再会
「では、こちらがゴブリンとスライムの討伐依頼の報酬の1300Gになります。そしてこちらが追加報酬の890Gになります」
「あいよ」
「また来てくださいね」
三人はギルドで手続きを済ませた。
「で、どうする?報酬は三人で割るのか?」
「「......」」
「どうした二人とも。答えてくれなきゃ会話にならんだろ」
「俺なんにもしてないんだけど、いいのか?」
「私も、なんにもしてません」
「そうだな、まぁ、気にするな。そういうときもある」
「「ありがとうございます!」」
「じゃあ、790Gずつだな」
トーヤは790Gを二人に手渡した。
「なあ、セイナ。おかしいと思わないか?」
「はい。私も思います」
「「トーヤ(さん)が優しいなんて!」」
「じゃあな、ゴーキ。それなりに楽しかったぞ。行くぞ、セイナ」
「...あ、そういうこと」
「え?ちょっと、トーヤさん!?」
トーヤはセイナの腕をひく。
そしてゴーキを残し、二人はギルドを出た。
「なんでですか?トーヤさん?」
「まぁ、なんだ。活躍しなかったからな」
「それなら私だってーーー」
「お前とあいつは違う」
「当たり前じゃないですか。でも、活躍しなかったのは同じです」
「いいや、違う。壁のあいつと、回復師のお前じゃ役割が違いすぎる。今回は怪我をしなかっただけだ」
「なら!今度は強い魔物が表れるかもしれません!確かにゴーキさんはGでちょっと苦手ですけど、いい人です!」
「とりあえず今日はもう遅い。明日にするぞ」
二人は無言で宿へと向かった。
そして二人は眠りについた。
目を開けると、トーヤは知らない世界に立っていた。
「......トーヤ......ひさしぶりだね」
「お前は...イグナードだったか?」
「......そう......今日はお願いがあってきた」
「来たってお前、ここは?」
「......ここはトーヤの夢の中の世界」
「夢の中って、お前...いや、いい。で、なんだ?」
「......彼を......ゴーキを仲間にしてあげて」
「は?なんでだ?」
「......彼は可哀想......僕達の偽物に騙されてあんな職業になった」
「なるほどね、偽物だからステータスがおかしいと」
「......そう......しかもその偽物は無駄に力が強かった」
「かった、ということはもういないんだな?」
トーヤの問いにイグナードは頷いた。
「......偽物は強い呪いを彼にかけた......いろんな人に嫌われる呪いを......だけどトーヤとセイナには効かなかった」
「だから助けてやれ、と?」
「......勿論タダじゃない」
「と、いいますと?」
「......君に新しい固有スキルをあげる」
「どんなのだ?」
「......二つあるから好きな方......一つは『スキル融合』......その名の通り複数のスキルを同時に使える」
「ほう、それでもう一つは?」
「......もう一つは『魔眼』......相手のステータスをりょうしょうの無しにみることができる」
「それは魔物が相手でもか?」
イグナードはゆっくりと頷いた。
「なるほどな。じゃあ、『スキル融合』で」
「......意外だね......じゃあゴーキは頼んだよ」
そこまで言うとイグナードは消えていった。
名前 トーヤ
職業 狙撃手
レベル 9
ステータス
最大HP 42 最大MP 42
攻撃力 20(+5) 防御力 20(+2)
魔力 20 魔防力 20
素早さ 14(+1) 運 20065
固有スキル
必中
スキル融合
使用可能スキル
二連撃ち(消費MP3)
魔力弾(消費MP1~最大)
装備
右手 ハンドガン(攻撃+5
左手なし
上衣 布の服(防御+1)
下衣 布のズボン(防御+1)
頭部 なし
足 皮のくつ(素早さ+1)
次は木曜できたらいいと思います




