酔った勢いでの異世界生活㊲アイラ王女の騎士
壁lー゜)ヒッソリ ちょっと更新遅れたです。
行商人のウィルさんは先に報奨金をもらい「また機会があればよろしくお願いします」と俺たちは挨拶して別れたのだが、アイラ王女様が「ダイスケにお話があります」との事で、俺が「出来れば目立ちたくないのですが」とアイラ王女に言ったおかげか、RPGゲームなどで見かける王の間みたいな場所で「よくぞ娘を助けてくれた勇者〇〇よ!」と言われるような事は無く、アイラ王女様の部屋で、話を聞くことになった。そこで、俺とミカとユウコとアイラ王女とカインの5人と護衛の兵士5人計10人が居るのだが、さすが王女様の部屋と言うべきか、10人でいても狭さを感じないほどの広さだ。
そこで、アイラ王女に「ダイスケ、私の・・・私の騎士になる気はありませんか?」と言われ「申し訳ございません、私達は、世界を回り、静かな場所で生活したいのです」と頭を下げると、「そう・・・ですか・・・」と、アイラ王女はがっかりした顔でうなだれたので、俺は「騎士にはなれませんが、ショコラを見て分かるように、私たちは特殊な移動手段を持ってますので、私がアイラ王女様の危険を感じたら、お力になれるように努力はしますよ」と言うとアイラ王女は顔を上げて微笑んでくれた。そこに、護衛を連れた王様ウィルザ・ヘイウッドが入ってきたので俺達は膝をついて頭を下げた。
「アイラの馬車が襲われているところを助けに入った事、深く感謝する。褒美としてウィルザ王家の刻印の入ったこの宝剣を授けよう。これは我が王家との係わりの証。私の目に付く場所で困ったことがあれば、これを見せれば役に立つ事だろう」俺は「ありがとうございます陛下」と頭を下げてそれを受け取った。そしてそれとは別に、金貨と宝石の入った袋を受け取った。その後、王様は直ぐに部屋を出て、その際に「本当に感謝する」ともう一度お礼を言われた。やはり、自分の娘の命の恩人に礼を言わずには、いられなかったのだろう。アイラ王女が王に愛されているのが分かった。
「それでは、私達は旅を再開します。それでは失礼します」と俺達3人は、アイラ王女の部屋を退出しようとしたら「あ、あのダイスケ。貴方の・・・私の力になるとの言葉の誓いの品を何か頂けないかしら?」と、すがるような瞳をしてアイラ王女は俺に言った「それではこちらを」そう言って俺はアイテムボックスから加護の指輪を出してアイラ王女に渡すと、それを受け取った王女は「ありがとうダイスケ。旅の無事を祈ってますわ」と微笑んでくれた。そして俺とミカとユウコの3人は護衛に案内されて城を後にするのだった。
「ダイスケ・・・この指輪、ほいほい渡しちゃう物なんだ・・・」と、ミカは自分の左手の薬指にはまっている加護の指輪を、悲しそうに見つめながら呟いていた「いや、アイラ王女の騎士にはなれないから、代わりに力になるって、約束の誓いの品って言われて渡したものだぞ。ほいほいって訳じゃないだろう?それに効果としてアイラ王女に必要そうだし・・・」と俺が言うと「そうだよね、ユウコとアイラ王女と私で同じくらい大事って事なんだよね」そう言ってミカは、うなだれたので「俺が一番大事なのはミカだ!」と、つい声を荒げてしまった。後ろで「おぉ~」とユウコが笑みを浮かべていた。




