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ラーメン一杯が俺を強くする!〜最弱拳士から最強魔拳士へ〜  作者:
第一章最弱の拳士

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十九杯目


次の日俺は母さんと学校へ向かった。


学校側の配慮で登校時間と被らないように朝10時から校長室で探索庁の人と会うことになった。


ピンポーン


「おはようございます。

一年の嶺崎です」


「はい。

今行きます」


ガチャ


出てきたのは原先生だった。


おそらく事情を知ってる先生が校長室まで案内するかたちにしたのだろう。


「原先生おはようございます」


「嶺崎さんおはようございます。

弥彦もおはよう。

すでに探索庁の方は来られていますのでこれから校長室に案内します」


原先生の堅い挨拶を聞き校長室まで案内される。


コンッコンッ


「どうぞ…」


「失礼します」


「失礼します」


一拍置いて母さんに続いて俺も入室する。


「この度は息子の弥彦がご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした。

私も息子の事情は知っていたのにも関わらずこのようなことが起こるとは考えが及ばず、浅慮を恥じるばかりです。

本当に申し訳ございませんでした」


「申し訳ございませんでした」


母さんに合わせて俺も一礼する。


「はい。

謝罪を受け取らせて頂きます。

今回は幸いにも怪我人などは出ませんでした。

ですがもしかしたら誰かが重篤な怪我をしたかもしれない状況でもありました。

それほどに戦闘職のある子とない子とでは能力の違いがあります。

今後は十分に気をつけてください。


「はい。

申し訳ございません」


「申し訳ございません」


「それでは謝罪はこのくらいにしてこちらの方が嶺崎さん達とお話をしたいと」


校長先生の隣にはスラっとした体型で少し茶色のショートヘアの綺麗なお姉さんが立っていた。


「初めまして私は探索庁新潟支部管理課課長の柊と申します」


課、課長?

なんでそんな偉い人が来ているんだ?

…これ思ってるより大事になってないか?


「初めまして嶺崎と申します。

隣は息子の弥彦です。」


「初めまして弥彦です」


「ふむ…君が話の子か」


校長室に入ったときからこの人の視線は感じていたが頭からつま先まで値踏みするかのように見られる。


いくら綺麗なお姉さんでもこの視線は嫌だな…。


「その…息子が退学になるかもしれないとお話を伺ったのですがその話は探索庁とどのような関係があるのでしょうか?」


母さんが俺も思っていた疑問を聞いてくれた。


「そうですね順番に説明していきますがまずは弥彦君のお話をお聞かせ願えますか?

校長先生にも退室して頂き聞くのは私だけです。

もちろん秘密保持契約を交わしてからになります」


「秘密保持契約…ですか?」


「はい。

ここで聞いた内容を外部に漏らした場合、法的責任が発生する可能性があります。

もちろん今回は私が誰かに話した場合ですが」


「どうしてそんな物を?」

母さんが柊さんに聞く。


「今回のいきさつを聞いた限り弥彦君の職業の話は知っている人が少ない方がいいと思ったからです。

珍しい職業の場合それを悪用しようと思う輩もいますから」


「なるほど…

わかりました」


「では私は退室します…

お話が終わったら呼んでくだされ隣の部屋にいますので」


「わかりました。

校長先生ありがとうございます」


「ではごゆっくり」


バタン


校長先生が退室した。


「それではまず秘密保持契約を交わした後にお話を聞かせていただきます」



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