戻ってしまった世界
俺、桃花は現在輝利と名乗った魔女と戦っていた
「はぁ…!はぁ…!早く倒れてください!」
そういうが相手の魔女は発狂しながら否定する
「あはははははははははははは、無理だよ!
僕は死にたくないんでね!」
そう泣きながら答える
だが泣いているのは顔だけだ
そうこうして、耐えていると突然相手が
「あはははははははははははは、う…!」
と突然苦しみだし倒れてしまった
「え…?」俺はそう戸惑ったが、すぐに相手を見つめて避難所に連れていくことを決意した
「もしかしたら死体が見つかってない輝利かもしれないし」
そうして俺は魔女をおんぶし、避難所に向かった
……「バカモン!」とどなる声が聞こえる
「んぁ?」僕は目をさまし辺りを見渡す
ベッドで寝てるようだったが付添人は誰もいないようだった
声がするほうが気になるので立ち上がろうとすると、手足が手錠で動けないようにされていることを認識した
「しょうがない、盗み聞きするかぁ…」と独り言を零し、聞くことに集中する
……!お前はこの避……を守ると……て出たじゃな…か!……何故連れてきた!魔女を!」
その魔女という単語に反応し記憶がフラッシュバックする
自分だったら到底しない行動、身体の制御権を失う恐怖が押し寄せてくる
(あの神が悪だよな…?倒すべき対象だよな?)そう思いながら、桃花を待つ
…30分後部屋の入り口がスライドし桃花とヤクザらしき人が入ってきた
「てめぇが、魔女か!」
そう怒鳴られ思わず「ヒィィ!」と怯えてしまった
「よくも、大虐殺してくれたなぁ!」相手はお怒りのようだった
「ひっ…!な、なんのことですか…?あ、あの…!僕、や、やってな──」
その言葉を遮りまた怒鳴られる
「うるせぇ!いいから他の魔女の居場所を吐け!」
「ひぇ…え、えと、あ、あの…ぼ、僕、し、知りません」
そう答えた瞬間ビンタをされた
「次口答えしたらわかるな?早く答えろ」
僕は頬を押さえて命乞いをした
寝っ転がりながら縛られてるから仕方ないだろう…
「う、うぅ…ご、ごめんなさぃ、ごめんなさい、ほ、本当に知らないんです!本当に何も知らないんです!」
相手が手を上げる
「ひやっ…!」僕はそう叫び目をつむり頭を守るように防御態勢になろうとした
鎖がじゃらりと音を立て、視界が大きく歪む。
ドン、と鈍い衝撃のあと、遅れて頬に激痛が走った。
「痛い!嫌だ!やめて!やめてよぉ!」
痛みを和らげようと手で覆うことすら、手錠のせいで許されない。ただ殴られるがまま、頭を殴られ続けるしかなかった。
桃花は少し怖がっているが助け舟を出してくれなさそうだ
「僕が何をしたっていうの!何もしてないのに!!殴らないでよやめてよ!本当に何も知らないのに!」
そう泣き叫び僕は生き残る方法を探した
もうこうなったら魔法に頼るしかない
『かく』魔法
必死に考えていると
「何黙ってんだ!いい加減にしろ!」といいもう一発殴られた
「痛い!や、やだ!本当に何も知らない!」
さっきまで考えていたことが吹き飛び恐怖で満たされた
その瞬間僕は無意識だっのか身体がまた勝手に動いたのか知らないが魔法が発動した
『獲』魔法 イメージは檻だった
自分だけをとても硬いものでできた檻に閉じ込めた
「やだ、やだ、知らないよぉ…」とまだ泣いてる輝利がいるため無意識だろう
「ちっ!くそ!開けろ!早く開けろ!」
「えっ!?」と桃花の驚く声が聞こえる
そして僕は次の瞬間恐怖で気絶するのであった




