村椿弥生と妖怪クシナダ ②
人里離れた山奥に……ほとんど誰も入って来ないであろう、本当の山奥に………人口50人程の小さな……とても小さな村があった……
その村に名前は無く……地図にすら載っていない
この村には遥か昔から「クシナダ様」という神様が祀ってあり、村人はクシナダ様への信仰がとても強かった。
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初老男性の村人と、若い女性の村人が話しをしている
「もう一月程になるな………この赤い空……………」
「これ…………2回目ですよね………」
「………クシナダ様の祟りかねぇ……」
「きっと……違いますよ」
「弥生ちゃんが言うならそうかもねぇ……じゃあ………妖怪の仕業かねぇ…………」
「……………可能性はあります…………」
「ホント………恐ろしい空だねぇ………………」
「……………………………」
二人の村人は不安そうに空を見上げている…………
その頃……ドミニクと横井は、軽武装フルメタルアーマー(2人乗り仕様)で、その小さな村へと向かっていた。
「ドミニクさんー、こんな所に村があるとか………信じられないんですけど」
「ホントだよなー!電気も無いらしいぞ」
「よく生活できますよねー」
「まったくだ!」
「村の人………フルメタルアーマーなんて見たら、みんな腰抜かすんじゃないですか?」
「かもしれんな………」
………………………
!?
「あ!見えて来ましたよ!村!」




