第四部までの登場人物 その二
これまでの人物紹介より記述を簡潔にしています。必要に応じ以前の紹介もご参照ください。
また、第四部で初登場のキャラについては「初出」を付してあります。
<王立学舎>
リシャール・モンゴメリ 十五歳 男
モンゴメリ男爵家長男。騎士課程筆頭。さわやかな金髪イケメンだが女っ気は周囲にない。学業、剣術ともに学年で群を抜いているが脳筋気味。寮ではアンリの隣室で、もっとも親しい友人のひとり。近衛騎士団への任官が決まっている。
マルコ・ロッシュ 十五歳 男
ロッシュ男爵家次男。アンリのルームメイトで数少ない友人のひとり。お調子者担当で女子の評判はいまひとつ。騎士課程に入り、座学の比率が下がったためか頭角をあらわす。あえて王家の騎士団を回避してアンリの実家の領地騎士団入りを選択した。
ルカ・マリネリ 十五歳 男
マリネリ伯爵家三男。リシャールのルームメイト。数少ない友人のひとり。目立つリシャール、騒がしいマルコと並ぶと地味な存在だが、お姉様ウケしそうな外見でリシャールとの絡みは腐った人(主にマイヤ)のお気に入り。魔法課程首席で、王立魔法局に採用された。
ベアトリーチェ・ニスケス 十五歳 女
ニスケス侯爵家次女。頭脳明晰さ、清楚で完璧に整った美貌は国中に鳴りひびく。第二王子が正式に求婚していた。また、剣術などを含め身につけられるものはすべて身につけようとする貪欲さ、それをいっさい感じさせない周囲への完璧な気配りの持ち主、文・武・美のすべてを手にし、性格面でも誰からも好かれ信頼されるパーフェクトガール。
ひょんなことからアンリを気にするようになり、あれよあれよという間に現在アンリの婚約者。就職せず卒業と同時に結婚予定。
マイヤ・ジレス 十五歳 女
ジレス男爵家次女。ベアトリーチェの友人。胸部を中心に驚異的発育を誇るオドオド系美少女。魔力の潜在量ではジルが驚くレベル。アンリとベアトリーチェが接近するきっかけを図らずも作った。
本作の外伝「だが断る!」で紹介されているが、じつはアンリと同じ世界の出身で、もとの身体は死んでおらず昏睡状態にある。チートとして他者との同調能力と魔法能力を獲得。もとの世界では薄い本を精力的に作成。腐っている。
ロザリア・アンベルン 十歳 女
学舎三回生の少女。アンベルン男爵家三女。たぐいまれなる剣の才能の持ち主。ただ、その剣の本質は殺人剣。第零部の一人称の少女。現時点でアンリとの接点はない。
きわめて優れた身体能力を持ちながら、それでも基礎過程の所属は第三クラス。頭のデキはかなり控えめ。騎士課程に進んでも、試験前は泣きながら勉強する彼女のサポートに友人たちが大忙し。
ジルベール・ザカリアス 七十五歳 小人族 男
王立学舎魔法課程主任教官。魔法の求道者の顔とスケベ爺の顔を使い分けるくせ者。タニアやテルマの古い知りあいで、かつては冒険者。日和見ジルと呼ばれていたらしい。成り行きでアンリの魔法を含めたよろず指南役となっている。
セバスチャン 六十一歳 男
職業セバスチャン、といってよいジルの執事。じつはアンリの祖父セリエ卿の同窓生。その時は「狂犬」の異名をとっていたが、その異名は彼を疎んじる者の悪意の塊に過ぎない。不思議とアンリのことは気にかけてくれる
<高等学院>
エリザベート・フェルナンデス 十五歳 女 初出
フェルナンデス筆頭大司教の次女にして枢機卿総代の孫。教会の勢力拡大を狙う一派によって「英雄」として祭り上げられそうになったが、本人はこれをまったく知らない。彼女自身は悪意のまったくない素直な娘。結果としてその企みをつぶすのに一役買う。
家柄、学業、武門、容姿、性格すべてを兼ね備える、ベアトリーチェとはおもむきの違うスーパーガール。さらに超爆乳。家柄→ベ=エ、学業→ベ>エ、武術・身体能力→ベ<エ、容姿→ベ=エ。性格はすべてに行き届いたベアトリーチェに対し、たまに残念な親しみやすさがポイント。
胸部装甲はエリザベート(H)≧リュミエラ(G~H)>>>ベアトリーチェ(D)>>ローラ(B)
父、祖父に大切に育てられた超箱入りの年上コンプレックス。それが災いしてあっさりと中身が中年であるアンリに陥落。現在一方通行中だが、乙女ゲー的にはラスボス級ベアトリーチェが立ちふさがるアンリルートを、「お祝いに行く」という選択肢を選ぶことで攻略へのフラグを立てた。
