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九話 一段落の休憩/勇者召喚

ついに来ました勇者編!!

嘘からでた真になりました(元々出すことは決めてたのよ。)!

異世界あるある?果物の名前とか野菜の名前ちょっと違う。

「街だ〜!!お金はある!並ぶお店!さぁ食べるぞ〜!!」



「...Zzzz...」



美亜とルル(睡眠)はギルドから出て街に来ていた。


どんなお店にしようかな目を輝かせて見渡す。


そんな時、屋台のオヤジさんが声をかけてきた。



「そこの嬢ちゃん!うちの商品買っていかないかい?」



「ん!じゃあちょっとみさせてもらいます!」



屋台に行き、商品をみるために少し背伸びする。


屋台にはどこかで見たことありそうな果物が2つ並んでいた。


赤くて丸めな果物と、紫色の粒が輝く果物だった。



「わぁっ!リンゴとブドウだ!美味しそー!!」



「嬢ちゃん気に入ったかい?そいつらはリーゴとブードってんだぜ?」



「あ....間違えました〜えへへ....(どうしてそう思ったんだろう...?)」



自分でも知らないうちに口に出ていた事に少し驚く。


そんな考えは振り切り、目の前にある果物に目を向ける。



「これ2つずつ、4つ下さい!」



「はいよっ!リーゴ2つとブード2つだな!」



美亜はお金をオヤジさんに渡して商品をもらう。



「...あれ?オヤジさん...一個ずつ多くないですか?」



「オマケだよ。これからもご贔屓にってことだ。」



「...!ありがとう!オヤジさん!」



美亜は商品をもらう。見慣れない道を進みながらリーゴを手に取る。


そして一口食べてみると....



「〜〜〜〜!!あっまい....なにこれ感動....」



「あぁ〜....最高....あ、なくなっちゃった。」



美味しすぎたのか速攻でなくなってしまった。


そうして今度はブードに手を伸ばして一粒食べてみる。



「!?甘い!そしてほんのり酸っぱい!最高だぜ!」



「甘い物なんて僕何年ぶりだろ....うみゃぁい...」



そうしてブードも秒でなくなった。


次の果物に手を伸ばそうとしたところ、肩から声が聞こえた。



「みゅぇい........はっ!こ、ここは!?」



「あ、起きた?ルル。これ食べる?」



「食べる!!」



美亜は起きたルルにリーゴを渡した。


ルルもルルですごいいい反応ををする。



「!?!?な、ななな!な!!」



「わかるよ。言葉が出ないでしょ。うん。凄くわかる。」



「世界って広いね....!」



二人で感動を共有している。


そしてまた周りに目を向ける。



「「次だー!」」










ーーーーーーーーーーーーーーー






「..........」



日本のとある学校に、空を見つめる一人の少女がいた。


放課後の教室に一人。周りは何人かで話しているのに、少女はただ一人。



「おーい!紡葵ー!一人で何してんのよっ!」



「わぁっ!もぅ〜。びっくりしたよ桃川ちゃん...どうしたの?」



一人の少女に話しかける少女がいた。


一人は紡葵(つむぎ)という。もう一人の少女は桃川(ももか)というらしい。


一人のところ二人になった少女達。


そして次の瞬間ー



「「えっ!?!?」」



教室の床に光り輝く魔法陣が出てきた。


あまりの眩しさに目をつむり、目を開けるとー



「はっ...?お城の中.....?異世界....?」



「え。なにこれ。私達...さっきまで....」



困惑しているのは二人だけではない。


放課後、教室に残っていた一人たちまで巻き込まれている。


その数、紡葵達をいれて15人。



「majdysjrmskrihf!」



「え?何語...?」



「異世界あるある。言語の違い....なんとかならないかなぁ...」



召喚主であろうか。金髪に白銀の目をした美少女が何かを言っている。


紡葵たちには伝わらない、意味のわからない言語で話している。



「お願いです!私達を...世界を助けて下さい!!」



「!?!?分かる...?」



「え、私わかんないよ...?」



紡葵は急に謎の言語の言葉が日本語に聞こえた。


桃川はわからないらしい。謎は置いてけぼりにされて美少女は強く訴える。



「私達の世界は今は平和です...けれど、いつ襲ってくるかわからない魔族...魔王に怯えながら


暮らしています。ですが、あなた達[勇者]様なら!この世界に光をもたらす事ができるはずですっ!!」



「魔王?勇者?テンプレぇ....でもッ....」



「え?なんて?なんて言ってるの!?」



状況が分からない桃川たちクラスメイトに事情を説明する。


魔王...勇者...この世界は異世界だということ。


皆の反応はそれぞれだ。絶望するもの。理解を示さぬもの。


喜びを見せるもの。何も変わらぬもの。


ー反抗するもの。



「信じられないっ!私達の世界に戻してよ!!身勝手すぎる!!!」



「紡葵!?」



「ゆ、勇者様!?」



急な態度の変化にこの場にいる全員が驚く。



「ふざけないでよっ!アンタらの世界なんて知ったことか!!私は私の世界だけで十分だよ!!


お父さんだって!........お姉ちゃんだって.....私の家族なんてもうお母さんしかいないのに!!!


お母さんは私みたいに残されるんだよ......残される側の気持ちがわかるの!?!?


あなたに!?あなたなんかに!?!?」



「紡葵.....あなた.....」



「...........ッ」



紡葵は怒り狂った。自分の為に。皆のために。家族のために。


泣くことなんてしない。その姿は昔の彼女のよう。



「なんとか言いなさいよ。ねえ!!」



「......その気持ち、わかります...とは言えません。私達の世界の都合で呼んでしまったことも謝ります。


私達が神に祈ったから、今あなた達はここにいます。私だって、殺された...といっても間違いないですね。


顔も見たこともない、姉がいました。」



「......!!」



「同情しろなんて言いません。ただ、助けて下さい。その暁には私達も世界全体であなた達を助けます。」



紡葵に向けるその眼差しは、悲しみと、優しさと、恐れが見えた。



「......ずるいわ。あなた。」



「ずるくて結構です。」



「私はこの国、アステル王国第一王女、ルーア・オーロラ=アステル。あなたは?」



「......私は紡葵!紗栄川紡葵!お姉ちゃんの自慢の妹!」



こうして盗賊(シーフ)の少女と繋がる、異界の勇者が訪れた。












今回、勇者編!!(嘘.....じゃないだと!?んなバカな)

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