表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
11/16

数千の聖なる光の矢

あらすじ

アンヌプリの最高峰で、御玉は聖なる杖『破邪顕正』を手に、巨大な黒い翼と魔槍『煉獄の咆哮』を操る魔神・焔と対峙します。焔は実母の肉体を盾に不敵な笑みを浮かべ、空間を焼き尽くす黒炎で襲いかかりますが、覚悟を決めた御玉は幾何学文様の光の結晶障壁でこれを防ぎ、巫女とは思えぬ神速の攻防で魔槍を弾き返します。母の魂を弄ぶルシファーを絶対に許さないと誓う御玉は、杖の先端から数千の聖なる光の矢を放射状に放ち、焔の黒い翼を焼き焦がしてダメージを与えます。激高した焔が琵琶湖の霊力と皆既日食のエネルギーを解放し、山頂を丸ごと飲み込む闇の炎の竜巻を発生させるなか、御玉は『龍神の翡翠』を太陽の如く真緑に輝かせ、始まりと終わりの地で世界を永遠に浄化すべく杖を天高く掲げ、光と闇の激突が極限へと達するのだった。

【蝦夷・アンヌプリ山頂祭壇(夜・極闇の中)】

暗黒の風が吹き荒れる、アンヌプリの最高峰。

御玉みたまは、かつての迷いを完全に捨て去った、

凛とした瞳で魔神・ほむらを見据えている。

その手には、翡翠の宝玉が神々しく脈動する聖なる杖

破邪顕正はじゃけんしょう』。

ほむらは、巨大な黒い翼を羽ばたかせ、

禍々しい暗黒の業火を纏った獄炎魔槍

『煉獄の咆哮れんごくのほうこう』を狂おしく回転させる。

焔「ふははは! 実の母をその手で殺める覚悟ができたか、なよ竹の巫女よ! だが、魔神となった私に勝てると思うな!」

焔が猛然と突進する。槍の先端から放たれるのは、空間を焼き尽くす黒炎の波動。

御玉「……我が身に宿る神々の血よ、今こそ大いなる平和の盾となれ!」

御玉は迷うことなく杖『破邪顕正』を地面に一突きする。

瞬時に展開される、真緑の幾何学文様が描かれた光の結晶障壁。

ズドォォォォン!! という大爆発とともに黒炎が障壁に衝突し、

周囲の雪を一瞬で蒸発させる。

煙を突き破り、焔が直接魔槍を突き出してきた。

御玉は杖を翻し、槍の穂先を「カァン!」と乾いた音を立てて弾き返す。

巫女とは思えぬ、神速の攻防。

焔「何だと……!? 先ほどまでの精彩を欠いた動きはどうした!」

御玉「私はもう迷いません! 母の魂を弄び、

世界を闇に染めようとするあなたを……私は絶対に許さない!!」

御玉の杖『破邪顕正』の先端から、

数千の聖なる光の矢が放射状に放たれる。

焔は黒い翼を盾にして防ぐが、聖なる光の雨は翼を焼き焦がし、

魔神の肉体に確実にダメージを与えていく。

焔「ぐ、おおおおおっ!! 舐めるな、小娘がぁぁぁ!!」

激高した焔が、

琵琶湖の霊力と皆既日食のエネルギーを限界まで解放する。

魔槍『煉獄の咆哮』が、

これまでの何倍もの巨大な闇の炎の竜巻へと変化し、

アンヌプリの山頂を丸ごと飲み込もうと渦巻く。

だが、御玉の足元は一歩も揺るがない。

彼女の胸の『龍神の翡翠』が、まるで彼女の覚悟に呼応するように、

太陽をも凌駕するほどの真緑の輝きを放ち始める。

御玉は、杖を両手で天高く掲げる。

その姿は、世界の終わりと始まりを司る女神そのものであった。

御玉「ここが始まりと終わりの地……。焔、あなたの闇を、今ここで永遠に浄化します!」

御玉の神聖なオーラと、焔の圧倒的な暗黒の炎が、山頂で真っ向から激突し、

光と闇の限界を超えた中空となった。


この作品は「私にキスできますか?」の作中作品です。

付録ですので、とても緩く放置おねがいします。

今後、記載する表現に関して、常識に基づいて気をつけて参りますが、

もしもを考慮して15歳未満閲覧非推奨を設定させて頂きます。

こちらに何か落ち度がございましたら、お知らせ願います。


御玉みたま

なよ竹の巫女。

山賀サンガの娘・朱音あかね

孟竹林の「光る酒」を飲んで授かった神秘的な少女。

生まれた時から『龍神の翡翠』を握っていた。

神々しい美しさを持つ。


進次郎しんじろう

蒼き狼の剣士

腕に青い狼の痣を持って生まれた最強の忍び。

御玉と深く愛し合い、彼女から託された神剣を手に戦う。


ほむら

堕天使ルシファーの変異体

歴史上の悪女(趙姫、西太后など)に乗り移り、世界支配を目論んできた巨悪。

永遠の命を得るため、翡翠と「かぐやの血(御玉の血)」を狙う。


三蔵さんぞう

山賀の生き残り。御玉の最期を看取り、彼女の遺志を継ぐ忠実な仲間。


大和やまと

『日いずる国』の 『約束の地』であり、『その時を待つ場所』。大いなる平和を甘受する土地の意。


※山賀、伊賀、甲賀

四散したイスラエル10支族の末裔。山賀は神官兵団に近い。伊賀、甲賀は守護騎士団に近い。主に忍びである。聖櫃アークとその中の秘宝「十戒の石板」を守る。


※守人

四散したイスラエル10支族の末裔。蝦夷を目指し、『始まりと終わりの地』であるアンヌプリにて、『 守人』となった。武装した山伏のようなイメージ。


※龍神の翡翠

善悪の根源にて真実の結晶体。『最後の審判』であるグレート・リセットを引き起こす事が可能な唯一無二の宝石。


※『空斬刺鏡くうざんしきょう

神剣。神託を得て御玉みたまが打った剣。

『無』をも切り裂く『絶空ぜっくう』を起こす。

他の忍びは刀だが、これは直剣である。


※『破邪顕正はじゃけんしょう』。

御玉みたまの聖杖。

不正な教えや邪悪なものを打ち破り、正しい道、すなわち正義を明らかにする杖。

聖なる光を放ち、悪魔の闇を一瞬で払う。


獄炎魔槍ごくえんまそう『煉獄の咆哮れんごくのほうこう

ほむらの槍。

ソドムとゴムラの怨念の炎を纏っている。


※最後の審判

『始まりと終わりの地』アンヌプリにて引き起こせるグレート・リセット


※イオマンテの秘儀

守人の力によって作られる結界。


※なよ竹の巫女

御玉みたま


※蒼き狼の剣士

進次郎




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