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金貨の娘  作者: 之#u4e4b
第5章 混濁の庭

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第5章 第4節 四時の札(第3項)

(じゅん)()()()のスーが

()(じょう)(なら)べた(かい)(ふだ)は01で、

わたしは(かの)(じょ)(かんが)えに()(うたが)った。



挿絵(By みてみん)



(あたい)(いち)(ばん)(ひく)(すう)()



わたしの()(ふだ)(かの)(じょ)(なら)べた01よりも

(れつ)()になる()()わせは(そん)(ざい)しない。



「これは『段札(ステップ)』の商品(グッズ)だよ。


 ちょっと(とく)(しゅ)()()わせだけど、

 ニクスは()ただけで()かるかな?」



スーの()(じょう)には99の(よこ)に01が(なら)ぶ。



(かの)(じょ)はわたしに(おし)える(ため)に、(ねら)って

(きょく)(たん)(すう)()()()わせを(つく)ってみせた。



「…(だん)(じょう)(すう)()なら9・0・1?

 これって()(かえ)してる…?


 10(しん)(ほう)(じゅん)(ばん)になってるから段札(ステップ)?」



(すう)()は9から1を()せば10になり、

(けた)(ひと)()()がる。



(すう)()(ふだ)に10は()いので(かず)()()がらない。



9から1を()しても(けた)()()がらず、

0に(もど)って(ふたた)び1から()(かえ)すことになる。



「うん。(せい)(かい)


 双札(ペア)(おな)(あたい)の2(まい)

 十札(テン)()して10の(あたい)の2(まい)で、

 段札(ステップ)(じゅん)になった(あたい)の3(まい)

 (せい)(りつ)するんだよ。


 ()(じょう)(なら)べた(こと)なる(すう)()(ふだ)の3(まい)が、

 (ひと)つずつ(じゅん)になると段札(ステップ)(せい)(りつ)するよ。」



(かい)(ふだ)って2(まい)しか

 (なら)べられないんだよね?」



(かく)(にん)するとスーは(うなず)く。



双札(ペア)十札(テン)(ちが)って、

 (ちょっ)(きん)(かい)(ふだ)との()()わせがないと

 (せい)(りつ)しない商品(グッズ)だね。


 それぞれ(ちが)うけど()(しな)(もの)…、

 キャシュク、(おび)(ぬの)(おび)(ひも)なんかを

 ひとまとめにして()(ほう)(ほう)だね。


 3・4・5と(ひと)つずつ()しても、

 1・0・9と(ひと)つずつ()いても段札(ステップ)


 でも2・4・6や、9・6・3は

 (ひと)つずつではないから(せい)(りつ)しないよ。」



(れん)(けつ)で、3(しゅ)(るい)(すべ)ての商品(グッズ)

 (せい)(りつ)させることもできるの?」



(たと)えば34の(よこ)に55の(かい)(ふだ)(なら)べれば、

3・4・5の段札(ステップ)双札(ペア)十札(テン)(れん)(けつ)して

(しゅ)商品(グッズ)(すべ)(せい)(りつ)する。



――ルールの(とお)りなら。



(さい)(だい)(ほう)(しゅう)は7(まい)だね。


 でも商品(グッズ)(つく)()ぎには(ちゅう)()してね。


 ()(ふだ)にできる(まい)(すう)(さい)(だい)で10(まい)まで。


 ()(ふだ)が11(まい)()(じょう)になると、

 その()(てん)()けになるよ。


 (あつ)めた(しな)(もの)()(じょう)(なら)べないから、

 (しょう)(にん)(しな)(もの)(くさ)らせるって()()

 『()(はい)』って()んだりするよ。」



――(しょう)(にん)としては(しっ)(かく)ということね。



「スーが()(ふだ)を9(まい)()っていた(とき)に、

 わたしが(ほし)(ふだ)を2(まい)()して()(ぜい)

 (かん)()()けてスーは()け?」



スーの()(ふだ)(ほう)(しゅう)(くわ)えても8(まい)なので、

わたしがいま(ほし)(ふだ)を2(まい)(なら)べても()てない。



「それも()(ぜい)使(つか)(かた)(ひと)つだね。


 (ほし)(ふだ)(かん)()商品(グッズ)での(ほう)(しゅう)で、

 ()(ふだ)(くわ)える(ひつ)(よう)があるのに、

 ()()(ふだ)がなかった(とき)()けね。」



()(じょう)()(ふだ)()やしたり、

 (ほう)(しゅう)()るのは()くないんだ。


 ()(はい)する()()(ふだ)って、

 ()(もの)から()てるの?」



「それはただの()()だね。


 ()(ふだ)()やしてばかりだと、

 (たの)しくないからだと(おも)うよ。」



(たし)かに。」



()(ふだ)()めれば、(なら)べる(ふだ)(こま)らない。



(かの)(じょ)(せつ)(めい)(あそ)びの()(ほん)だった。



(じゅん)()でわたしが64の十札(テン)()し、

(ほう)(しゅう)()(ふだ)を2(まい)(くわ)えると、

スーは()(ぶん)()(じょう)(すう)()(ふだ)(うら)(がえ)した。



挿絵(By みてみん)



「これは――。」「それは?」


スーの(せつ)(めい)(しつ)(もん)(かぶ)ってしまった。



「これは、()(ぶん)()(じょう)(せい)(りつ)した

 商品(グッズ)()せて(かく)したり、

 (れん)(けつ)(ふせ)いだりする(ほう)(ほう)


 ヴェールっていうんだよ。」



スーが()(くち)(もと)(かく)し、

1の(すう)()(ふだ)(うら)(がえ)しにする。



(ほう)(せき)使(つか)(ぬの)のこと?」



(ほう)(せき)(そう)(しょく)(ひん)(はこ)(さい)に、

()(きず)から(まも)るパイル()()(あつ)(ぬの)

宝飾巾(ヴェール)()んだ。



頭巾(フード)宝飾巾(ヴェール)(かお)(おお)(かく)(そう)(しょく)で、

ドレイプのサンサや(がい)(しょう)(がい)(しゅつ)()()ける

()けるほど(うす)いチュール()()(おな)()(まえ)



頭巾(フード)宝飾巾(ヴェール)()()も、

 (ほう)(しょく)(ひん)(まも)(ぬの)使(つか)われてるけど、

 (じつ)()(らい)(あと)()けだよ。


 (たい)(りく)(しょう)(ばい)上手(じょうず)(しょう)(にん)

 (おお)(さま)(かお)(ほう)(しょく)(ひん)()()てて、

 ()(きず)から(まも)るただの(ぬの)()れを

 (たか)()()りつけた(いつ)()からだね。」



「また(だま)したんだ…。」



「また?」



()れた(はなし)(もど)して、

()(じょう)()いた(ふだ)()(せん)()とす。



「わたしも55でそれやっていいの?」



(ほん)(らい)()(ぶん)()(ばん)(かい)(ふだ)(なら)べる(まえ)の、

 (ちょっ)(きん)(せい)(りつ)した商品(グッズ)のみなんだけど、

 (おし)(わす)れてたからいまやってもいいよ。


 でも(ふだ)は25(まい)しかないから。


 (なら)びで(なが)れは()かるし、

 (はい)()(おぼ)えられるもんね。


 ニクスは(はじ)めてだから、

 ヴェールしない(ほう)()(ぶん)()(じょう)

 (おぼ)えなくて()(ぶん)(こん)(らん)(にく)いかも。


 それにね。」



と、(かの)(じょ)()(くわ)える。



(わたし)がここで(かい)(ふだ)(きょう)(こう)(ふだ)(ふく)めたら、

 ()(ぶん)()(じょう)でヴェールした(ふだ)を1(まい)

 ニクスは()(ふだ)(くわ)えないと

 いけないんだよ。


 『(かい)(しゅう)』って()(まえ)があるけど、

 そのままだね。」



「1(まい)? (にん)()(ふだ)?」



わたしがヴェールした(ちょく)()

(きょう)(こう)(ふだ)()された()(あい)

(ぼん)(よう)な5を(かい)(しゅう)することになる。



(つぎ)(つく)商品(グッズ)やヴェールする(ふだ)

(きょう)(こう)(ふだ)(なら)べる(ころ)(あい)いも

(かんが)えなければいけない。



「…()めておく。」



(かんが)えが(ふく)(ざつ)になり、スーの(じょ)(げん)(どお)

