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ラーメン一杯が俺を強くする!〜最弱拳士から最強魔拳士へ〜  作者:
第一章最弱の拳士

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7/33

七杯目


「ミーン、ミーン」


「あっちー……」


今日も、暑さで目が覚めた。 


「ステータス」


半透明の画面を開く。



「……はぁー」



職業は昨日と同じ【魔拳士】。


ステータスも下がってはいない。



とりあえず――夢じゃなかったらしい。

 


「条件は……やっぱり三食ラーメンだよな」



あの称号。


【ラーメン三食】



偶然とは思えない。



だが――



「それにしては、上がり方がショボすぎる……」


 

STR+10

火魔力+10



これだけじゃ、総合値1000には遠く及ばない。



「……他にも条件がある?」



考えても分からない。



「……なら、試すしかないか」



結論はシンプルだった。



「今日もラーメン食えば分かるだろ」



俺は考えるのをやめて、バイトの準備を始めた。



――――――――



「いらっしゃいませー」



ピッ、ピッ、ピッ。



いつも通りレジを打ちながら、ふと手元の商品に目がいく。



【味噌バターコーンラーメン】


 

「……これもラーメンか」


 

レンチンタイプ。


今まで気にしたこともなかった。


 

(これでも条件、満たせるのか?)



新しい仮説が頭に浮かぶ。


 

そのまま俺は、ラーメンのことを考えながらバイトを終えた。


 


――――――――



「いらっしゃいませー」



二日連続のラーメン天海。



検証するなら、ここが一番いい。



「今日は……味噌だな」



昨日とは違う味。



「赤味噌、バターコーントッピングで」


 


「お待たせしました」



目の前に置かれた一杯。



味噌の香りに、溶けかけたバターの甘い匂いが混ざる。


 

「いただきます」



「ズズ……」



濃厚な味噌。


そこにバターのコク。



「……うまっ」



自然と笑みがこぼれる。


 


「ズズッ……」



夢中で食べ進める。



(これで、何か変わるのか……?)



――――――――


 


「ふぅ……ごちそうさまでした」


 


店を出て、歩きながら――


 


「ステータス」


 


画面を開く。


 


「……え?」


 


思わず足が止まった。


 


総合ステータス値 500 → 520


 


「……増えてる」


 


視線を細かく落とす。


 


VIT 40 → 50

土魔力 0 → 10


 


「……は?」


 


昨日は火。


今日は土。


 


つまり――


 


「食べたラーメンで、上がる属性が変わる……?」


 


脳裏に、さっきの一杯が浮かぶ。


 


味噌。バター。コーン。


 


「……土属性っぽい、か」


 


「いや待て」


 


もしこれが本当なら――


 


「ラーメンの種類で、強化内容を選べるってことか……?」


 


心臓が、ドクンと大きく鳴った。


 


今まで届かなかったはずの「1000」という数字。


 


その壁が――


 


少しだけ、現実味を帯びた気がした


STR 60   AGI 40

VIT 40 →50   DEX 20

LUK 100   MND 220

火魔力 10  風魔力 0

土魔力 0→10  水魔力 0

光魔力 0   闇魔力 0

称号:三食ラーメン(笑)


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