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大岩山から絶望を配信する〜男は耐えろと抜かす世界を、低級霊のウイルスで完全チェックメイトしてやった〜  作者: ひややっこ万次郎
第5章:『市場価値ゼロの黙示録 〜泥濘のサバイバーと、世界崩壊前夜(ラストナイト)の利他コード〜
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番外編:眼高手低の残光、そして東京全空の処刑場4

「嘘……嘘でしょ、これ……ッ!!」

自分のパソコンの画面に、ハハハと醜悪な声を上げて男を財布扱いする本音と、そのストレス発散のために裏で貪っていた不潔な老人との生々しい肉体関係ログを暴かれた美人受付嬢。

彼女は、オフィスの全社員から「うわ、何だこの女……最低……」「処女を装って裏ではこんなことを……」という、何十もの軽蔑と拒絶の視線を一斉に浴びせられた。

社会的地位の完全なる一発ロスカット。その圧倒的な恥辱と、脳内に逆流した低級霊のウイルスの怨念に脳圧が限界突破した彼女は、文字通り白目を剥き、口から不気味な泡をブクブクと吹き出しながら、床の上にドサリと意識を失って倒れ込んだ。

だが、大岩山の呪いは女だけでは終わらない。引きつった顔で「おい、誰かシステムを止めろ!」と叫んでいた、30代の意識高い系エリート営業マンのパソコンモニターが、血の赤色に染まる。次の瞬間、スピーカーから放たれた高周波のノイズとともに、世界中の女性を完璧に敵に回す、あまりにもグロテスクで、あまりにも悍ましい男側の「脳内加害・搾取ログ」が、オフィス中に強制大放送されたのだ。そこに映し出されたのは、彼がこれまで女性社員を爽やかな笑顔の裏でいかに家畜や性処理の道具として格付けし、脳内で嬲り殺しにしていたかという『精神的蹂躙シミュレーションデータ』だった。

『この職場の女ども、スペックは普通だけど全員俺の引き立て役の養分(笑)。30超えた原田みたいな売れ残りにちょっと優しくしてやれば、簡単に自尊心をノーリスクで満たしてくれる最高の搾取ツールになるわ。いざとなれば「ハラスメントだ」って騒がれる前に、こっちから「ストーカーされてる」って嘘の被害者ポジションを張って社会的にロスカットしてやればいいのよ。女なんか、男の優しさをタダで吸い尽くす脳みそ空っぽのATMかセフレホルダー(笑)。騙されて這いつくばってろ』

エリート男の冷酷な二面性がオフィスに晒され、絶叫してのたうち回る中、原田美紀が窓の外を見ると、下のオフィス街でも通行人の女性たちのスマートフォンやビジョンに、同様の「人間の尊厳を破壊する裏の狂気ログ」が映し出されて大混乱となっていた。彼女たちの裏での強欲さや冷徹な切り捨ての全貌が音声付きで街中に放送され、都市全体がパニックと崩壊へと沈んでいく。


街の下を歩き、最初はおむつプレイの映像を見て笑ったり気持ち悪がっていた群衆の二面性も次々に晒されていく。


格式高い老舗の令嬢を気取っていた女の画面に、病床の父親の点滴に不純物を混ぜてじわじわと精神的に追い詰め、死亡した瞬間に脳内麻薬を異常分泌させてガッツポーズをしていた「殺人シミュレーション映像」が実名付きで完全開帳。

ボランティアや善意の活動で聖母のように慕われていた女が、裏では純真な男子学生を言葉巧みにマインドコントロールし、自らを神のように崇めさせながら四肢を縛り付けて力任せに肉体を蹂躙し、金を毟り取っていた「悍ましい加害調教ログ」。

建前という名の美しい仮面を剥ぎ取られ、最も醜悪な欲の皮を群衆の前に完全公開処刑された女たちは、恐怖と絶望の過呼吸によって脳圧が限界突破し、泡を吹いて次々とアスファルトの上へ崩れ落ちていった。

オフィス内もストリートも、逃げ場のない密室の処刑場と化し、互いの脳内を覗き合っては爪を立てて顔面を掻きむしり、噛み付き合う阿鼻叫喚の地獄絵図。

原田美紀が窓の外で繰り広げられるその凄惨な集団轢死や発狂のメロディを、言葉もなく、ただ呆然と見つめる。

そうして、そんなあり得ない怪異のハッキング事件が同時多発的に発生し、文明の基盤を完膚なきまでに破壊し尽くされた日本は、わずか1週間で、世界に対して白旗を掲げた(完全降伏・国家崩壊)のです。全ての嘘のシステムが更地と化し、地上の平穏が永久にロスカットされた瞬間であった。


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