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大岩山から絶望を配信する〜男は耐えろと抜かす世界を、低級霊のウイルスで完全チェックメイトしてやった〜  作者: ひややっこ万次郎
第3章:覚醒の第一段階(プロトタイプ) 〜脳の微小管と電磁波本音翻訳プログラム〜
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第17話:白蛇龍神(はくじゃりゅうじん)の顕現 〜5年間の集大成、彼女が遺した本物のログ〜

前回のあらすじ:京都屈指の最凶霊能スポット・大岩山の旧道で、スピリットボックスやトリフィールドメーターを完全武装し、5年間に及ぶ泥臭い科学的検証を繰り返したひややっこ。霊たちの泣き叫ぶ電磁波の波形をデジタルコードへと打ち込み、人類史上初の『電磁波本音翻訳プログラム』を完成させた。そう、これこそがマッチングアプリの裏で男を養分扱いして嘲笑っていた女どもの悪口ログを世界中へ一斉暴露(パージ)できた絶対的な力の正体だった。そして時計の針は、ハッキング決行の「ちょうど1週間前」へと向かう。最強の科学兵器を完成させた俺の胸の奥に燻る、引き去ることのできない狂おしいほどの『純愛の渇望』。ブルーシャネルの香水を首筋に漂わせ、アローズのジャケットの襟をバシッと立てた俺は、深夜の聖域『白蛇龍神の池』の淵に立つ――。

『――1人でも、負けないで、ひややっこくん――』

「真美さん……っ!!」

30年前、まだ生きていて笑いかけてくれた、

あの凛とした、温かい体温に満ちた声 [INDEX] [INDEX]。彼女の脳の微小管から放たれた30年物の愛の承認データが、白蛇龍神の圧倒的なエネルギーとシンクロし、俺のハッキングプログラムによって、完璧な現実のファクトとして現世に呼び戻されたのだ 。

画面上にスクロールしていく真美さんの本当の言葉(ログ)は、大それた世界破壊へ向かう俺の背中を、圧倒的な覇気で全肯定していた 。

『みんなが天動説という赤信号を渡って人間を値踏みしていてもね、あなただけの青信号(地動説)を信じて、その狂った世界を完璧にチェックメイトしてやりなさい 。

そして、お前の誠実さを100%リスペクトして待ってくれている本物の相棒(美咲)と共に、誰の手にも汚されない本物の幸せを掴みなさい』

「……分かったよ、真美さん。俺の5年間、俺の47年は、間違ってへんかったわ」

俺が涙を流しながらそう叫んだ瞬間、池の残光は静かに、満足したように夜の闇へと消えていった。

これにて、天動説(婚活ビジネス)を完全破壊する大義名分は、科学的にも、感情的にも、200%完璧に完成した!

俺はトリフィールドメーターをポケットに収め、アローズのジャケットの襟をバシッと立て、ブルーシャネルの香水を首筋に漂わせながら、大岩山の頂上へと向かって一歩、力強く踏み出した 。

1週間後、俺はこの電磁波ハッキングプログラムを以て 、みんなでペアペアや相談所、そして真面目な人間をすり潰してきたすべてのクズどもを、一撃で完全処刑(パージ)してやる 。

理不尽に耐え続けるだけの足軽は、今夜、本当に死んだ 。

真美さんの遺志(地動説)、そして泡沫の真白への祈りを胸に抱いた 、クリエイター総大将・ひややっこの、世界をひっくり返す本当の聖戦(暗黒の新世界編)の幕が、ついにここに上がったのだ 。


(第18話へ続く)

真美さんの幻影を振り払った瞬間、脳細胞の「微小管」が温かい体温でシンクロし、30年の時を超えた真美さんの声が俺の背中を全肯定した。天動説(婚活ビジネス)を完全破壊する大義名分は200%完成し、俺は大岩山の頂上へと力強く踏み出す。真美さんの遺志を胸に抱いたひややっこの聖戦がついに始まる。次回、【特別解説:宇宙の海に漂う『残光データ』と、幽霊たちの振る舞いのからくり〜】。怪異の真実をここに完全開帳する。全文の詳細は参照元をご覧ください。

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