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閉廷

決まりだな。検察は口を開く。

このわんちゃんはスープレックスをしない。

静かに微笑む。


ちょっと待て。声が響く。弁護士だ。

スープレックスを甘く見るな!


確かにそうだ。


そのわんちゃんがスープレックスした事実はどこにあるのですか?


裁判長。まともだ。


私が受けたからだ。それ以上でも以下でもない。

まだ昂っている。


その証拠を出せと裁判長さんは言っているんだよ、弁護士さん。


検察、強気。


裁判長。これで決まりですね。

柴犬ちゃん、無罪。


決まった。流石弁護士。強い。


不服な顔をした弁護士。微笑を浮かべてる検察。

犬は尻尾くるん。


退廷する。

扉の奥から音が聞こえた。凄まじく叩きつける音だ。


まさにスープレックスのようだった。


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