わたしはヴェールを(ひか)えた。



「さて、

 いま(わたし)が9・0・1をヴェールしたから、

 そこでニクスが(きょう)(こう)(ふだ)(なら)べた()(あい)は、

 この(なか)の1(まい)()(ふだ)にする。


 なにを(かい)(しゅう)すると(おも)う?」



「それなら0?」



(きょう)(こう)(ふだ)(なら)べば(ゆう)(れつ)(ぎゃく)(てん)し、

9が(れつ)()で0が(ゆう)()(すう)()になる。



「それも()いかもしれないね。


 (きょう)(こう)(ふだ)(なら)べた(あと)なら、

 (うん)(こう)(げん)(そく)(いつ)(だつ)した(じょう)(たい)だから。


 でも(きょう)(こう)(じょう)(たい)(ほし)(ふだ)()(ゆう)(なら)べられて、

 (あさ)(ひる)(ゆう)でまたすぐ(しょう)(じゅん)(もど)るから、

 使(つか)(かた)には()()けてね。」



「そんな(なら)(かた)もあるんだ。」



ヴェールをしたところでいつ、

どの(ふだ)()(ふだ)にするのが(さい)(ぜん)か、

(こう)(りょ)する(ひつ)(よう)があり、(のち)(のち)(じゅう)(よう)になる。



(きょう)(こう)(じょう)(たい)から(ほし)(ふだ)()されたことで、

 (うん)(こう)(げん)(そく)(したが)(もと)(じょう)(たい)(もど)ることを、

 『秩序化(オーダー)』っていうから(おぼ)えておいて。」



秩序化(オーダー)。」



その(よう)()()(らい)(あたま)(ひね)る。



――(きょう)(こう)(せん)(そう)()()こすのなら、

  (ちつ)(じょ)(せん)(そう)()わったいまの(じょう)(たい)



(きょう)(こう)(おさ)まって、

 (こう)(とう)した()(じょう)()(かく)

 (もと)(もど)(かん)じだと(おも)ってね。


 ()(だん)()がったまま

 (やす)(だい)(よう)(ひん)()(じょう)(なら)んで、

 (じゅ)(よう)がなくなると(こま)るもんね。」



わたしは(くび)(たて)()り、()(かい)(しめ)す。



「ついでにこれも(おぼ)えておいて。


 (すう)()(ふだ)の0と(きょう)(こう)(ふだ)()(しょう)(にん)(ふだ)の0で

 双札(ペア)(せい)(りつ)させると、

 (ぎゃく)(じゅん)(とき)(しょう)(じゅん)(もど)るよ。」



「0の双札(ペア)で?


 9の双札(ペア)(ぎゃく)(じゅん)にならなかったのに?」



「99で双札(ペア)(せい)(りつ)しても、

 (ぎゃく)(じゅん)にはならないよ。


 (ほう)(せき)のような(こう)(きゅう)商品(グッズ)

 ってだけだね。」



(こう)(かい)してる0の(しょう)(にん)(ふだ)は、

 (きょう)(こう)(ふだ)(なら)べないと

 ()(はい)らないから?」



(たん)なる(すう)()()()わせではなく、

(あそ)びの()()みで(かんが)えると(かい)(しゃく)しやすかった。



(しょう)(にん)(ふだ)はその(じょう)(けん)があるからだね。


 0を(ふた)つも(なら)べても

 0に(あたい)()いから()()()だよね。


 (しい)()における0って

 (はつ)(めい)における()(しき)とか(ひらめ)き、

 (もの)()(がい)()()からしか()られない(しな)(もの)

 (さい)(のう)(じん)(ざい)みたいな(あつか)いの(ふだ)だね。


 (かく)(めい)とか(しょく)とか、

 (いろ)(いろ)(かい)(しゃく)があるね。」



(しょく)?」



(にっ)(しょく)(げっ)(しょく)(しょく)だね。」



スーは()()()()()(つく)ると、

(りょう)()()(なら)べ、(ふた)つを(かさ)ねていく。



0の()()

(あたい)のある(ほか)(すう)()とは(べつ)になる。



(よる)(ほし)(ふだ)(とき)(ぎゃく)(じゅん)でも、

 (きょう)(こう)(じょう)(たい)でなくても、00の双札(ペア)

 (うん)(こう)(げん)(そく)(かい)()(じょう)(たい)(もど)るよ。


 これを『(へい)(こう)(じょう)(たい)』っていうんだよ。」



(へい)(こう)って…、

 (ふね)(みずうみ)()かんでいるのと(おな)じ?

