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フルメタルボディ/バーニング  作者: 地獄耳芽祈桜
〜第1章〜
77/405

対中央管理局専用 特殊殲滅部隊 S,A,F, ⑦


ファクトリーとはその名の通り工場で、ヴァルハラ内に全部で9つもあるらしい……

俺達はリネン工場というシーツやタオル、ユニフォーム等を洗濯する工場へ行かされた。


コウタとケンジはリネン工場での経験があるらしく、早々に持ち場についた、洗濯と乾燥を終えたタオル等を機械でたたむ仕事だった。




「こんな感じの仕事だ、誰でもできる簡単な仕事だから心配いらないぞ」


「はい……これなら俺でもできそうです」




機械は10台が2列…全部で20台ある……コウタはなぜか、仕事をしながらチラチラと視線を動かしている…………

その視線の先には、細身の女の子がいた。



(可愛い子だなぁ…)



ケンジは黙々とタオルを機械に入れている………


佐藤さんに連れられて、工場の色々な所を見て回った、そうこうしているうちに……お昼になった。


「よし、ハルキ昼メシだ」


「あ、はい」


昼は機械を止め、広い食堂で昼食らしい……


食堂には30〜40人ぐらいの…年齢は10代から…それこそ60代ぐらいまでの色々な人達がいた………




「みんなー!聞いてくれー!」




佐藤さんが声を出すと、皆が一斉に佐藤さんを見た


「明日から…タオルのラインに入るハルキ君だ、持病があってマスクを被ってます……皆宜しくなー!」


「は、ハルキです……宜しくお願いします」




緊張したが……なんとか挨拶はできた……


それからはガヤガヤと皆、昼食を楽しんでいた…佐藤さんは年配の人達と、楽しそうにご飯を食べている。


俺はコウタとケンジと3人でお昼を食べていた。



コウタは若干落ち着きが無く……チラチラと例の女の子を見ている




俺が切り出した




「コウタさ……あの女の子……好きでしょ?」


「!?」


コウタの表情が変わった!目を丸くし…かなりびっくりした様子だ


俺は小声で言った


「隠さなくてもいいよ、コウタはわかりやすいんだな」


「やっぱり……わかる??」


「うん」


俺はケンジに視線を移す……


「俺も知ってたぞ」


と言って笑った


「まじかー……ケンジ……前から知ってたのか?」


「ああ」


コウタは凄く恥ずかしそうだ


「第二セクターの……ミホって子なんだわ……可愛いくない?」




「可愛い」

「可愛い」




俺とケンジは同時に言う


「お前らもう仲良しか!」


コウタが笑いながら言った




チャイムが鳴り……あっという間に1時間の昼休憩が終わる




「じゃーやるかー!」




コウタとケンジは作業場へ戻って行った……

そして佐藤さんが俺の元へ……




「よし!じゃあこれから買い物いくぞ!」


「買い物ですか?」


「うん」



…………………


………………………


……………………………



佐藤さんは…服や下着、その他…生活に必要な物を俺に買ってくれた、とても申し訳ない気持ちでいっぱいになったが……嬉しかった……



「佐藤さん………ありがとうございました……」


「感謝する事はないぞ!なんせハルキの次の給料から引いとくからな!HA!HA!HAー!」


「あ、そうなんですねー笑」


「頑張って働いてくれなー」


「はい、頑張ります!」



………………



……………………



……………………………






〜数日後………ヴァルハラ内、第一ラボラトリー〜




「第三セクター、カテゴリーDのハルキなんですが……擬似UM適正出ました」


「そっか………」


「これでカテゴリーDは3人全員が適正ですね」


「やっぱり……ナチュラルだと、なかなか適正って出ないんだな」


「そりゃそうですよ……」


「擬似UMの量産はできそう?」


「難しいですね、原料が足りなすぎて……」


「カズタカは?」


「安定してます、徐々にですが…UMとのシンクロ率が上がってきてます…あと数日で目を覚ますと思いますよ」


「良かった……」


「擬似UMの臨床実験はどうします?」


「もう少し……データを取りたい」


「了解しました」

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