酔った勢いでの異世界生活㊴モフモフ尻尾に獣耳
壁lー゜)ヒッソリ モフモフ尻尾に獣耳は好きですか?
俺達3人はウィルザ城城下町を見て回った「うん、城下町から見るお城って言うのもいいね」俺がそう言うと「確かに。ゲームの時はこうやって眺めようとは思わなかったけど、これはいい景色だね」とユウコが続き「カメラとかあったら絶対、私たちが前に並んで背景にしてるね」とミカも微笑んでいる。そして、ゆっくりと景色を堪能しながら歩いていると、ここには色んな種族が歩いているのが目についた「おぉ・・・火狐族の女の子だ。ヤバい尻尾がモフモフしてるし獣耳も可愛すぎる。あ、あっちにはリザード族の男性が、目つきが鋭くて怖そうだけど、そこに惹かれるね~」とユウコがはしゃいでいる。
「おっ、ドワーフもいるね」とドワーフのおじさんを見つけて俺が言ってみたが「あ、本当だ」とユウコは見たが、目に留める事もなく塩対応だ。火狐族を見た時との差が激しい。やはり、髭モジャ小人親父には興味が無いらしい。ミカも「火狐族可愛いね」とモフモフ尻尾の獣耳に夢中だった。ドワーフさん・・・。と、俺が心の中で同情してると「ダイスケ、火狐族の女の子と、ドワーフのおじさん。どちらかと一緒に食事が出来るとしたらどっちを選ぶ?」とユウコがこちらを見てる「いや、ミカは俺が女の子と話すの嫌みたいだからドワーフのおじさん選ぶかな?」と俺が答えると「ダイスケ・・・」と、ミカはこちらを見て頬を赤らめ「やはり天然ジゴロは言う事が違う」とユウコがぼそりと呟いていた。
そんな会話をしながら歩いていると、日も陰ってきたので宿屋を探した。そして、渡り鳥の憩いと言う宿屋にたどり着いたので、俺達は食事をとって休む事にした「いらっしゃいませ。お食事になさいますか?ご宿泊ですか?」と同年代の人間の女の子が声をかけてきた。やはり宿屋は、この年代の女性看板娘を置くのが基本みたいだ「部屋と食事を用意できるかな?部屋は2部屋で」と俺が言うと「かしこまりました」と女の子は笑顔で答えた。代金を払って、俺達は食堂の席に案内された。お客さんは、それなりと言った感じだろうか?色んな種族が居るのが印象的だった。
「今日は旅の疲れもあるからゆっくり休んでね。あ、それとミカには今日の魔導書をまだ渡してなかったね」そう言って俺は、コンフュージョン(混乱)の魔導書を渡した。護衛の道中で渡したパラライズ(麻痺)と、既に渡してあるスリープ(眠り)もあるので、状態異常魔法は臨機応変に使える事だろう。そして、部屋に向う途中で「ダイスケ」とミカに呼ばれ「ん、どうしたミカ」と、ミカの前に行くと、ミカは俺の頬にキスをした。
「今まで通りの関係って言ったけど、これくらいはいいよね?」とユウコを見て、ユウコが笑って頷いていた。そして「おやすみダイスケ」と逃げるように部屋に入って行った「まったく、私も応援してて中学時代から30歳まで我慢してたんだから、ほっぺにキスくらい良いに決まってるでしょ」と、ユウコは呟いていた「それじゃあ、ダイスケおやすみ。あ・・・私もキスした方がいい?」とニヤニヤしながら聞いてきたが、俺の顔を見て「あ、とりあえずミカのキスの余韻を楽しんで、悶々としながら寝なさい。そいじゃ」とユウコも部屋に入って行き、俺はその場でしばらく茫然とするのだった。




