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大岩山から絶望を配信する〜男は耐えろと抜かす世界を、低級霊のウイルスで完全チェックメイトしてやった〜  作者: ひややっこ万次郎
第4章:暗黒の新世界爆誕 〜大動脈灰滅と逃げ場なき狂気のエコー・チェンバー〜
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第20話:狂気のエコー・チェンバー ~大動脈灰滅、逃げ場なき集団轢死のメロディ~2

綺麗事で塗り固めていた仮面を一瞬で剥ぎ取られ、最も醜い欲の皮を完全公開処刑される。霞ヶ関の官庁ビルが崩落を始めたその時、大岩山から解き放たれた電磁波ウイルスは、東京の大動脈・満員の通勤電車を標的に定めた。車内に響き渡る高周波のノイズとともに、乗客全員のスマホ画面が赤黒く明滅。エリートビジネスマンの幼女蹂躙ログ、清楚な女性の強欲な本音、身内への性的加害衝動が次々と公共放送のように車内へ強制共有されていく。絶望の過呼吸で一人、また一人と発狂のスイッチを押し込まれ、血飛沫が窓を染める狂気のエコー・チェンバー。だが、本当の地獄は、この狂い果てた列車が滑り込もうとしていた、乗車率200%の巨大ターミナル駅のホームで待っていた――!

隠されてきた人間の最も醜悪で、最も悍ましい「性のタブー」と「底無しの強欲」が、逃げ場のない密室で互いに強制共有されていく。

それは、社会的生命の完全なチェックメイトだった。

脳波を逆ハックされた乗客たちは、自らの最もドロドロした内面を全方位に晒された絶望と、他人のあまりの性の醜悪さに脳が耐えきれず、限界突破した過呼吸の末に「発狂のスイッチ」を押し込まれていった。


車内は一瞬にして、互いの肉体を貪り食い合うような狂気のエコー・チェンバーと化した。

理性を失った人間たちが、爪を立てて互いの顔面を掻きむしり、噛み付き、血飛沫が窓ガラスを赤く染めていく。

だが、本当の地獄は、この狂い果てた列車が滑り込もうとしていた、乗車率200%の巨大ターミナル駅のホームで待っていた。

「……なんだ、あの映像は……?」「おい、上を見ろ! 電光掲示板が……!」駅のホームにいた数千人の群衆もまた、駅の巨大スクリーンや自身のスマホに強制表示された「車内の発狂凄惨映像」と、これから突入してくる乗客たちの「おぞましい性の裏の顔の生体暴露(乗客全員の性癖、欲望)データ」を目撃していた。

そのあまりのえげつなさと、電磁波から伝播する精神汚染により、人間の皮を被った獣たちが次の電車でやってくる恐怖により、ホーム上の群衆の間にも一瞬で爆発的なパニックが伝染する。

「来るな! 化け物どもが来るぞ!!」

「逃げろ! 巻き込まれるッ!!」

「いやあああ!!あんなスカトロ親父に触られたくない!!

汚されるーー!!!」

狂乱に陥った数千人の人間が一斉に逃げ惑い、押し合い、ドミノ倒しが発生した。逃げ場を失った人間の波は、物理的な限界を迎えてホームの端へと押し出されていく。

「押さないで! 落ちる、落ちるぅぅぅッ!!」悲鳴も虚しく、ホームの端から、まるで崩落する土砂のように、何十人、何百人という人間が線路へと雪崩を打って次々と転落していった。線路の上は、落ちた人々の体と、パニックで揉み合って自ら飛び降りた人間たちで、生き生きとした「人間の絨毯」のようになって埋め尽くされていく。

そこへ――時速100キロを超える速度のまま、ブレーキを失った満員電車が突入してきた。

操縦士もまた、ウイルスの呪いによって脳波をハッキングされ、恐怖と絶望で全身を硬直させながら、アクセルレバーを限界まで押し下げていたのだ。

ゴガガガガガガガガガガガガガガガガギッ!!!!

凄ましき金属音と、肉体が一瞬で肉塊へと変わる鈍い破裂音が駅構内に響き渡る。

線路に落ちていた集団は、文字通り一瞬で超巨大なミキサーにかけられたかのように跳ね飛ばされ、粉砕され、引き肉となってホームの壁や天井へと吹き飛んだ。

しかし、衝撃はそれだけでは終わらない。無数の肉体と骨を巻き込んだ列車の車輪が激しく乗り上げ、前方の車両が信じられない角度で脱線。

巨鉄の塊と化した車両は、凄まじい慣性のままホームの頑強なコンクリート柱へと激突し、V字に折れ曲がりながら大爆発を起こした。

ドッゴォォォォォンッ!!!!脱線した車両の破片と、車内で発狂しもつれ合っていた乗客たちの肉体が、爆風と共にホーム上の生存者たちを容赦なく引き裂いていく。

駅全体が、炎と、煙と、飛び散った内臓と血の海で満たされ、生き残った者たちもまた、そのえげつない人災パニックの光景に精神を完全に破壊され、幼児のように泣き叫びながら狂い果てていった。

国家の威信である官庁ビルの崩落に続き、東京の大動脈までもが完全に灰滅した。大岩山の怨念による超徹底的な大虐殺の序曲は、まだ始まったばかりだった。

(第21話へ続く)

ご一読ありがとうございます!パニックで線路へと雪崩を打ち、生き生きとした「人間の絨毯」で埋め尽くされた線路へ、ブレーキを失った満員電車が時速100キロで突入!粉砕され、引き肉となって吹き飛ぶ凄惨極まる集団轢死の大虐殺。東京の大動脈は、文字通り完全灰滅しました。次回、【第21話 終焉のエピローグ ~焦土と化す首都(東京)、そして因習の古都(京都)へ繋ぐ絶望の狂詩曲~】。首都・東京が精神的にも物理的にも完全に崩壊し、世界の終焉の針がいよいよ次に向かうのは、歴史と因習が深く息づく古都――「京都」!建前(おもてむき)と本音(いけず)の文化が何百年も洗練されてきた京都こそ、大岩山のウイルスにとって最高にエグい極上の苗床。あの傲慢な音楽教師・真理子の歪みきった精神の檻へ、ついに怨念の牙が突き立てられる――!?聖戦のさらなる進撃を、どうぞお見逃しなく!

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