酔った勢いでの異世界生活74 凄い奴
壁lー゜)ヒッソリ のんびりまったりヒッソリ更新・・・凄い奴は身近にいるのだ!
シンシアのギルドで報告を終えた俺達は森の祝福で夜食を取る事にした。ギルド内ではエル君のランクがEに上がった事に驚いてる人たちは居たが、例の追放した3人は居なかったので、エル君もそのまま俺達としばらく行動することにしたのだ。
「ダイスケ様、お疲れ様です~」とアルシアさんに席に案内されそのまま食堂の席に座る。「そちらの方は・・・」と促されたのでエル君が「僕はエルと言います!ダイスケさん達にはお世話になってます」と自分で自己紹介をしていた「私はアルシアと言います。よろしくね」とアルシアさんが微笑むとエル君は顔を真っ赤にしながら「は、はい!よろしくお願いします!」と答えていた。
朝食の際は緊張していたのと接触が無かったので2人は自己紹介していなかったのだが、エル君のアルシアさんへの反応が初々しくて面白い。アルシアさんって美人だからね。ミカとユウコも2人を見て微笑んでいた。そして食事をしながら会話をしていたのだが・・・
「ダイスケさんって凄いですよね。本当に凄い人です!」と、エル君が興奮したように言うと「私はダイスケより凄い人は見た事ないよ」とミカも続く「俺より凄い奴なんていくらでもいるって」と俺が少し照れながら答えると、こちらをじーっと見ながらユウコがボソッと「じゃあ誰か試しに言ってみてよ」と呟いたので俺は語る事にした。
「よろしい。これは俺の昔話になるのだが・・・自動車会社の寮生活・・・ってこれはミカとユウコにしか解らないか、えっと当時の俺は、他人に凄いと言われる人間になりたいと思っていたんだ。それで俺が会社の男子寮のベランダで、凄いって言われるのはどんな人だろう?他人がなかなかできない事を平然とやってのける人。うん、凄い人って言うのはそう言う人だ。と考えがまとまって、よし!これからはそう言う人を目指そう!って思ったまさにその時・・・」
エル君とミカとユウコがごくりと息を飲む音が聞こえたので、一呼吸おいて続きを語る「隣で布団を叩く音がしたんだよ。俺は考え事をしていたので慌てて隣を向いてそいつを見て、その瞬間叫んだんだよ。凄い奴だ!って」俺がそれを語ると、3人は茫然としてユウコが「へ?何が凄いの?」と呟いていた。
「そいつは服を着ていなかった。つまり、全裸で布団を叩いていたんだ。俺には絶対にできない事を平然とやってのけたんだ。凄い奴だろう」そう締めくくると、ミカとユウコが爆笑していた。エル君は不思議そうな表情をしていた「凄いけど、絶対マネしたくないね」「開放的な気分だったのかな~?」と、ミカとユウコが笑いをこらえながら話している。
「つまり、俺が言いたいのは、凄い奴なんていくらでもいるって事だよ」と締めくくったのだが「えっと、それでダイスケも裸で布団を叩くようになったの?」と笑いをこらえつつ顔を真っ赤にしたミカが言うので、俺は慌てて「いやいや、絶対無理だから」と答えたのだった。
そして、食事を終えた俺達は、エル君の分の部屋も取って3人でおやすみの挨拶をして部屋へと戻り眠りについた。
壁lー゜)ヒッソリ 長期休養すると話を忘れてしまう…。




