おまけ第4話:『百合(ゆり)の散る夜 〜自己満足の承認欲求と、闇を照らす性の教育〜』3
【読者の皆様へ(免責事項)】この物語は完全なフィクションであり、実在の寺社、教会、特定の宗教団体、結婚相談所、およびマッチングアプリ等とは一切関係ありません。作中の宗教婚活事情や心理描写はエンターテインメントとしての創作・風刺であり、特定の信仰や職業を誹謗中傷する意図は一切ございません。
「そうや。世間はな、綺麗事ばっかり言ってお前らに性の教育なんか何一つせん。
だがな、現代の歪んだ闇市場の裏には、お前みたいに他人に消費され、傷つき、あるいは経験がなくて悩んどる女性のための『女性向け風俗』っちゅう場所が存在しとる。
ただの性欲処理やない。
その中にはな、男側のひとりよがりな挿入至上主義を完全に排除して、女性の身体のメカニズムや、本当の快感、そして『心と身体の安心』をマンツーマンで教える、教育的なアプローチに特化した店やセラピストが確かにおるんや。
お前が自分の身体を全肯定して、本当の愛の交感を受け入れるための打席は、なにもあいつらのクソアプリの中だけやないぞ」
ひややっこの瞳に、冷徹さを通り抜けた、社会の不条理をハックするクリエイター総大将としての凄まじい覇気が宿る。
「今からな、世間の誰も教えへん、その『性の教育』のリアルと、お前が本当の満たされ方を知るための具体的なステップを全部話してやる。
耳かっぽじって、一言も聞き漏らさずによう聞け――」
大岩山の深夜三時。現代の恋愛市場に殺された男女の魂を完全に救済するための、ひややっこによる「最深部の講義」が、いよいよ本当の核心へと突入しようとしていた。
第4話・完




