4-08 - なんでそんなぴちぴちのふくばかりえらぶのです? -
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「リゼちゃん!、どう、似合う?」
くるり・・・
ショッピングモールで豪遊した日の夜、私とリィンちゃんはお買い物の戦利品を広げています。
リィンちゃんはよほどジャージがお気に召したようで部屋着として買ったア⚪︎ィダスのピンク色3本線ジャージの上下を着て私に意見を求めます。
超絶美少女だから何着ても似合うのだけど・・・よりにもよって田舎のコンビニで座り込んでるヤンキーみたいな格好しなくてもいいのにと思いつつ。
「うん、似合ってるよー」
私はチベットスナギツネのような表情で答えました。
「もうちょっとサイズのちっちゃいのが良かったかなぁ・・・」
「はいはい、じゃぁ今度私が買って来てリィンちゃんのお城に届けてあげるね、でもそれはちょっとダボってしてるほうが楽だし動きやすいんだよ、いや私の芋ジャージそんなに欲しそうな目で見ないで!」
何故かリィンちゃんは最初に着せた私の芋ジャージがお気に入りで、直接欲しいと言わないですが目が欲しいって言ってるのです・・・。
芋ジャージの何がそんなにリィンちゃんの心に刺さったのかよく分からないのです、なのでよく似たアディ⚪︎スのジャージをお買い物の時に勧めたら大喜びで色々試着、今着てるピンクのやつに落ち着きました。
最初はワンサイズ小さいピチピチのやつがいいと主張していたのだけどそれだと身体のラインが丸分かりでエロいのです!、そんなのを王城で着てたら入手ルートを調べられて私が陛下に怒られそうなのです!。
「色違いで買えばいいのに何で同じの3着も買ったの?」
「洗い替えとか、保存用とか・・・」
「傷んだらまた買いに来ればいいのです・・・」
「でもそんなに何度も来られないでしょ、今回だってリゼちゃんの腕輪の件で脅して許可取ったんだから・・・っていうか何度もお忍びで来て大丈夫な方法あるの?」
「・・・」
「何、その「しまった!」って顔は!、正直に言えー」
手をわきわきさせてリィンちゃんが迫ってきます。
「わぁ、リィンちゃん!、くすぐらないで!・・・やめて、言うから!」
「で、私は何度も日本に来る事ができるの?」
「・・・うん」
「どうやって?」
「この世界と私達が住んでる世界って時間軸が別なの、日本で3日過ごすでしょ、それで帰る時はこの時間軸からあの廃墟に一度戻って、それから王城にあるリィンちゃんのお部屋の転移した直後に戻るの」
「?」
既にこの時点でリィンちゃんは理解できてないみたいなのです。
実は王国と日本は時間軸が別になっていて・・・なんて説明しても分かんないだろうなぁ・・・。
「他の人から見たらリィンちゃんと私が一瞬消えてまた現れたように見えるの、向こうではこっちで過ごした3日が経ってないの、だからここから戻ったら、旅行の許可が出た3日間は私が隠れてるコルトの街で過ごそうかなって思ってたの・・・」
リィンちゃんが頭を抱えてしまいました、これ以上難しい事を言ったら寝込みそう・・・。
「よく分かんないや・・・」
うん、理解できてないのは様子を見てたら分かるのです。
「とにかく、日本でいくら過ごしても向こうでは時間が経ってない事になってるの!」
「え、じゃぁここに10日、いや20日居ても怒られない?」
「そう」
「わーい!、リゼちゃん凄い!、じゃぁ・・・ここにいる間、私は自由だぁー!」
「向こうの時間は止まってるけどリィンちゃんの身体は成長するから何年も過ごすのはダメだよ」
「・・・よく分かんないや」
「つまり、たとえばここで10年過ごすでしょ、そのあと向こうに帰ったらリィンちゃんは10歳歳をとって・・・今16歳だからいきなり26歳になる」