ガブリエラ・クロワール 十五歳 女 初出
クロワール伯爵家次女。カデルの報告にあった「英雄候補」のひとり。実態はエリザベートのダミー。ここで「候補」に入ってしまったことで人生を狂わされた。ガブリエラが筆頭候補と勘違いしたアンリとの接触から強硬手段で拠点に連れ込まれ、最後はリュミエラに身も心も籠絡されてチェックメイト。登場が派手だったわりにその後は影が薄い。
学生としては、容姿端麗・文武両道で中性的美貌から女生徒のファン多し。カデルにリストアップされさえしなければ、順風満帆な人生が待っていたと思われる。
<ギエルダニア>
ヨッヘン・ラーム 四百歳前後 男 魔族(魔人) 初出
ギエルダニアの伯爵位を持つ貴族。ベルディソという名の魔族の領主だが、人間の「生産」に興味を持ち、人間界に居を構えるようになった。皇国の勢力争いで劣勢だったボスマン公爵を逆転勝利に導き、その功で伯爵に叙せられる。
ギエルダニアの次期皇位争いでボスマン公爵は第二皇子ユルゲン派の首領格であり、その関係でアウグスト殿下の取り込みを図った際にアンリと出会う。学生の身で「魔王候補」と言われるタニアとテルマの助力を得るアンリに興味を持ち、協力関係を築く。
ナターリャ・スミルノフ 二十二歳 女 初出
ギエルダニアのスミルノフ子爵家次女。幼いころから魔法に才を見せ、教会にスカウトされて現在は司教位を持つ。本人は魔法の研究に教会を利用しているだけ。その目的は、幼いころから溺愛していたローリエ(現ローラ)を男に性転換させて手籠めにすることだった。魔法の能力、人間性、思考回路ともにぶっ壊れ級。
ローラの初めてを持っていったアンリに当初敵意を抱くが、「英雄」騒動がらみでギブアンドテイクが成立し、アンリ卒業後は食客として迎えることになっている。教会に未練はゼロ。
<ラグシャン女王国>
シャナ・ラグシャン 十七歳 女
ラグシャン女王家の第三王女。姉妹で唯一の頭脳派だが、引きこもり。しかも腐っている。マイヤの良き友で盟友。
ブリギット・ラグシャン 十八歳 女 初出
ラグシャン女王家の第二王女。脳筋。王宮内でシャナ王女に直接のアクセスがある数少ない存在だが、シャナ王女を訪ねて実際に顔を合わせるのは三回に一回程度とか。シャナの腐った趣味との関係を疑われている。
シャーリー・ラグシャン 二十歳 女 初出
ラグシャン女王家の第一王女。脳筋。武門では姉妹最強だがここまで影が希薄。姉妹の二人が変わった趣味に足を踏み入れていることを考えれば、この人だけまともということは考えにくい。
<アッピア>
ペドロ 二十四歳 男
女王国の冒険者の一団の参謀役だったが、アンリとの取引に乗った結果、現在はアッピアの国境近くの街であるボルダンのスラムの顔役。協力関係は続いている。
<カルターナの人々>
エラン 四十九歳 男
カルターナの武器商。口癖は「剣だけを売れば三流、恩を一緒に売って二流、それを倍にして回収して一流」で、かなり脂っこく見えるが、気に入った客には実はただの気のいいオヤジ。見どころさえあればけっこう至れり尽くせり。アンリ一派はお得意様として確保済み。
クリストフ・バルデ 三十七歳 男
カルターナで手広く商いを営む大商人。闇ギルドの幹部としての顔も持つ。奴隷の売買も扱っているが、もちろん非合法のものも含む。その非合法の商売でアンリと遭遇し、その壊れ方に関心を持つ。いまでは「拡大アンリ一派」と言ってもよい位置づけに……。
<魔族領>
バル 四百歳オーバー 魔族 男
ゴルドノフという魔族の配下だった。テルマとタニアがゴルドノフを処分したときに、アンリの画策により、さまざまな条件とひきかえにゴルドノフの後釜に座る。もともと小物なので、それなりに今の境遇に満足している模様。その後、アンリとそれなりの協力関係を築いている。
ヘレナ 約三百歳 魔族 女
旧ゴルドノフ領、現バル領にすむ魔族。対象の外見を寸分違わず写し取る能力に長ける。その反面、対象の本質を写し取る能力に著しく劣る。そのため、同族からはあざけりの目を向けられていた。
能力を十二分に活かす使い方をしてくれるアンリに感謝し、今後も協力を惜しまない考え。
お読みいただいた方へ。心からの感謝を!




