16/18
16.黒幕
第16話
しばらくして、時計塔の文字盤内部に着いた
殺乱は、言った
内部はとても寒し、空気は冷たく重い
「おい!お前さんの言う通り!皆お前の好みの芸術通りに死んだぞ!報酬は?山子葉!」
「ここだよ」と呟く声が後ろから聞こえた
殺乱は振り返ると、そこには山子葉がいた
「君の制作した高濃度アルカリ型の仮死薬は最高だね…全ての機能が止まり死んだようになるなんてね」と山子葉は、絶賛し微笑んでいた
「そんなのはいいんだ!報酬は?」と殺乱は山子葉を急かした
「残念だけどないよ」と山子葉は言った
「は?」と殺乱が文句を言おうとした次の瞬間
グサッという音が冷たい空気に響渡る
殺乱は腹に激痛が走り、その場に倒れた
「そんな…約束したじゃないか…100万円と免罪符を…用意すると…」と殺乱は力の限りに文句を言った
「でも…君は私のために人殺しをしたでしょ?裁かれるべきなのがお前だよ…私のために手を汚してくれてありがとう…私の最高傑作ももう時期完成だよ」と不気味微笑み言った
殺乱はたちまち力が抜けたように動かなくなった
山子葉は、立ち上がり大声を上げて笑い始めました
その声は、邪悪だ如く、悪魔のような笑い声
その声は、敷地内に響き渡った
すると、さて最後の仕上げをするかと呟くとカメラを取り出し、写真を撮った
そして、殺乱の遺体を運び始めた
次回第17話




