酔った勢いでの異世界生活59冒険者ギルドに報告
壁lー゜)ヒッソリ ガレオスって聞くと、砂漠を泳ぐドスガレオスって敵を思い浮かべてしまう・・・。
魔石の回収をしてると、宝箱を発見した「おっ、宝箱発見。開けてみるね~」俺がそう言って宝箱を開けると、中には宝石と金貨が詰まっていた「ん、財宝だね~。デーモンって人間に変身して買い物とかするのかな?EEWではそんな設定無かったんだけど」俺がそう言うと「ん~、可能性あるかも?グレーターデーモン話しかけてきたし」と、ミカが答え「結構ゲームと違うところあるよね~。街の人とか、NPCになるんだろうけどゲームの時と全然違くて、AIとは思えない普通の人だし、ゲームというよりはラノベの異世界ものって感じだよね」と、ユウコが続いた。
「うん、NPCって考えるのはやめた方がいいね。エミリとかギムとか、感情があって、転移前の日本の人間より、よっぽど人間っぽいよ。利益にならない事はしないとか、AIで十分だよね。感情の入り込む余地のない現代日本のマニュアル対応に比べると、えらい違いだよ。あぁ、本当に異世界は良い」「やっぱりそこに行きつくのか~」と、ユウコがあきれつつも微笑んでいる「さぁ、ノインの街に帰ろう」俺がそう言うと「「了解だよ~」」と、すぐに2人は返事をした。
洞窟を出て、ショコラを呼んで、そのまま寄り道せずにノインの街へと帰還した俺達は、直ぐにそのまま冒険者ギルドへと向かった。受付にソフィアさんが居たので話しかけた「あ、ソフィアさん。依頼の報告に来ました」俺がそう言うと「ダイスケさん。また随分と早い報告ですね・・・レッサーデーモンも全部退治してきたとか言っちゃうのかな?」と、期待とも恐れとも言えるような目つきで、こちらを軽く睨んでいる「はい、洞窟の敵は全て倒してきました。レッサーデーモンは30匹だったんですけど、ケルベロスとグレーターデーモンも居ました」そう言ってカウンターに32個の魔石を置いた。
「グ、グレーターデーモン!ちょ、ちょっと待ってください!」そう言って、ソフィアさんは、慌てて魔石を調べる「た、確かにグレーターデーモンの魔石です。それにこちらはケルベロスです・・・。えっと、これはレッサーデーモンの討伐と言うCランクの依頼でしたけど、ケルベロスの報告とグレーターデーモンの報告で、Cランク2つ分の貢献度です。更に、ケルベロスの討伐とグレーターデーモンの討伐でAランク依頼2つ分はあると思います・・・。ちょっとギルド長に確認をしてきますので、少々お待ちくださいませ」そう言って、俺達に頭を下げた後、ソフィアさんは慌てて2階へ駆けて行った。
「ん~、ちょっと大事になっちゃったかな?」と、俺が言うと「ん~、まぁ大丈夫じゃない?」とユウコが答えた。しばらく待つと、ソフィアさんと一緒に年配の男性が下りてきた「君達だね。グレーターデーモンとケルベロスを討伐したと言うのは。私はここのギルド長でガレオスだ」ガレオス?鮫?と思わず思い浮かべてしまったが、見た目は普通に、戦士系の筋肉質な年配冒険者と言った印象だ「依頼はCランクでレッサーデーモンの討伐との事だが、ソフィアが説明したと思うがこれはCランク依頼ではあり得ない事だ。ダイスケ君に、ミカさんに、ユウコさんと言ったかね。君達の今回の貢献で、3人共、特例でBランクに上げる事が出来るがどうだろう?」
ん、とりあえずEEWのゲームでは、ランクで特に国に束縛される様な事は無かったはずだ。上位ランクになる事でデメリットは無いと思う。俺はミカとユウコに目配せをしたが、特に反対するようなそぶりが無かったので「はい、よろしくお願いします」と、返事をした。そして依頼書よりもかなり多めな報酬を受け取り、Cランクになった翌日に、Bランクに上がると言う、前代未聞の偉業を達成するのだった。




