村椿弥生と妖怪クシナダ ④
「こんな村に客人なんて……何年ぶりだろうかね……」
ドミニクと横井は村の集会所に案内された
「こんな所で何ですが……楽にして下さい」
村長はとても穏やかな雰囲気を出していたが、目の奥に何か鋭い物を感じる…
集会所にはドミニクと横井、村長と側近と思われる中年男性の4人がいる
「で………話しを聞きましょうか」
ドミニクがゆっくりと話し出した
「先程も村人に少し話したのですが、現在人類は中央管理局という武装勢力と闘っています、戦局はかなり劣勢で……このままでは人類も時間の問題です」
「…………なるほど」
「それで…村椿弥生さんの力を借りに来ました」
「そんな状況で…ウチの弥生がお力添えできるとは思いませんが…………何が目的です?」
「今ここでそれに答えると………村人が混乱するんじゃないですか?」
………………………
「……………………なるほど、流石だ」
村長は側近の男に何やら合図をすると、側近の男は外に出ていった
……………………
「これでもう誰もいませんよ」
「ありがとうございます………………察しているかもしれませんが、私達の目的は………村椿弥生さんに"棚おろし"の儀式をお願いしたい」
…………………………
空気が張り詰める
「なぜ………それを?」
「我々はフルメタルカンパニーです………それぐらいの情報はね………」
「と、いうことは……どれだけ罰当たりか………どれだけハイリスクかはご存知なんですね……?」
「はい、人類の危機が迫っているので……リスクなどとは言っていられないもので」
「なるほど」
…………………………
……………………………………
…………………………………………………………
しばらく無言の状態が続いた…………
「今……弥生を呼んできます、しばらくお待ちを」
「はい、すみません」
村長は集会所を出ていった………
………………………
「ドミニクさん………大丈夫ですかね………?」
「………どうだろうな………あの村長………なかなか読めない」
「ですね」
「信じてもらえてるといいんだけどな」
!!!!
その時!
外から叫び声が聞こえた!
「ドミニクさん!?」
「来たな、やっぱり……つけられてた」
「どうします??」
「ここでやるしかねーべー……この状況も考えてアーマーで来たからな」
ドミニクと横井は外に飛び出して行った!




