酔った勢いでの異世界生活㉟アイラ・ヘイウッド
壁lー゜)ヒッソリ 今回ちょっと詰め込みすぎたかも?
壁l三サッ!
翌日、ミカとユウコにおはようの挨拶をして、ミカにスリープ(眠り)の魔導書を渡して、森の祝福での最後の朝食を食べ終えて、アルシアさんとアルヴィーさんに挨拶をして冒険者ギルドへと向かい依頼書を見ると、ウェルザ城城下町までの商人の馬車の護衛の依頼があったので、それを受けたら相手は偶然にもシンシアの街まで一緒に来た行商人のウィルさんだった「おぉ、ダイスケさん達でしたか。またよろしくお願いします」「こちらこそよろしくお願いしますウィルさん」と挨拶をして直ぐに出発となった。ウィルザ城までは、約2日かかるらしい。
馬車は2台でウィルさんと俺達3人は前の馬車に乗せてもらうことになった。北へ向かい、昼の食事休憩を終えてから、出発してすぐの事だった。不穏な気配を察知したので報告する「前方で馬車が何者かに襲われてるね。ちょっと俺が先に助けに行くから、ミカとユウコはこのまま護衛を頼むよ。ウィルさんこのまま普通に進んでね」と言うとウィルさんは少し不安そうにしていたが、了解してくれた。俺は高速移動を使い目標の馬車まで一気に突き進むとそれは見えた。盗賊集団に囲まれた貴族の馬車と言った感じだった。状況はかなり悪い。7名の護衛が倒されて、1人の護衛がいるのだが盗賊の人数は28人だ。
俺は瞬動で即座に馬車に近づき、馬車から近い盗賊から順々に切り伏せていく「加勢します」と護衛に告げて、3分程度だろうか。27人の盗賊は切り伏せ、何か叫んで偉そうだった盗賊1人だけ気絶させておいた。いつもの瞬動からの剣での攻撃なので、護衛の人の目から見たら、見えない何かに盗賊が次々、斬られていく感じに見えた事だろう。そして生き残りの気絶した盗賊一人を護衛の前に置き、護衛の傷をハイ・ヒールで回復した「おぉ、ご助力感謝いたします」と護衛の方に言われたので「いえ、間に合ってよかったです」と言うと馬車の中から一人の身なりの良い少女が現れて俺に頭を下げた。
「危ないところを助けていただき感謝の言葉もございません。私はアイラ。アイラ・ヘイウッドと申します。貴方様のお名前を伺っても宜しいでしょうか?」それを聞いた俺は慌てた。やってしまったお約束だ。ヘイウッドって事は王女様だ。王族との会話スキルなんてないぞ。つたない敬語でごまかしきれるだろうか?「私はダイスケ、ただの冒険者です。王女様に頭を下げてお礼を言われるなんて最高の名誉を受けれただけで満足ですので、頭を上げてくださいませ」と俺が言うと「ダイスケ様ですのね。お願いがあるのですが、ウィルザ城までの護衛を依頼させていただけないかしら?私の護衛騎士が皆、倒されてしまって・・・」と護衛の7人を悲しげに見て一筋の涙が流れていた。
「私はカインと申します。ダイスケ様なにとぞ!アイラ様の願いを何卒!よろしくお願い申し上げます!」と生き残りの護衛騎士にも頭を下げられた「俺、えっと、私は今、馬車の護衛の最中で、争いの気配を感じてここに来ましたので、後15分ほどすると、商人の馬車が通りますので、そちらと合流で宜しければ引き受けますよ」と俺が言うと「では、宜しくお願いします!ダイスケ様」とアイラ王女に言われて「俺ごときに様なんて付けないで下さいアイラ様。ダイスケで結構ですよ」と言うと少し悩んだ後に「ではダイスケ。この場の片づけをお願いできないでしょうか。長い間連れ添ってきた私の護衛達をこんな場所で野ざらしには・・・できない・・・」そう言ってアイラは堪えていたものが溢れたように涙を流した。
「では、浄化の魔法を使いますね」そう言って俺は7人の護衛を並べてから浄化の呪文を詠唱した。アイラ様とカインさんは手を合わせて祈りをささげていて、俺の呪文詠唱が終わると、7人の護衛は浄化されて消えたのだった。




