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運に極振りしたら大変なことになりました  作者:
第一章~異世界の日常~
20/42

ゴブリンロード

早めに出来ました

 勢いよく入ってきた男の言葉に周囲がざわついた。


「ゴブリンロードの大群だと!?何かの間違いじゃないのか!?」

「間違いない!俺は!俺はこの目で見たんだ!百はいるであろうゴブリンロードの大群を!」

「くっそ!どうしろってんだ...!」




「ど、どうしますか?」

「どうするもなにも、周りの連中の話からしてヤバイやつらなんだろ。まだまだ低レベルの俺達にどうこうできるものじゃねーだろーよ」

「で、でも、一応話だけでも聞きましょうよ!」

「まぁ、話だけならな」


 トーヤはゴブリンロードの情報を得るために受付嬢のとこに向かった。


「なあ、ゴブリンロードってそんなにヤバイのか?」

「そうですね、ゴブリンロード単体ならランクDほどで狩れるでしょう。ただ5体の群れになりますとランクCでも厳しいでしょう。それが百を超えるとなりますと、計り知れないものになりますね」

「そうか、この街にいる冒険者で戦えるやつはいるのか?」

「......高ランクになりますと街を出ていかれるので、戦えるとなると、十人いるかいないかでしょうか」

「わかった。ありがとよ」


 トーヤはセイナのもとへと戻った。


「どうでしたか!?」

「結論だけいうとかなり厳しいだろうな」

「そ、そんな!トーヤさんでもダメですか!?」

「俺じゃレベルが足りねーよ」

「...ゴーキさんは、ゴーキさんはどうしてるんでしょうか」

「さあな。あいつのことだ。死んじゃいねーよ」


 そしてトーヤは立ち上がった。


「ちょっと用を思い出した。二日くらい戻らん」

「!!、こんなときにどこいくんですか!!」

「気にするな。お前には関係のないことだ」


 トーヤはそのままギルドを出ていった。



 トーヤはあるところへと向かっていた。


「おいオッサン。『核爆裂弾』を作れ。ここに20個ほどある」

「...おいガキ、あの数をもう使ったのか?」

「違う、これから使うんだよ。大量にな」

「前のやつと合わせると50くらいあるぞ?何に使うんだよ」

「そうだな...パワーレベリング、かな」

「は?意味がわからんぞ」

「気にするな、じゃあ明日の朝にくる。それまでには作ってくれ。急ぐんでな」

「そうかい、そうかい。やってやるよ!くそガキ!」


 チェフはそう叫んだ。しかしその顔は笑っていた。


「じゃあ...頼んだぞ..」


 トーヤはチェフの店を後にした。


「おーいアイテム屋のおっさーん。いるかー?」

「ん?なんだ。この前の。なんか用か?」

「あぁ。MP回復剤はあるか?」

「勿論だ。いくつだ?」


 トーヤは金を少しとりだし、それ以外の金を手渡した。

「これで買える分だけだ」




ーーー翌朝ーーー




「ほらよ、終わってるぜ」

「そうか、ありがとよ」

「けっ、礼なんていってんじゃねーよ!......聞いたぜゴブリンロードのこと。お前、行くんだろ?」

「......あぁ。討伐隊はまだ結成されてないからな。早い者勝ちだ」

「......死ぬんじゃねーぞ。お前なら大丈夫無茶はしないだろうが引き際はちゃんと見極めろよ」

「わかってるよ。じゃあな」


 そしてトーヤは一人、西の森へと向かった。

次は日曜で!

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