「え、一瞬で26歳に老けるの?」
「そう、私は不老だから全然問題ないけど、リィンちゃんはこっちで過ごしてる時間分向こうでは一瞬で歳を取るの」
「よく分かんないや・・・」
「もうちょっと分かりやすく言うと、こっちでリィンちゃんが30年過ごしたら、向こうに帰った時の年齢は46歳、他から見たら一瞬でリィンちゃんがおばさんになるっていう怪奇現象が起きる」
「え・・・やだぁ、おばさんは嫌ぁ!」
「20日程度なら全然問題ないから安心して・・・で、日本でどれくらい滞在したい?、その後は3日間コルトの街で遊ぶけど」
「何度も来られるんだったら・・・10日くらい?、でもリゼちゃん何で私が日本に行く時にはお父様の許可がいるって言ったの!」
「旅行の許可がいるって言ったのは、旅行先でリィンちゃんが怪我するかもしれないからだよ、勝手に連れて行って怪我されたら私責任取れないし最悪首が飛ぶかもしれないでしょ!」
「でもリゼちゃん不死身だし・・・」
「そうじゃなくて!、「勝手に」王女様連れ出すのがダメなの!、大問題になるの!、今回はここで怪我したとしても、「許可をとって遊びに行ったコルトの街でうっかり怪我を」って事にできるでしょ、このお部屋で遊ぶならいつ来ても大丈夫だよ、お買い物はネット通販でもできるし」
「・・・王女様って面倒くさいなぁ」
「そんなこと言っちゃダメだよ、だからいつも息苦しい思いしてる王女殿下の為に今回は思いっきり遊ぼう!、ってわけ」
「そっかぁ・・・ってお買い物の戦利品、確認してる途中だったね・・・で、次はコレなんだけど」
そう言ってリィンちゃんが出して来たのはヨガレギンスの上下、なんでリィンちゃんそんなピチピチの服が好きなの!。
「あ、やっぱり買ったんだぁ・・・」
「うん!、可愛いでしょ」
「それ着る時はスカートを上に履いて上着も羽織ってね、じゃないと周りの男性陣が目のやり場に困るから」
「・・・そうなの?」
「そうなの!、自分の姿を鏡で見て!、凄いえっちだよ!、こっちの世界では大丈夫だけど向こうでそんな格好してる女の子居ないでしょ、露出狂の変態だと思われるよ」
「?」
リィンちゃんが首を傾げました、分かってないようです。
「お願いだから私の言う通りにしてね、リィンちゃん・・・」
その後リィンちゃんの荷物から出て来たのは普通のお洋服やお化粧品、ぬいぐるみやアクセサリーが沢山!、これだけ買っても軍資金の半分も減らなかったのです!。
・・・
・・・
「で、これがちっちゃい頃の理世だよ」
「かわいー、黒髪だったんだね生前のリゼちゃん」
「でも他の人には地味って思われてたんじゃないかなぁ、性格も人見知りでお友達できなかったし・・・」
「そんな事ないし可愛いよ、で、このお洋服は?、みんなお揃いの着てるけど・・・」
「これは高校・・・高等な教育を受けたい人達が通う学校の制服、ローゼリアでは制服ないよね、着てみる?」
「あるの?、着るっ!、来てみたい!」
その後は私の昔の写真を見たり、高校の頃の制服を着て遊んだり、私がやってるブラウザゲーム、艦⚪︎れをしたり、この前買ったタブレット端末でリィンちゃんが原⚪︎のアカウントを新規登録して始めたり・・・。
今日も楽しい1日が過ぎていったのです。
「ねぇリゼちゃん!、この盾を持ったヒ⚪︎チャール、どうしても殺せないの!、助けて!」
「⚪︎神は奥が深いのです・・・おっと、まだマルチプレイできるところまでレベルが上がってないからもうちょっと一人で頑張ろうね」
初めてお友達と一緒に遊ぶゲーム!、とても楽しいのです!。
読んでいただきありがとうございます!。
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