「ふざけるな……」
反射的に握る。
感覚がない。
握っているはずだ。
握っているはず――
だよな?
冷や汗が流れる。
「……出口だ」
ソウマは歯を食いしばった。
出口を探さなければならない。
今すぐに。
そう思った瞬間――
前方。
王城方向の――
空気が揺れた。
「……?」
ソウマは顔を上げる。
遠く、見えた。
王都アストレアルの中心部。
巨大な白城。
そこだけ世界の色が違う。
黒い。
夜ではない。
闇でもない。
説明できない黒色だった。
見たことのないほど深く、濃い。
そこだけ景色が欠けている。
そんな異様さがあった。
そして、周囲の全てが、そこへ流れている。
灰。
紙切れ。
石片。
黒い滲み。
何もかも。
ゆっくりと、王城方向へ吸い寄せられていた。
「なんだよ……あれ」
喉が鳴る。
近付きたくない。
本能が拒絶している。
だが、ソウマは気付いていた。
あれが中心だ。
この世界の。
この異常の。
全ての中心。
「……行くしかない、のか」
自分へ言い聞かせるように呟いた。
足を踏み出す。
一歩。
二歩。
その時だった。
――コツ。
足音。
ソウマの身体が硬直する。
近い。
今までで一番近い。
背後だった。
反射的に振り向く。
誰もいない。
誰も見えない。
しかし――
窓ガラス。
止まった水面。
崩れた金属板。
風景を映す物全ての中で――
黒い人型が立っていた。
「……っ!」
呼吸が止まる。
(増えている……?)
いや――
違う。
一体だけだ。
だが、どこへ行っても映る。
鏡面。
ガラス。
金属。
影。
映り込む場所全てに――
黒い輪郭が存在していた。
まるで、世界そのものへ染み込んでいるかのように。
『見えているんだね』
声がする。
ソウマの全身が強張った。
今度ははっきり聞こえる。
『思ったより早かった』
「何なんだよ……お前は」
震える声でソウマが聞いても、返事はない。
『まだ』
静寂。
『壊れていない』
ノイズが爆発する。
ジジジジジッ――!
「ぐあっ……!」
膝をつく。
視界が歪む。
世界が崩れる。
その瞬間。
見えた。
見えてしまった。
王城。
崩壊しかけたアストレアル。
黒い空。
そして。
王城の上に立つ一人の影。
――
黒髪。
剣。
疲れ切った顔。
妙な既視感があった。
「あ……」
息が止まる。
似ている。
まるで鏡を見ているかのように。
その瞬間。
人影がこちらを見た。
視線が合う。
そして。
口が動いた。
『次は』
世界が激しく揺れる。
建物が軋む。
空間が割れる。
止まっていた炎が砕ける。
石畳へ亀裂が走る。
「なっ……!」
ソウマは立ち上がる。
嫌な予感がした。
本能が叫んでいる。
ここが終わる。
この世界そのものが。
『もう時間だ』
声が響く。
次の瞬間。
王城方向から巨大な亀裂が走った。
空間そのものが裂ける。
黒い裂け目。
底の見えない闇。
それが街全体へ広がっていく。
ソウマの顔から血の気が引いた。
「お……い……」
逃げなければならない。
だが足が動かない。
世界が崩れている。
空間が剥がれている。
現実そのものが壊れていく。
『また会おう』
その言葉と同時に。
足元が消えた。
「――っ!」
ソウマの身体が闇へ落ちる。
上も下も分からない。
光もない。
音もない。
ただ落ちていた。
永遠のような、暗闇の中を。
【お知らせ】
レビュー五件目をいただきました。
北十字星様、25話について書いていただき感謝申し上げます。
これからも共にこの記録を見届けられることを祈っています。
【作品について】
一度31話以降を大幅に差し替えて再投稿させていただきます。
申し訳ございません。
【今回の小ネタ】
人間の脳は理解できないものを見ると、無理やり意味のある形へ変換しようとします。
雲が動物に見えたり、暗闇で人影を見間違えたりするのもそのためです。
逆に言えば、「何かがいる気がする」のは脳の正常な働きだったりします。
……もちろん、本当に何もいなければの話ですが。
【終わりに】
今後の投稿頻度は少しずつ上がると思います。
ぜひ最後まで見届けていただけると嬉しいです。
では、また次回お会い出来ることを願って。




