2の世界:転生の始まり
2話かぁ。.....2話かぁ。(もう10話まで書き進めた気分の人)
激痛が収まり、目を覚ます。
そこは、また違う景色だった。
「は、はぁ....ど、どうなってんだ。何が起きてるんだ。」
先程の激痛と混乱で頭がうまく回らない。
少し時間が立ち、冷静になる。
ゆっくりと体を起こし、あたりを見渡す。
痛みはない。というよりかは
「さっきまで、死ぬほど痛かったのに....」
とっさに、自分の身体を見てみる。
傷はない。
血もない。
まるで、最初から何もなかったかのように。
「これって....夢?」
頬をつねってみる
「痛っ...」
夢ではない。確かな現実。
周りには大草原。青い空と緑の丘がどこまでも続く、昔よく見たパソコンの壁紙のような景色だった。
その中にぽつんと一つの木が生えていた。
「とりあえず....あそこに向かってみるか」
──────────
さて、ひとまず状況を整理しよう。
まず、学校に行こうとしてコンビニに入った。そこで、強盗と鉢合わせた。そして、店員さんと子どもを助けようとしたら撃たれた.....その後がうまく思い出せない
えっと、撃たれた後.....いきなり変な森?に飛ばされたのかわからないけど、居て、そこで....なにか大きな動物に噛まれて、お陀仏......か。
「あれ....俺....2回死んでる....」
ま、まさかこれって....い、異世界転生!?
これはいいことなのか.....
前世は落ちこぼれだのなんだの言われてきた。
前よりも気が楽なのは違いがない。まだ....こっちのほうが楽かもしれない。
辛い話はもうやめだ。
そうだ!異世界転生といえばのアレがあるじゃないか!
僕は腕を前に伸ばしてこう言った 「『鑑定』!」
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種族:人
名前:鮫島 港
レベル:1
HP:105 DE:27 S::54 ST:22 MP:38
スキル:辟。髯占サ「逕
ジョブ:異世界転生者
称号:なし
武器:なし
装備:混紡のジャケット、革のベルト、混紡のズボン、ウールの靴下、革のローファー
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「おおー!これこれ。異世界といえばこれだよなぁー!」
前からなろう小説を読み込んでいる僕からしたらたまらないくらいに嬉しいのだ。
そんな事をしながら歩いていると、木が近づいてきた。
「近くから見ると.....でっけぇ」
ざっと30mはあるか?まさに大樹と呼ぶべきものだ。
下を見ると石碑が置いてある。
「なになに?主なルールは3つ。それは不変の事実である?」
意味がわからない。ルールってなんだ?
とりあえず下をそのまま読み続ける。
①記憶、ステータス、所持品はすべて次へ引き継がれること。
②寿命以外のいかなる死因でも必ず転生すること。
③死の概念がある世界にのみ転生すること。
ま、まさかな。俺の転生について言ってるわけじゃないよな。......はっきり言おう。不安だ。
①はいい。③もいい。問題は②だ。
寿命以外....つまり老衰以外の死因はそのまま転生すると....そう言いたいわけか?
体が溶けようが、崩壊しようが関係なく転生すると....そういうことか?
「......まぁ、できないことはない......か?」
この時の僕は、この世界を、このルールを、甘く見すぎていた。
ザワッ。
風も吹いていないのに、大樹の枝葉が揺れた。
「......ん?」
見上げる。
葉が多すぎて中は見えない。
「風......じゃないよな?」
数秒、静寂が続く。
次の瞬間。
バサァァァッ!!
大樹の頂上付近から、轟音とともに巨大な影が飛び立つ。
「なんだよ、鳥か....よ......って、アレ.....鳥なのか.....?」
港は思わず後ずさる。
「で、でかっ......!」
翼を一度羽ばたかせるだけで突風が吹き抜け、草原が波のように揺れる。
その怪鳥の黄金色の瞳が、ゆっくりと港を捉えた。
「......え?」
目が合った。
その瞬間、怪鳥が一直線に急降下してきた。
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