 その(へい)(こう)?」



(おな)(こと)()()()らしく、スーが(うなず)く。



(ふね)(みず)()退()けて(しず)(ちから)よりも、

(みず)(ふね)()()げる(ちから)(まさ)って、

(すい)(めん)()いた(じょう)(たい)をそう()ぶ。



「これは(きょう)(こう)(じょう)(たい)でない(とき)()(しょう)だね。


 (つぎ)(なら)べられる(ほし)(ふだ)

 (しょう)()(かい)()()(おな)じで、

 ()()(ほし)(ふだ)(かん)(けい)なく(なら)べられるよ。


 それに0の使(つか)(かた)(ほか)にもあるよ。


 (せつ)(めい)(なが)くなったから、

 もうちょっと(すす)めようか。」



スーが()(じょう)(なら)べた(ふだ)は88で、

また(おお)きな(あたい)にわたしも(こん)(わく)して

(かの)(じょ)(ちょく)(せつ)(かく)(にん)する。



挿絵(By みてみん)



(かい)(ふだ)()せる(すう)()って、

 00から99だよね?」



「最小は00。(さい)(だい)は100だね。

 (しょう)(にん)(ふだ)があるからね。」



「100? …100?」



わたしは(おも)わず()(かえ)した。



()(ふだ)(のこ)り3(まい)(とき)(げん)(てい)して、

 100を(なら)べることができるよ。


 それ()(がい)だと

 2(まい)(ひと)(くみ)でしか(なら)べられないよ。


 いつでも100が(なら)べられたら、

 (あそ)びにならないもんね。」



「100なんて()せるんだ…。」



100を(つく)って()(ほう)(ほう)(とも)に、

01や00、90などの(よう)()(おも)()かぶ。



――やってみようかしら。



わたしは(ひる)(ほし)(ふだ)(なら)べて(そう)(さい)(しの)ぐと、

スーは77の双札(ペア)(つく)る。



挿絵(By みてみん)



これで(かの)(じょ)は66より上の(かい)(ふだ)(つく)れないし、

すでに0の(すう)()(ふだ)(なら)べていた。



(ぎゃく)(じゅん)ではもう12より(した)(すう)()(つく)れない。



その(ため)、スーは(かなら)(ほし)(ふだ)か、

(きょう)(こう)(ふだ)(なら)べて(しょう)(にん)(ふだ)()にする。



()(ふだ)(のこ)り3(まい)(あい)()より(ゆう)()なら、

 100の(あたい)(なら)べられるんだけど、

 これは『(らい)(てい)』っていう(とく)(しゅ)()(かた)。」



(らい)(てい)…?」



「これもソーマが()(らい)だね。


 この()(らい)(れき)()(べん)(きょう)になって、

 サンサに『(はなし)()れてる』って

 お()(ごと)(もら)うからまた(こん)()ね。」



スーがここに()ないひとを真似(まね)して()った。



わたしが(ひと)(ゆう)()な78の(かい)(ふだ)(なら)べて、

(ちょっ)(きん)(ふだ)との(なら)びで十札(テン)(せい)(りつ)させた。



挿絵(By みてみん)



スーは(ぜん)(じゅん)(せい)(りつ)した()(じょう)

商品(グッズ)をヴェールして、

ようやく(ゆう)(ほし)(ふだ)()(じょう)(なら)べた。



(かの)(じょ)(ぜん)(じゅん)の77と(つな)げない(ため)に、

ヴェールを(おこな)ってから3を(あと)(ふだ)(なら)べ、

十札(テン)商品(グッズ)(せい)(りつ)させない。



スーは(とう)(ぜん)()(ぶん)(つく)った(ほう)(しゅう)で、

()(ふだ)が10(まい)()えてしまう

()(はい)での()けを(ふせ)ぐ。



(つぎ)()(ばん)(かの)(じょ)は21の(かい)(ふだ)(なら)べれば、

3・2・1の段札(ステップ)(せい)(りつ)する。



(ほし)(ふだ)(かん)()()けたわたしは、

()()から(くわ)える(ふだ)(えら)びながら

(さき)(てん)(かい)をしばらく(かんが)える。



(あい)()が100の(らい)(てい)()った(とき)

 ()(ぶん)()(ふだ)が0の2(まい)しかない()(あい)

