親切は罠
…うぅ…
輝利は魘されながら目覚める
目を開けると檻がない
そして隣には桃花とヤクザらしき人がいた
「ひ…!」僕が檻を出そうとすると…
「お嬢ちゃん、昨日は済まなかった
少し怖がらせすぎたようだな
だから、檻を出さないでくれ」
(怖い、無理…!怖くて出せない…!けど出さなきゃもっと怖い目にあう…!)
そうして固まっていると
「おぉ、いい子だ、いい子だ」
そう言い腕を掴んできた
「ひぃっ…!やだぁ…」反射的に振り払おうとしてるが上手く出来ない
「ほ〜ら、怖くないですよ〜」と言い注射器を取り出す
「やだやだやだ!やめて、!死にたくない!」僕は瞬時に危険なものと判断し泣き出してしまった
「(ちっ、早くするか…)ほ~らすぐ終わるからね〜」そう言いヤクザらしき人もとい拷問官に注射を刺され注入された
……数秒経っても死なないし違和感もそこまでなかった
「あれ?死なない?」
そう思ってると突然拷問官が聞いてきた
「お前の名前は?」
新しい名前を考えるべきかと考えていたのに体は「輝利です」と答えていた
「え?なんで…?」
だがそれを理解するのにそう時間はかからなかった
……「もうやめてよ…!」体感6時間ほど経った頃僕はそう泣きながら言った
(自白剤のせいで言いたくないことも言わされる 覚魔法のおかげで思考だけはあるが)
「じゃあこれを飲もうか」そう言っていると差し出されたのは紙パックのお茶
「死なれちゃ困るからな」そう言い渡され喉の渇きを癒すために飲むと…
「ん、んぅ?」突然頭がポカポカしてきた
「オーバードーズ用の薬だ」そう言い渡されたが僕は何も分からない
「じゃあほかの魔女についてはなしてもらおうか 」そう拷問官は言うが当然僕は「何も知らないよ、僕が魔女って知ったのも2日前くらいだもん」そう答えたが
拳を握りしめ殴られる
「痛いよ、やめて、…」(頭がポカポカするしたくないのに!)
「いいか知らないふりは俺は一番キライなんだ
早く言わないと何をするか分からないぞ?」
「けど、本当に知らないの!殴らないで!唯一知ってる情報出すから!」
頭がポカポカするせいでまともな思考ができないが一つ思い出したことがある…
「なぜもっと早く言わなかったその情報があると!」また殴られてしまった
「ご、ごめんなさい、え、えと、魔女は、神様を名乗る人が夢に現れて魔法使えるようにしたていってきて現れるの…」
「は?なんの手がかりにもならないじゃねぇか!」また手を上げられる
そうして数時間が経ち、食事ということで開放され僕にも食料を与えられた
だが、食欲が薬のせいで出ず僕は水だけを飲んだ
この先の地獄を想像し死んだ目をしていると桃花が来た
ヤクザがいないかを探したがいないようだった
「お前は本当に輝利なの?」確認のためだけだった
「そう、だよ… 輝利だよ…」僕は声を絞り出し答える
「お前を輝利だと思いたくないから新しい名前つけてあげる
ヒカリなんてどう?」
「あぁ、うん、いいん、じゃない…?」そう言い僕は倒れる
「せめてベット固定…じゃ、なくて牢屋が…良かったな…」そう言い僕は気絶するように寝てしまった




