七話 ギルドと登録と初依頼と。
見てくれた人が伏線わかってくれたら最高に嬉しい!
伏線大好き
そういえばいってなかったしいれるとこわかんないからここに書きますがこの世界成人15歳です。
「「わぁ〜っ!!」」
美亜とルルの二人は漸く国へたどり着いた。
ここはアステル王国城下町、[レイボルン]。
二人が見たことがない賑わいを見せている。
「何あれ何あれ!面白そう!」
「ルル!それとかこれとか見て回ろー!」
「うんうん!ほんっと色々意味わかんなーい!」
街の様子は異世界あるある(?)の中世ヨーロッパのような街並みだ。
美亜から見ると古き良き街並みを見てるような気分で、
ルルから見ると木々しか見ていなかった世界に新しいものが映り込んでいた。
美亜とルルが街を散策している間、少し[妖精]の話をしよう。
ー[妖精]ー
それはこの世界が出来たときから、どんな種族より先に生きている存在。
妖精は元々一つの光だった。神がもたらした生命の光。
この世界ならば誰でも知っている。[全知全能の絶対神]アストラル。
その絶対神がもたらした光は次々と姿を変えた。
初めに空気に。そして地面に。水に。草に。
そして遂には一つのホシになった。
一つの光は分裂のしすぎで結局は力尽きてしまった。
だが、光が生み出した命はあった。
妖精の力を宿しているホシは様々な生き物を創り出した。
人間。
獣人。
魔族。
そして共通の敵として魔獣を。
ホシは平和を望んでいた。だが、そう上手くはいかなかった。
意思を持つものが反発しあってしまいー
人間と魔族の戦いが起こってしまった。
その時ホシは考えた。どちらの味方をしようかと。
答えは人間だった。妖精の、神の強い影響を受けた人間は次第に特殊な力を得た。
それが、今の[職業]だ。
魔族はそれでも人間には劣らなかった。
だから、今生きる美亜たちの400年前に、初めて勇者が召喚されたのだ。
その時ホシは今まで漂う妖精たちとは違う、特別な妖精を生み出した。
5000年生きていた妖精に力を与え、勇者の力になるように運命づけた。
それが、[妖精王]ガイア=ルクマスだ。
ガイアが勇者と共に戦い、圧倒的な力を見せたことでー
ただ無害なだけだと人間に思われていた妖精は、神のように扱われるのだ。
妖精は自然を好む。草木がある所に妖精有り。というのは本当だ。
そして、ホシの力をうけて生まれた第二の特別な妖精がー
ルル=ルクマスだ。
「色々見たね〜!」
「そうだね〜ルル。この街ほんっと広いね。なんでもあるや。」
「ん...?美亜ちゃん。あれって...?」
ルルが見つけたものは一見するとただの木造の建物だが、
美亜は雰囲気で何となく見当がついた。
「あれ...いわゆるギルドってやつじゃない!?」
「へぇ〜!美亜ちゃん知ってるの?」
「んや。知らない。」
「なんで!?」
美亜はなんかそう思っただけで、別に知っているわけじゃない。
思わずルルはツッコミを入れた。
「お、いいツッコミだねぇ!ルル!」
「つっこみ...?はわかんないけど...入ってみようよ!」
「うん。そーだね。じゃ、はいってみよっか!」
そうして建物の扉を開ける。
中に入り見渡すとザ・ギルドという感じだった。
依頼票がはりつけてあるボード。
建物の中の離れにある酒場。
受付用の広々としたカウンター。
そしてそこに立つ受付嬢。
「うんうん!これだよねこれ!こんな感じ!」
「…でも知らないんでしょ?美亜ちゃん。」
「うん!!」
「.......あははっ!やっぱり!」
ルルは呆れ顔をしたが、こういうとこも彼女らしいと笑った。
そうしてギルド内を進み、受付嬢のいるカウンターへ行く。
「こんにちは。私はギルドの受付をやっているアルマルトです。
アルマと呼んでください。それで、お嬢さん達はどうされたんですか?」
受付嬢アルマルト。彼女は濃い緑色の髪のロングヘアーで、
腰あたりまで伸びている…はずだがくるっとはねて胸あたりまで戻ってる。
…少し髪がはねすぎではないかと思うくらいだ。
「今日はとーろくしに来たんだよ!私も冒険者になるために!」
「えっと…登録は15歳からですけど…」
アルマはきょとんとした顔で美亜に言った。
あまりに美亜が小さいから子供だと思われたのだろう。
「むぅー!僕はこれでもじゅうh…じゃなくて17です!!」
「そうだよー!美亜ちゃんは大人だぞー!」
「はわわ…!すみません!ちゃんと登録しますからー!」
「.......?(あれ、この子凄いドジ踏む&ビビりタイプ?)」
そうして美亜とルルはアルマの案内により無事に登録ができた。
登録完了後アルマは、ギルドもとい冒険者のルールを説明する。
「それでは、初めて登録した美亜さんとルルさんにいろいろと説明をします!
[ギルドのルール(一部抜粋)
依頼は基本自分で選ぶ。ボードから紙を取った時点で依頼成立となる。
難易度はG~S+まである。
ギルドランクも同じくG~S+まである。
ギルドランクと同等、もしくは一つ上の依頼は受けられる。
依頼に失敗するとランクが下がったり、冒険者資格剝奪もありえる。
冒険者同士で争い(殺し合い、ギルドの許可のない決闘)を起こす事を禁止する。
破れば問答無用でギルドランクが一つ下がり、罰金もあり。
G~Dランクを銅級と呼ぶ。
C~Aランクを銀級と呼ぶ。
A+~Sランクを金級と呼ぶ。
S+ランクを<英雄>、白金級と呼ぶ。]
ーってことくらいですかね?わからないことがあったら聞いて下さい!」
「ありがとうアルマルトさん。それじゃ、依頼みてみるね!」
「アルマでいいですよー。いってらっしゃい!」
そうして美亜とルルはギルドのボードへと向かい、依頼を探してみる。
討伐、採取、護衛、特殊依頼…と目移りするほど様々な依頼がある。
「わわわ…目が回るー.......」
「ふむふむ…これかな?これもいいかな?…うーむ。ランクが足りん。」
色々な依頼に目を通してみたが、大体の依頼はランクが足りず受けれなかった。
そうして美亜が手に取った依頼は2つだ。
「うん。やっぱり定番の薬草採取とスライム退治かな。」
「もちろんそれも…」
「知らなーい!」
二人はギルドを離れ、近場の草原へと向かった。
.......はずだった。
「やっぱりこれこれ!こうじゃなきゃ!!」
やっぱり言いたい次回勇者編