 00を()(じょう)(なら)べることで

 (あい)()(しょう)()()(こう)()できるんだよ。


 これを『(かい)(じょ)』っていうよ。

 (けい)(やく)()()()()する(かい)(じょ)だね。」



100の(せつ)(めい)(つづ)くので、

そこで()(もん)()かぶ。



「100で()(ふだ)(すべ)()くした(あと)でも

 00が(なら)べられたら()けになるの?」



わたしは(しょう)(にん)(ふだ)の0を(ねら)っている。



(つぎ)(なら)べる(ふだ)(かんが)えながら、

(つづ)(かの)(じょ)(せつ)(めい)(みみ)(かたむ)けた。



(あい)()(さき)()(ふだ)()くしているから、

 (あい)()()(あつか)いでもないんだよ。


 (かい)(じょ)(ねら)ってみると上手(じょうず)()かないし、

 ()()ても()ちの(あつか)いでもないからね。


 ()(てん)はほとんど()くて、(せい)(こう)(りつ)(ひく)い。


 これが()()たら()()ちでは()ちかな。


 やられたら()けを(みと)めるかもね。」



()けでもないんだ。」



「ただの(ふだ)(あそ)びだもんね。」



(ふだ)()ていたアルが(よこ)欠伸(あくび)をした。



わたしの(ふと)(もも)(うえ)で、

退(たい)(くつ)にしているイオスの欠伸(あくび)

(でん)()した(よう)()だった。



(じゅん)()でわたしは

(すう)()(ふだ)の9と(よる)(ほし)(ふだ)(なら)べて、

78に(つづ)いて段札(ステップ)(せい)(りつ)させた。



挿絵(By みてみん)



「あ、さっそく使(つか)ってきたね。」



(のこ)り4(じゅん)、だよね?

 9を(ふく)めたのは(そん)だったかな?」



わたしは(さき)(てん)(かい)(かんが)えていない

()りをして()った。



(わたし)(かる)(おし)えたことでも、

 ニクスは(かんが)えて(はん)(えい)してくれるから

 (おし)えてて(たの)しいよ。


 ここからは(ぎゃく)(じゅん)ね。」



()()わせた(おお)きな(あたい)(れつ)()に、

(ちい)さな(あたい)()()わせは

(ゆう)()(ぎゃく)(じゅん)へと()わる。



()()(わたし)(ふだ)(なら)()えたら、

 ()(じょう)(なら)べた6(じゅん)()(かい)(ふだ)

 (した)(がわ)()(どう)させようか。


 ()(じょう)(ふだ)(よこ)()びると

 やり(にく)いからね。


 ()(かえ)しの()(やす)にもなるよ。」



()かった。」



わたしは6(じゅん)()(かい)(ふだ)()(どう)させて、

(じゅん)()で12の(かい)(ふだ)(なら)べる。



挿絵(By みてみん)



「おぉ~。」スーが(かん)(たん)した。



(きょう)(こう)(ふだ)(なら)べていない(かの)(じょ)は、

0の(しょう)(にん)(ふだ)()っていないから、

わたしより(ゆう)()な11()()(かい)(ふだ)(つく)れない。



(かの)(じょ)(うん)(こう)(げん)(そく)(したが)って、

(あさ)(ほし)(ふだ)(なら)べて(そう)(さい)し、(しょう)(じゅん)(もど)す。



挿絵(By みてみん)



わたしの()(ふだ)には(きょう)(こう)(ふだ)(のこ)っている。



(じゅん)()でわたしが78の(かい)(ふだ)(なら)べれば、

(ちょっ)(きん)(かい)(ふだ)の12と商品(グッズ)(せい)(りつ)せず、

(かの)(じょ)はついに(きょう)(こう)(ふだ)()(じょう)(なら)べた。



挿絵(By みてみん)



「ルールが()かってる(なら)(かた)だね。」



「えぇー。どうかなぁ。」



スーが4(じゅん)までのあいだに

(きょく)(たん)(あたい)(かい)(ふだ)(なら)べてくれたおかげで、

(らく)をしている()がしてならない。



(かの)(じょ)(こう)(かい)している(しょう)(にん)(ふだ)()にする。



わたしも(かの)(じょ)(つづ)いて

(じゅん)()(きょう)(こう)(ふだ)(なら)べて、

(しょう)(にん)(ふだ)の0を()(ふだ)(くわ)える。



挿絵(By みてみん)



と、(どう)()にスーがヴェールされた

(まい)(ふだ)(なか)から(はし)の1(まい)(かい)(しゅう)した。



挿絵(By みてみん)



――あれ?



