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 「どっかで遭った事ありましたか?」俺はつけている剣の近くに手をよせる、無駄なのは分かっている、分かっているが瞬時に剣を抜ける位置にある方がが落ち着くからだ。


 「いえいえ初めましてですが4日前でしょうか?ほらあなた冒険者学校の生徒を冒険者街で助けたでしょ?それで捕まった人に聞いてみたら貴方だって聞いたもんだから急いで来ちゃいました!貴方ってほら顔や見た目を聞いただけですからね!それで用事というものは貴方を是非私の街に来ていただきたいなと思いましてね!勿論判断は委ねます!」


 「は〜!この馬鹿は、いきなりそんな事を聞いても驚くでしょ!それにさっき聞いた話も覚えていないのか!2日前に貧民街で冒険者の生徒を助けた人、でしょ!ちゃんと話さないと馬鹿にされますよ!」2人は仲がいいのか普通に話し始めた、俺の感情なんか知らずに、俺が警戒している理由は3人の魔力が多い、多すぎる、最初に話しかけてきた奴は白髪でガタイが良く身長もそれなりにある優しそうな顔をしたお爺さんだ、そして毒舌の女は髪が真っ黒のロングヘヤーで顔の肌は白く目が大きく鼻は高く唇は柔らかそうで小顔なまるで物語に出てくるヒロインのようだった、3人目は鎧を着ているが冒険者をしている関係上何となく強さが分かるのだが今すぐ逃げた方がいいと俺の中で警報がなっている。


 「おやおや、どうしたんですか私たちの顔をそんなにジロジロみて、あ〜もしかして殺しに来たと思いましたか?はっはっは!そんな事はしませんよ!もう飽きましたから!今は良い冒険者を我々の街に招待したり強い人を作った方が楽しいですからね!」


 「馬鹿、だから人を殺すのが飽きたとか人を作るとか怖がる事をいちいち言うな!すみませんうちの馬鹿が、こほん!この馬鹿が話し始めたせいで自己紹介が遅れましたが私は桜庭(さくらば)伊織(いおり)と申します、私たちは今街の代表として来ていてですね、この馬鹿、(もり)(はじめ)コイツが街の偉い人、あと鎧のそいつは佐藤(さとう)隼人(はやと)馬鹿、この3人で龍星街の代表として来てましてねそのついででコイツが毎年1人は誘拐したいって言うからこっちは必死に根回しをして騒ぎにならないようにしているんですが今年はその計画が破綻したのでその人に会ってみようとなったのです、だから安心してこの剣は触っていなくても大丈夫ですよ。」笑顔で俺の装備していた剣を持って言ってくる。


 俺は頭で分かっていたがおそるおそる剣を見てみると鞘の中に剣は本当に入っていないようで伊織が持っている剣は本当に俺のだった、「はぁ、はぁ、はぁ、そうか、そうだな。」まずは自分を落ち着かせどうしようもできないと悟る、俺の剣が抜かれたところが見えなかった、一瞬魔法の類かと思ったがそれだったら絶対に見えるはず、だからこれは恐らく普通に俺の剣を抜いただけだ。


 「伊織ちゃんも怖がらせているじゃないか!ごめんね、でも本当に貴方に来て欲しいんですよ!私が依頼してた誘拐犯は腕が良くて数年間ミスなくやってもらってたからね!それで貴方を見つけてみたらなんと!なんとなんと魔力が見える冒険者だったって訳ですよ!そりゃあ貴方の血が欲しくなりますよ!どう?伊織ちゃんヤロフさんとの子供を作るっていうのはさ!まだ魔力が見える人との配合はしていないからさ!」いきなり意味の分からない話を始めた、俺が相手の魔力が見えるっていうのもそうだし俺の血が欲しいからって子供を作るかとか本当に意味が分からない。


 「だ〜か〜ら〜私は私よりも弱い人を夫にするつもりはありません!だから早くSランクの男を連れてこいって言ってますよね!あっ、すみませんねやっぱりこの人馬鹿なので人前でこういった話をしてしまうのですよ、あと私たちを見てすぐに構えるまでは良かったのですがその後の怯えようで魔力が見えているか見えていないかなんて簡単に分かります、この服特殊な素材で分からない人は恐怖を感じづらくなるので見たぐらいでは分かりませんから。」


 完全にペースを持っていかれて全然頭が回らない、だが俺の目線で魔力探知が得意なのもバレているか、そんな事はどうでもいいまずは何か話さないと、聞けば案外答えてもらえそうだしな「そうですかそれは勉強になりますね、差し支えなければ代表として何をしに来たのかを教えてもらいたいですね、行った時はありませんが龍星街は王都のつぎに栄えてると聞いた事があったので何をしに来たのかが気になってしまって。」


 一が口を開いた「ほう、そう言われるのは気分が悪くないので答えましょうか、実は交易の関係で来ているのと私の〜〜、ではなく街の子供たちが冒険者学校に行く為の挨拶も兼ねて来ているのです、後は王都の冒険者の見学とさっき言ったような事でしょうか。」私の〜〜といっている時に伊織がじーと見ていたので言葉を変えたのだろう。


 「なるほど、龍星街の子供たちが冒険者学校に入るのですね、それは成長するのが楽しみでしょうね。」


 「はい!とっても楽しみですね!良かった話の通じる冒険者で、ますます気に入りましたよ!私たちがこう話し合いをしようとしても襲ってくる人たちがおりますのでね、それでは残念ですが今日はこのくらいでおひらきにしましょうか、ヤロフくんこれ龍星街に入る時のチケットです!これがあると簡単に入れるからその日を楽しみにしておいて下さいね!もし良かったら冒険者学校の夏休みの時にでも来て欲しいな、」


 「では冒険者学校の休みを調べていくことにします。」ここはいくといった方が安牌だし前から気になっていた場所でもあったからいい機会だ、芸術と魔法の街、龍星街。


 「楽しみにしていますよそれにここまで仲良くなるとは、それではこの情報も教えましょうか、私はねえ裏社会では有名で一通り危ない事はやってきているのですが今となっては何もしないので変に位の高い人みたいになっているのですよそれで聞いた話なのですが他の奴らがなんだか動き出すみたいだから注意して下さいね!もし寂しいとか怖いって思ったらいつでも龍星街にきてね待ってるよ!それでは近いうちにまた会いましょう!」


 3人は俺と会話した後は握手をして帰っていった。

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