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フルメタルボディ/バーニング  作者: 地獄耳芽祈桜
〜序章〜
40/405

焼肉


ドミニクと斎藤は微妙な空気の中、ひたすら焼肉を貪り食っていた




「上カルとシマチョウ2人前ずつね、あとビールおかわりー!」




やはり焼肉の力は凄かった……

焼肉をひたすら貪り食っていると、自然に和やかな空気になってしまう




「ここの上カル旨いっすね!あ、すいませーん!ライス大おかわりと、上カル3人前追加でー」



………………


「やるな……斎藤………

すいませーん!俺も大ライスー!あとサガリ2人前とナムルー!」





2人がひたすら焼肉を食べていると…






ガチャーン!





「うぉらー!店員こいやぁぁーー!」





奥で揉めているようだ…

何か店側でミスでもあったのだろう……

しかし、人相の悪い「どこかの団体さん」のような2人組は執拗にオバチャン店員に文句を言っていた


ペコペコ頭を下げるオバチャン店員に、あまりに…あまりに執拗に文句を言っていたので……

正義感の強い斎藤の……ハートに火が付いた………








「ドミニクさん………ちょっと行ってきます…」







「あ、そう…店員さーん!ビールー」



斎藤は立ち上がり、揉めている2人組の所へツカツカと歩いていった

ドミニクはさほど気にせず焼肉を貪り食っている





……





……………








斎藤は2人組の前に立ちはだかり……憤怒の表情で言った


「お前ら………」







その刹那








バシャーー







(!?)







タチの悪い2人組は……2人とも頭から水をかぶった………


後ろには「真面目そうな好青年」が憤怒の表情で立っていて、両手にはもう空になったコップが握られている………






2人組はビックリして振り向き……すぐ状況を察すると





「テメェ…………

今、自分が何したかわかってるんか…………おぉ?」




1人がもの凄いメンチを切りながらそう言った


すると好青年は




「あー、すみません、間違えた…

人間だもん…誰でも間違いってありますよね?」




と言ってメンチを切り返した




「おー…そうかいそうかい……間違えたんかい……

人間……間違えて死ぬ事もあるかもな………」


と言った瞬間






「あー、ドウモドウモ」





????





ドミニクが割って入ってきた……




「誰だ……テメェ…………?」



「あー、自分ドミニクシュナイダーと申します、ちょっといいですか?」



「あ?よくねぇよ?なんだその変な仮面?どけろや」






!!





ドミニクは胸ぐらを掴まれた!






しかし……

まったく臆しないドミニクは、タチの悪い輩に耳打ちをする………





「……………」




ドミニクを掴む手が離れた…………




「ちょっと外で話しましょう♪」



「…………おう」






ドミニクとタチの悪い2人組は外へ出ていった………





………





…………………









斎藤と好青年は立ち尽くしている……





「あ、どうも…………」




何か気まずくなったので……斎藤が恥ずかしそうにそう言うと……

好青年も少し照れた表情で




「どうも…………」




と言った………



更に斎藤が



「凄い勇気ありますね」



と言うと




「いえ……ビビりまくってましたよ………なんであんな事したんだろ……」




と言って好青年は笑った………








「オバチャン……大丈夫ですか?」



「はいー!大丈夫ですよー……

でも……あの仮面の人…………大丈夫ですかね………………」





………





…………………






少しすると……

ドミニクが何故か鼻歌まじりで帰ってきた………

そこには2人組の姿はもう無かった………






「オバチャン大丈夫?これ……あの2人組のお会計……」



と言って1万円をオバチャンに渡した



「え………」




…………




そしてドミニクは好青年の方を見て



「よー!好青年!一緒に肉食おうぜ!奢るから!」



「え?いいんですか?って言うか大丈夫ですか?」



「うん大丈夫、一緒に食おうぜ!いいよな?斎藤?」



「かまいませんよ」





……………………




3人で焼肉の仕切り直しをする事になった






「オバチャーン!ネギタン3人前とキムチー!ほら…好青年もたのめよ」



「あ、はい……カルビ2人前と大ライスとお新香お願いします」



「じゃあ、自分は大ライスと上カル2人前ー」



「で、好青年は名前なんつーの?」



「あ、自分ですか?

藤森……藤森ノリキです」



「藤森君かぁー俺はドミニクシュナイダー…

で、コイツが斎藤正義」







……………






これが…………


斎藤正義と藤森ノリキの最初の出会いだった……

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