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創造するは我等にあり

我々の仕事は待つことだ、草の陰に石のようになって

T液は自動的に注入される、代謝を落とし、意識を保ち

姿勢を維持し、目を開き、耳を澄ましながら、日の出から日の入りまで


野生のアノマロカリスが何度も眼前を通り過ぎる


スライムが目の前を這っていく、その動きが速くなる

アノマロカリスが迫っている、スライムは逃げる


我々は動かない


アノマロカリスがスライムに襲い掛かる

その体を引き裂き内蔵と体液を吸いつくす


我々は動かない


野生のスライムが何度も眼前を通り過ぎる


1体、アノマロカリスが近づいてくる、進路上に私がいる

周囲に他の個体の気配は無い、デウーゾにハンドサインを送る

私が捕獲、デウーゾが警戒

右腕に取り付けた制御装置を操作してK液を自身に注入する

体温が上がってくる、心臓が強く動き出す


その個体が近づいてくる、進路はわずかに右にずれている、衝突はしない

左腕の噴霧装置を右の空間に向ける、サイレントモードで噴霧を開始する

麻酔剤が空中に散布される、徐々に濃度を上げていく

アノマロカリスがもがき始める、左右に体を振り回す

次第に動きが大きくなる、こちらに体を向け迫ってくる

静かに後退しながら、麻酔剤を噴霧する


動きが小さくなる、噴霧を停止する、数秒、待つ

動きが止まり徐々に前方に(かし)ぐ、地面に倒れる、数秒、待つ

ゆっくりと近づき、走査装置(スキャナー)を当てて

バイタルを測定する、問題なし


数歩後退して、右腕の制御装置を操作し搬送ドローンを呼ぶ

周囲を警戒する、数分後、4本脚のドローンが到着する

デウーゾと協力してアノマロカリスを搬送ドローンの背に乗せ固定する


基地に帰還する、交換装置にアノマロカリスを寝かせる

脳細胞を徐々に電子細胞に置き換えていく


意識の移行が完了する、脳を摘出する、代替身体に移植する

身体の一致度は87、オリジナルの身体を保存する


3時間、待つ


アノマロカリスが目覚める、動きがぎこちない

身体の違和感を感じているようだ

2時間、待つ、徐々に動きがスムーズになってきた

スライムを放す、精巧にできたダミーである


興味を示す、しかし攻撃的な行動は見られない

代替身体は満腹を示すフィードバックを脳に送り続ける

必要なエネルギーは太陽光から獲得する

それが不足した場合、休眠モードに入り、管理システムに通知が行く


2時間、待つ、問題は起きない、アノマロカリスを休眠モードにして

捕獲した場所まで運ぶ、休眠モードを解除する、動き出す


3時間、追跡する、問題は起きない

基地に帰還する、食事をして睡眠を取る

それからは淡々とした日々が始まる、アノマロカリスを捕獲する

改造する、捕獲した場所に戻す、スライムを捕獲する

改造する、捕獲した場所に戻す、基地に帰還する

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