村椿弥生と妖怪クシナダ ③
プシュー………ゴゴゴゴ……………
フルメタルアーマーのスラスターが唸りをあげ、村の入口付近に着陸する
音に驚いた村人数人が集まってきた……
ウィーン…………ガチャン………
「どーも!皆さん!初めましてー!フルメタルカンパニーのドミニク・シュナイダーと申します!」
……………………
村人はかなり警戒をしている様子だった………
(…………………)
「怪しい者ではありませんよー………」
……………………
村人の1人が言った
「何者………だ?」
「正義の味方です」
「正義の味方………?……変な仮面だな…………正義の味方が何の用だ?」
「村椿弥生さんに話があって来ました」
「弥生ちゃんにー?…………弥生ちゃんに何の用だ?」
「今、大変世界が危険な状態でして………村椿弥生さんの力を借りに来ました」
「そんな話し信じれるか」
…………………
「ぐぬぬ…………… ほら!最近…空赤いじゃないですか!?これってヤバいって事なんですよ!」
横井が話しに割り込む
「もー…ドミニクさん……話すの下手くそかよ…………あー……とりあえず村長さんいますか?村長さんと話しをさせて頂きたい」
すると……小さな男の子が言った
「このおじさん達、悪い人じゃないよ」
村人達は一斉に子供を見た………
「ホントにか……………ジン………ジンが言うならなぁ…………よし!誰か村長呼んでこいー!」
……………
「なんか上手くいったな横井」
「俺の話術の勝利ですね」
「何っ!?お前たいした何も言ってねーべよ!?あの子供のおかげだろうがよ!?」
「いやいや、俺の話術がね!あの子供の心に響いたんすよー………!?」
(!?)
さっきの子供が近付いてきた
「ねーねー、おじさん達ー、そのロボット強いのー?」
「お!これか?……これは……まぁまぁだな!軽武装フルメタルアーマーっていう名前だ!」
「かっけぇ!」
「おー!わかるか!少年!キミはなかなか将来有望だなぁー!」
「乗りたい!」
「おーし!乗ってみるか?コクピットがまたカッコいいんだよねー!!」
(ホント………ドミニクさんは誰とでも仲良くなるの早いなぁ………)
そうこうしていると、村長らしきおじいちゃんが現れた
「初めまして………村長の細川と申します」
「あー!どうもー!フルメタルカンパニーのドミニク・シュナイダーと申しますー♪」
その時……ドミニク達の背後で「何か」が蠢き始めていた




