酔った勢いでの異世界生活㊽情報はどうやって調べたの?
壁lー゜)ヒッソリ 毎日更新目指しつつ、やっぱり不定期になってるなぁ・・・
壁l三サッ!
リザード族たちとの宴の後は、いつも通りにミカとユウコに「おやすみ」と告げて眠りについた。翌朝、2人と合流し、おはようの挨拶を済ませた後「はいミカ、今日の魔導書はグラビトン(重力)だよ。空に飛んでる敵にかけると落下するから、ユウコのゴーレムとのコンボ技なんかにも使えるかな」と言って、魔導書を渡すと「ありがとうダイスケ」と、にっこりと微笑んでアイテムボックスへとしまった。そして、俺達3人は食堂へ向かい朝食を食べる。リザード族の食事は、エルフとは対照的に、肉料理が多かった。
まぁ、昨日の差し入れもあったのだろうが、俺は平気だが、ミカとユウコには、朝から重そうな食事だったのだが、ミカもユウコも、特に不満を言う事なく、出された物を笑って食べている。この3人での食事は、現代日本だと違うんだろうな。と、ついつい考えてしまう。食事を作ってくれた人への感謝。作ってくれた人との関係。一緒に食べる相手との関係。現代日本だと、レトルト食品やクックチル食品を出されたら、感謝も何もあったもんじゃないし、そもそも一人で食べることが当たり前になりつつあるからね。やっぱり異世界は良い。そんな事を考えてたら、こちらを見ていたユウコに「今、異世界は良いって思ってたでしょ」と言われた。
「え、そうなのダイスケ?何で良いと思ったのかな?」とミカにも聞かれて俺は、今、思っていたことを説明したら「ダイスケって、手料理が売りの居酒屋でバイトしてた時に、クックチルが導入されて店長と喧嘩して、辞めた事あったんだよね~」とユウコが言う「そうそう!チェーン店で、手作り部門だったのに、みんなレトルトパックになっちゃったんだよね。でもその後、手作り部門がドンドン廃れていって、結局、潰れちゃったんだよね。ダイスケが辞めた店」とミカが続けて言った
「うっ!なんで2人とも、そんなに俺の情報に詳しいんだ!あそこの居酒屋は辞めて当然だから、料理覚える事も兼ねてバイト始めたのに、クックチルになるとか働く価値無いからね。店長と喧嘩してと言うか、レトルトパックになるなら、ここで働く意味がなくなるので辞めますがいいですか?って普通に聞いて辞めただけだよ」と俺が補足した。
そして思うんだよね。今のレトルト料理で厨房で働いてる人って何を目標に働いているのかって。本当にお金の為だけで、何にも身につかない。お金を稼いで時間の無駄をしてると思うんだよね。お客さんに美味しいって言われても嬉しくないだろうと思うのだけど、俺は、誰でもできる仕事に、お金の為だけに、そこまでのモチベーションは維持できない。と、また現代日本の悪いところを考えていると
「ミカのダイスケウィキペディアの情報を少し共有したからね~。ふふふ、もはや死角は無い。居酒屋、料理屋、服屋、新聞配達、ガソリンスタンド、警備員、焼き肉屋、食品工場、自動車工場、履歴書に書ききれない職歴を私は把握している!」とユウコが言い切った。っていうか、ミカの情報収集能力がやばいレベルだ。俺の親でも把握してないと思うんですけど・・・「えっと、ミカ、その情報の出どころは?」と俺が聞くと「ご、極秘情報なので答えられません!」と顔を赤くして、目をそらした。




