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ラーメン一杯が俺を強くする!〜最弱拳士から最強魔拳士へ〜  作者:
第一章最弱の拳士

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8/33

八杯目

「ただいまー」



ドサッ。



ベッドに腰を下ろし、天井を見上げる。



「……やばくないか、この能力」


 

ラーメンを食べるだけで、能力が上がる。



単純計算でも――



一日三食で、+30。

一年で、10950。



魔力も含めれば、その倍。



「……21900?」



思わず乾いた笑いが漏れる。



「モンスターとも戦わずに、これかよ……」


 

安全に、確実に、強くなれる。



そんなの――



「チートだろ」


ぽつりと呟いた。



……と同時に、背筋が少しだけ冷える。



「いや、逆に怖ぇな」



うますぎる話には、裏がある。



「……まぁいい」



考えても仕方ない。



「とりあえず検証だな」



現時点で分かっていること。



醤油ラーメン → STR+火魔力

味噌ラーメン → VIT+土魔力



「他のラーメンはどうなる?」



塩は?

とんこつは?

トッピングは関係あるのか?



「……気になること多すぎる」


 

「ただいまー」



玄関から母さんの声が聞こえた。



「……よし」



もう一つ、試せることがある。



「母さんおかえり」



「おかえり弥彦。どうしたの?」



「今日の夕飯、昨日と同じ醤油ラーメンがいいんだけど」



「いいけど……そんなに気に入ったの?」



「まぁ、ちょっとハマっててさ」



「ふふ、珍しいわね。じゃあすぐ作るわ」


 


――数分後。



「ふー、ふー」


「ズズッ」



昨日と同じ味。



正直、少し飽きてきている。



(……これでどうなる?)


味よりも、結果の方が気になっていた。


 


「ごちそうさま」



食べ終えて、すぐに部屋へ戻る。



「ステータス」


画面を開く。



「……ん?」



目を細める。


STR +5

火魔力 +5


「……は?」

 


昨日は+10だったはずだ。



「なんで半分になってる……?」



同じ醤油ラーメン。


条件は同じはず。



「……いや、違う」



ゆっくりと思考を巡らせる。



「同じだから、か?」



もし――



「同じラーメンを連続で食べると、効果が減る……?」



さっき感じた“違和感”が、形になる。



チートだと思った力。



だが――



「ちゃんと制限、あるじゃねぇか」



むしろ、その方が納得できた。



「……面白くなってきたな」



ラーメンの選び方で、強さが変わる。



つまりこれは――


 

「どう食うかで、強さが決まるってことか」


 


胸の奥が、少しだけ高鳴った。



STR 60→65   AGI 40

VIT 50   DEX 20

LUK 100   MND 220

火魔力 10→15  風魔力 0

土魔力 10    水魔力 0

光魔力 0   闇魔力 0

称号:三食ラーメン(笑)


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