酔った勢いでの異世界生活64リンゴさんは赤い
壁lー゜)ヒッソリ それでもリンゴは赤かった・・・。
「ミカ、ユウコおはよ~」「「おはよ~ダイスケ」」起きて部屋から出たら、ちょうど2人が出てきたので挨拶を交わす「はい、ミカ今日の魔導書はバインド(束縛)だよ。これは敵を拘束するのに使えるかな?盗賊なんかを捕らえた時にも便利かも?」と、俺が言うと「ありがとうダイスケ」と、にっこり笑って受け取りアイテムボックスにしまっていた。そして、そのまま3人で食堂へと向かい、アルヴィーさんとアルシアさんとも挨拶を交わして、朝食をとった。相変わらず俺達の食事担当はアルシアさんだ。今日はシンシアの街を散歩しようとの事になり、アルヴィーさんとアルシアさんに「行ってきます」と挨拶すると、アルシアさんは店の外まで出て「行ってらっしゃいダイスケ様」と手を振っていた。
そして俺達3人は市場に来ていた。朝早めなのだが、市場には結構な人が居た。そんな中で8歳くらいの可愛いらしい女の子を連れたおば・・・お姉さんが目についた。「ねぇ、リンゴさんってなんで赤いの?」言葉足らずな可愛らしい女の子がそう言うと「リンゴさんがね、もう食べれるよ~。美味しいよ~って知らせてくれるから赤くなるんだよ」と、おば・・・お姉さんが答えていて俺は思わず微笑んでしまった。するとミカが「ん、ダイスケが異世界は良いって顔してる」と口に出した「ダイスケは今の会話で、何処に現代日本との違いを感じたんだろう・・・」と、ユウコがぼそりと呟いた。
そこで俺が答えた「えっとね、現代日本の場合、今の質問の回答は、太陽スペクトルのうち赤の波長を一番多く反射してるから。と言うのが正しい回答になっちゃうからね。もしお母さんがこんな回答を子供にしてたらどう思う?多分ネット検索しててもこれが正しい答えとして出てくると思うのだけど、愛情を感じない回答だよね。俺としては今のお姉さんの回答の方が好きだね。そしてこういう解答をする感性が、現代日本では衰えてきてると思うんだ」
「えっと、ダイスケ・・・。太陽スペクトルって何?なんでそんなこと知ってるの?」とユウコが聞いてきた「俺が料理屋と服屋で働いてたの知ってるでしょ。そこで役に立ちそうだからカラーコーディネイターの3級の参考書を古本屋で買った事があるから」と、俺が答えると「ダイスケってカラーコーディネイターの資格持ってるの?」と、ミカが聞いてきたので「ん、知識だけあればよかったから資格は持ってないよ。資格とるのにお金と時間かかるし」と答えると「やっぱりダイスケの知識は高卒じゃない・・・」と、裕子が呟いていた。
「まぁ、雑学レベルの知識なんだけどね。オムレツは青いお皿に乗せると黄色が鮮やかに見える。トマトの横にはレタスを乗せると赤と緑が鮮やかに見える。これは補色対比って効果だったりするんだけど、これ位なら基本知識なのかな?」と俺が言うと「へぇ~、そう言うところにもこだわりがあったんだね」と、ユウコが感心していた「で、ユウコならリンゴさんは何で赤いの?って質問になんて答える?」と、俺が聞くと・・・。
「そんなの知るか~!赤く見えるから赤いんだ~!」と答えてくれた。
補色対比でしたね・・・。補色残像とか書いてしまったので訂正しました><