わたしの()(ふだ)は2(まい)、0と1の(すう)()(ふだ)



(きょう)(こう)(ふだ)(うん)(こう)(げん)(そく)(いつ)(だつ)したまま、

(ゆう)(れつ)(ぎゃく)(じゅん)から()わっていない。



「これで()いんだよね?」



(かの)(じょ)(きょう)(こう)(ふだ)(あと)(きょう)(こう)(ふだ)(なら)べて、

()()(かん)(おぼ)えたので(かく)(にん)をした。



()いよ。(はじ)めてとは(おも)えないね。」



(かの)(じょ)(ひる)(ほし)(ふだ)(なら)べると、

秩序化(オーダー)』で(しょう)(じゅん)へと(もど)る。



「ニクス。(ほう)(しゅう)()にしてね。」



「これで()ちだよ。」



(さい)()の10(じゅん)()



わたしは(ねら)(どお)

(のこ)り3(まい)()(ふだ)()(じょう)(なら)べた。



挿絵(By みてみん)



(らい)(てい)だねっ。おめでとう。」



(らい)(てい)()して()ったばかりのわたしに、

スーは(のこ)した2(まい)()(ふだ)()せる。



「あっ!」



「これがさっき()ってた(かい)(じょ)だね。」



スーが(こう)(かい)した()(ふだ)は0の(すう)()(ふだ)(まい)



挿絵(By みてみん)



わたしの(きょう)(こう)(ふだ)(かの)(じょ)(かい)(しゅう)したのは、

(さい)(しょ)段札(ステップ)(なら)べた0だった。



(はし)(ふだ)は9ではなかった。



(らい)(てい)でのわたしの()ちは、

(かい)(じょ)によって()()される。



「こういうことだったのね…。」



「ニクスの(ねら)いは()かってたからね。


 0は使(つか)いやすい(ぶん)

 (たい)(しょ)もしやすくなるんだよね。」



「スーは(さい)(しょ)

 (おお)きな(あたい)(かい)(ふだ)(なら)べていたから、

 ()てると(おも)ってたんだけれど。」



(じゅん)()()()のスーが

(ひる)(ほし)(ふだ)()わりに01を(なら)べていたら、

(かん)()()けなかったわたしの()(ふだ)

0と1の(すう)()(ふだ)のみになっていた。



(きょう)(こう)(じょう)(たい)(ぎゃく)(じゅん)では

(どう)()(ふだ)しか()()わせられず、

わたしは(ほう)()されて()けているはずだった。



()(ふだ)にする(とき)(かく)(りつ)

 (あい)()との(あい)(しょう)だね。」



(あい)(しょう)…。

 サンサとスーはよくやってるんだよね?」



この(やかた)()()に、二人(ふたり)はこの(にわ)

この(ふだ)(あそ)びをしていた。



「いまは(わたし)(ほう)()(すう)(おお)いんだよ。」



「サンサって(よわ)いの?」



「これくらい(おぼ)えがいいのなら

 ニクスでも()てるかもね。」



(しつ)(れい)(かい)()(みみ)にしたわ。」



()(ざい)だったサンサが()(かげ)(にわ)(あらわ)れて、

西(にし)(がわ)()()(すわ)ってアルを(かか)える。



()かれてた。」



「サンサがスーより(よわ)いのは

 ()(じつ)なんだよね



「わたしは(よわ)くないわよ。

 スーの(かん)(するど)いのよ。


 それに()つことだけが

 (しょう)()ではないわよ。」



「またそれ()ってる。」スーが(わら)う。



(しい)()(ふだ)(あそ)びには、

 (あい)(しょう)(もん)(だい)もあるのよ。」



(あい)(しょう)って、()(たい)(てき)にはなに?」



(しい)()(おぼ)えたいニクスの(ため)(おも)って、

 (あい)(しょう)(わる)(きゃく)()れてきたわよ。」



「え、(きゃく)?」



サンサは(げん)(かん)(ほう)()て、

(きゃく)らしからぬ(じん)(ぶつ)()(しょう)()かべる。



(らい)(きゃく)()らせるハンドベルは()らされない。



(ちか)くに()っていたのは()()わない(ひげ)(おとこ)



――(あい)(しょう)(わる)(きゃく)…。



(あい)()(やかた)(なか)でも(けん)()いた、

()()のハーフガンだった。



挿絵(By みてみん)




 ▶ 

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