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30 迷推理2

 俺は長かった1日を終わらせるために宿に入る、あの後はここら辺に詳しそうな際どい格好をした娘に金を渡して聞いたら道案内までしてくれて直ぐに見つかった、「確かこの店では色々出来るようなので楽しんでくださいね、後〜〜もし良かったら、、今度私も呼んでくださいね、それでは!」俺が女を担いでいる明らかに怪しい格好をしていて最初は驚かれたが話してみると普通の冒険者と分かったようで最後はあんな事を言われた。


 この状況で店の人は怪しんでこないかが心配だが取り敢えず入ろうと思う、入ったらまずは受付のテーブルがありその奥にいかにも強そうなおばさんが座っていた。「いらっしゃい!」夜にも関わらずでけえ声で挨拶をしてくるのは初めての体験だ。


 俺はおばさんの方に近づいていき「これウルフからここを紹介されたんで来てみたんだが部屋は空いているか?」とウルフから渡された紙と一緒に質問をしたところおばさんは紙を受け取ってテーブルの引き出しに突っ込んだ。


 「ああ、空いてるぞ!だが1部屋しか貸せないな、この紙1枚で1部屋って契約なんでな。それに特別な部屋以外は全部埋まっちまってる。」店主が親指で後ろの壁を指差すと部屋状況が書いてあったので見てみると確かに全部の部屋が埋まっていた、まあしょうがない俺はやましい事をしないがこの魔法使いのコスプレをしている奴と一緒には正直同じ部屋でも嫌だが早く寝たいので今日は妥協しよう、それにここ以外で空いている店もあるか分からんしな。


 「ああ、分かった。それじゃその部屋で頼む。」というと下から鍵を出してテーブルの上に置いた、それを取ろうとしたのだがおばさんは手を退かしてくれないし結構な力が込められている「おい、こっちは1日中忙しくて早く寝たいんだ!だから早くその手をどかせ。」少し大きい声が出てしまったがおばさんは気にしていないようだった。


 するとおばさんはニチャニチャ笑いながら話しかけてきた「貸してやろうと思ったんだが担いでいる奴が少し面白そうだったんであんたと話したくなったんだよ!さっさと話してくれるならこの手を退かしてやる。」と言われたので俺はため息を吐きながら質問に答えることにする、今日何回目のため息なんだ、、


 「その子はどうしたんだい?」おばさんが簡潔に質問してきたので「今日この店に来る途中襲われてたんで助けたんだ、そして警備隊の奴らに渡そうとしたんだが無理と言われてそこら辺に捨てても可哀想だったんで担いできたんだよ」俺の本当の感情は一旦隠して伝える。


 「ほう、、、あんた優しいんだね、それが本当かどうかは分からないがウルフの紹介だから信じてあげる。それじゃあ答えてくれたお礼にいい事を教えてあげる、その服冒険者があまり見ないローブなんだが実は冒険者学校の生徒の服だよ、それも今年入学する奴だ、ほら青い線が一本だろ?それが一年生っていう事さ、確か冒険者学校の中でしかローブの効果を得られないはずだからこの辺で着てるのはおかしいけど間違いないよ。あんたも将来金になるのを助けられてラッキーだね、それともあんたまだ若いからその子の事を狙ってなのかな〜!がっはは!!」マジで快楽がエロと酒とアイテム鑑賞しか無いのでいちいちエロ目的と絡んでくるのがめんどくさすぎる。


 「はぁ〜、な訳ないだろ、冒険者学校って子供が入るところだろ?俺は28の冒険者でそんな奴らに性欲は湧かない。」というか一度も人間に対して性欲を感じたことがない、恐らくモテる代わりにそういったことが出来なくなる呪いを神がかけたのだろう、俺が普通の男だったら今頃、、いや考えるのは辞めておこう。


 「ふ〜ん、そう言う奴から落ちていくんだ、私はそう言った奴らを何人も見てきたからね〜若いもんはいくら頭がよくたって一度恋に落ちたら求めてきたり求められたり、楽しいから気をつけるんだよ!」まだニチャニチャ笑いながらこっちを見てくる、確かに年齢が離れていても関係なく結婚は出来るからな、まぁ15はほぼ大人か?いややっぱ無理だ。


 「はぁ、そうか。こんくらい話したら満足か?」すると手を鍵から離して俺の方に投げてきた。「ああ、満足だ、ここにくる奴は金を落としてくれるが気持ち悪い奴が多いからたまにはあんた見たな奴と話したくなるのさ。それにアンタが悪い奴ではないことが分かったしな。ああ〜そうそう言うの忘れてた、もし盛んになっても気にしないで良いぞ、この宿はそういうのを売りにしてるからな、それとそっちに行けば鍵に書いてある部屋があるから探しな。」確かにこの時間になると普通の宿だったらアンアン聞こえてくる事があるのだが全く聞こえてこない、それだけはこの宿の良いとこか。


 最初に言っていた言葉を忘れて「取り敢えず感謝する。」と言って部屋に向かった。部屋を探していると前からデブい男と露出が多い若い女がべたべたとしながらすれ違った。なるほど少しさっきのおばさんの言っていた事が分かったきがした、ただ俺も性欲が凄かったらああなっていたのかもと考え、、、ないようにした。


 鍵に書いてあった絵の部屋を見つけ中に入ると中は普通の部屋でベットがありカーテン、椅子とテーブルがあるだけの簡素な作りになっている、俺は担いでいる子をベットに優しく置き寝袋を出して寝袋の上に乗せベットで寝る事にする、そうこれが大人ってもんさ。

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