3/4
検察
検察は続ける。
こんなのはおかしい。そいつは罪を認め、豚箱、いや犬小屋にぶち込まれるべきだ。
なぜか昂ってる。怖い。
裁判長が宥める。
柴犬が歩いている。検察官に近づく。
まずいかもしれない。周りもざわつく。
検察官を見つめている。くりくりお目目だ。
見つけてしまった。検察官の手の中。
おやつだ。
犬はそっと歩みを進める。
そして検察の目の前。
お座りをした。
またざわめき。やっぱり犬じゃないか。
両者睨み合い、いや見つめ合う。
差し出してしまった。おやつを。
そこに弁護士はくってかかる。
おやつの規定量について言ってる。
どうやら一日1個までらしい。厳しい。




