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融合館の殺人  作者: 井ノ川 桜
8/18

8.朝の悲しみと腐敗の香り

第8話

翌朝の早朝のリビング

天井の小型のシャンデリアは電気で付いているのに、薄暗い

その下で皆はいた

そう皆、徹夜(オール)したのだ

あんなことがあったのだから、怖くて寝れやしない

漢でも寝れやしない

そのソファで一人手で顔を覆って泣いていた

「翔…翔…どうして…もう6歳の男の子なのに…将来お医者さんになると言っていたのに…私のせいね…私が目を離したから…」

周りにいた皆は、そっとしておくことしか出来なかった

川子は、キッチンの冷蔵庫にあったアサヒビールとジャックダニエルの瓶とコーラを持って来て、みんなに飲み物を入れた

アサヒビールの缶を昌太、湊が取った

実と春菜は、大きなペットボトルの中のコーラをコップに入れた

実際は、春菜は全て実くんに任せていた

そう春菜は実くんに扱き使っていた

「私のためにやってよね」と春菜は言っていた

ジャックダニエルをグラスに入れた川子

そのグラスを、南と敦子と川子は手に取った

敦子は、ジャックダニエルをチビチビと飲んだ

それでも敦子は泣き止まない

ジャックダニエルの匂いがほんの少しだけ香るが、空気は、非常に重かった


しばらくして、眠った敦子

疲れたようにぐっすり寝ていた

顔は涙でぐしゃぐしゃになっていた

その間に翔の死因と原因を考えた

昌太は言った

「翔は事故死だと思いました。ですが、おかしな点があります。それは、シャンデリアの鎖でした。湊の証言だと寝る前に壁に鎖がレバーで回されて巻きついており、オマケに南京錠が着いていたと言っていました。そして今、翔の死後に湊が見たには、その近くの壁の床に南京錠が壊されていた状態だった。そして、レバーを引いたらしき跡があるので、レバーを引き、翔を殺害した可能性があります。おそらく、何かしらの声か化けた犯人が誘導させたのだと思う…そして犯人は俺たちの中にいると思ったが、それ以外の犯行の可能性がある」

湊は「どうやら、子供にも容赦がないようだな」と言った

「それより、臭くないですか?」と南が言った

「そうだった。山子葉を運んであげなきゃ」

そして、湊と昌太隣のキッチンへ向かいました

キッチンでは、山子葉の遺体が放置されていた

見た目は、平気だが腐った匂いがした

腐敗らしき匂い

腐ったパンのカビの匂いがした

でも本当に見た目は腐っていなかった

昌太と湊は山子葉の遺体を山子葉の宿泊部屋へ運んだ

数十分後に戻ってきた

湊と昌太だった

当たりは明るいのに薄暗く、寒気がする空間だった

次回第9話

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