3、仲間
相変わらずの更新の遅さ…。
本当にすいません 汗
「そうはいかないからー。」
犯人の横からとても緊急事態とは思えないようなのんきな声がした。
「なっ!?」
犯人は驚いて自分の周りをきょろきょろと見回す。
しかし、周りには誰もいない。
もちろん乃亜は壁でぐったりしたままだ。
「乃亜を痛みつけたアンタは見逃せないなぁ。」
その声と同時に天井から美がつくほどの少女が突っ込んできた。
「だ、誰だ!!」
犯人は問う。
「自分の名は燗沢空。ちなみに特殊能力者だからー。」
空は全然緊張していない。
むしろ、楽しんでいるようだった。
「おまえもか…。」
犯人はあきれたようだった。
(この学園は能力者だらけなのか??)
というように…。
「おまえも…って3人だけだっツーの。」
空の横から雄也が現れた。
「雄也。フィールドをよろしく!!」
「了解。」
雄也の体が輝きだした。
「半径100m。高さ15m。発動!!」
雄也が叫んだと同時。
空と犯人の体が黒い球体に包まれ消えた。
雄也は道を作るだけでなく。
空間を生み出すこともできるのだ。
「うわぁっ!?」
驚く犯人とは裏腹に妙に落ち着いてる空。
パンッ
と軽やかな音とともに球体がはじけた。
「じゃぁ、戦闘といこうか…。」
空の顔は笑っていた。
「はぁー!!」
気合一声。
空の手が輝く。
突如、空の輝く右手には太刀が握られていた。
「い、いつのまに!?」
「今さっき、ちょっとね♪」
空の能力は乃亜とも雄也とも違う。
意のままに瞬間移動をさせられるのだ。
太刀はその能力により、学園の武器庫から瞬間移動させたものだった。
次の瞬間。
決着はついた。
空が瞬間移動をして犯人のすぐそばに行き、首筋に太刀を構えたのだ。
「はい、おわり♪それとも、このままスッといっちゃう??」
「…!!」
犯人は脅えて声は出ない。
空の目が本気なのだ。
「空!!そこまでです。」
雄也と乃亜が現れた。
「ぁ、乃亜!!もう、目が覚めたの??」
「すいません。油断しました。」
乃亜の目は涙ではなく、犯人に対しての憎しみがたまっていた。
「犯人!!いい加減にしてください。警察になんて連れて行きませんから。」
「え…!?」
犯人の目は一瞬期待が横切ったが、すぐに希望は捨てられた。
乃亜の顔は笑っているのに、目がまったく笑っていなかったからだ。
「一生ここにいてください。」
乃亜のその声が合図かのように乃亜、雄也、空の3人の体を黒い球体が包み込んだ。
そして、消えた。
「ぁ…」
もとの空間にたどり着いたとき、乃亜が倒れてしまった。
「ちょ、大丈夫!?」
そこには留美。
「大丈夫だと思います。軽い脳震盪じゃないかと…。」
雄也が言う。
「なら、いいけど…。それにしても、お疲れ様でした!!」
「いえ、これが俺らの存在意義ですから…。」
そういって、雄也と空は哀しく笑った。
読んでくださりありがとうございました。
今後もよろしくお願いします。




