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フルメタルボディ/バーニング  作者: 地獄耳芽祈桜
〜第1章〜
78/405

対中央管理局専用 特殊殲滅部隊 S,A,F, ⑧


俺がヴァルハラに来てから1ヶ月程が経とうとしていた、仕事も覚え、コウタとケンジとの共同生活にも慣れ、全てが順調に思えた。


しかし…最近コウタは元気が無かった


コウタが前々から気になっていた、第二セクターのミホという子が、ぱったりと職場に来なくなったのだ………



………………………



〜ファクトリーリネン工場〜


今日も俺達は3人で昼休憩をとっている、俺はコウタが若干心配だった


「コウタ、最近元気ないね」


「…………そう?」


「それな」



ケンジも心配していた様だ



「あの子………最近見ないね……」


「………うん…………」


「どうしたんだろうなぁ……」


「実は………ミホちゃんの噂をちょっと聞いちゃったんだ……」


「噂……?」


ケンジが微妙な表情になり、こう言った……


「ラボか………」


コウタは小声で言った


「ハルキは知らないと思うけど、ヴァルハラにはラボって施設があるらしいんだ」


「ラボ……」


「ラボで何をしているかは誰も知らない……ラボで働く人達は第六セクターという、ヴァルハラの中でも隔離されたセクターで生活をしていて、他の人とは接触できなくなる………って噂なんだ……」


「………なんか怖いね………」


「で、ミホちゃんはラボに移動になったって、ラインのおばちゃん達が…小声で話してたの聞いちゃったんだよ……」


「本当にそんな場所……あるの?」


「わからない………ヴァルハラは広いけど、そんな建物見た事ないし……第六セクターなんて建物も無いんだけどさ……」


ケンジが呟く様に言った


「……探してみようぜ……第六セクター、ミホちゃん…いるかもしれない」


!?


「まじ………?」

「まじ………?」


ケンジはあまりしゃべらないけど、面白い奴だなと思った…


「コウタ……心配なんだろ?」


「まぁな………」


「ハルキも付き合えよ、探すの」


「うん」


俺達は、第六セクターとラボを探す計画を立てる事になった


コウタが言った


「もう休憩終わるから…帰って夕飯食べたら、部屋で計画立てよう」


「わかった」

「うん」


そうして俺達は作業場に戻った……



……………………



〜その日の夜〜


ケンジが………


「コウタ、ハルキ……布団の中で話しするぞ」


「?」

「??」


「いいから」


…………………


俺達は3人で布団を被った……




ケンジが小声で語りだす………


「監視カメラや盗聴器があるかもしれない……話す時は小さい声でな」


「マジか………」

「そうなの………?」


「実はな………俺……見た事あるんだよ……」


「何を?」

「何?」


「隠し通路的なヤツ」


ケンジはこの中で一番ヴァルハラ歴が長い、コウタがびっくりした表情で言った


「おま………なんで今まで言わなかったんだよ…?」


「ヤバそうだったから」


「そうか………で、どこよ?」


「たぶん数ヶ所ある……ここから1番近いのは……噴水公園の地下駐車場」


「………お前………やるな………」

「………………」


「で………いつやる?」




コウタが言った


「明日休みだし……これからやるか」




俺は正直ちょっとビビっていた


「今日かよ………怖いよ…………」




ケンジが言った


「実際……ハルキは無理して来なくていいぞ、何があるかわからんからな」




…………………




「…………………いや………俺も行く」


「よし、決まりだ」


俺は怖かったが、コウタとケンジとなら……何でもできる気がしたのと、ここで行かなきゃ友達とは言えない気もした……


コウタが言った


「よし……じゃあ今晩やるぞ……でもどうやって第三セクター出る?出口に監視員いるぞ?」


「大丈夫だ、トイレの窓から外には出られる」


「あ、確かに」


ケンジは頼りになる奴だなぁと思った、そして今日の深夜……第六セクター探しを決行する事になった………

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