核爆裂弾
やはり二日に一回でおちつきそうですね
次の更新は水曜日です
翌朝、トーヤは一人でチェフの元へとむかった。
店の扉は開いており、大きないびきが聞こえた。
「おーい、おっさーん。きたぞー」
「Zzz!...Zzz!...」
「ちっ、なんだよおっさん寝てんじゃねーか。つか、いびきうるせーな。濡れたタオルでも顔にのせるか」
トーヤは部屋をあさり、タオルをみつけた。
それを水で濡らし、しぼる。
「うしっ、これを、顔に乗せれば...完璧だな!」
そして数分後
「.........かはっ!、はぁ、はぁ、一体なにが....ん?濡れたタオル?なんでこんなもんが?」
「遅いぞ、おっさん。いつまで寝てんだよ」
「......てめぇの仕業か、クソガキ。危うく死ぬとこだったぞ」
「おいおい、俺はおっさんをそこまで過小評価してないぞ。むしろ過大評価だ」
「ちっ、クソガキが...ほれ、これが『核爆裂弾』だ。試し撃ちでもするか?」
「そんなことができるのか?」
「ここの地下はな、訓練場になってるんだよ。そこで簡単な使い方を教えてやるよ」
「なるほどな。いいぞ」
「ふん!礼の一つもなしかよ」
「あたりまえだろ。おっさんがやりたくてやったことだからな。他の仕事をおしてまで」
「...本当にかわいくねぇな」
チェフはトーヤを隠し通路へと案内した。
隠し通路の階段を下る二人。
そして大きな空間にたどり着いた。
「ここだ」
「へぇ」
奥にはゴブリンの姿が確認できる。
「魔物もいるんだな。」
「あぁ。なぜかはしらんが湧いてきおる。五体以上は増えないし、そこなラインからこっちにはこないしな。銃の試し撃ちには丁度いい」
「だな。じゃあおっさん。さっそく銃を」
「これだ」
チェフは一つのライフルを取り出した。
「なんだ。ただのライフルか」
「ちげーよ!俺が作った最高傑作だ!」
「へぇ」
トーヤは性能をみてみた。
名前 チェフのライフル
装弾数 5
攻撃力 66
備考 チェフが作った最高傑作のライフル。攻撃力はトップレベルを誇っている。店頭価格は2万G。世界に一つしかないので、オークションにだすと100倍はいくといわれてるほど。
「なるほど、いいライフルだな」
「そうだろ!よし、弾を二つ込めてみろ」
チェフに言われた通りにするトーヤ。
「やったぞ」
「じゃあまず手本をみせてやる。貸してみろ」
「ほらよ」
トーヤはライフルを手渡した。
「核爆裂弾はな、四つに弾けていくんだよ。だから大体真ん中付近にいるやつを狙うんだよ...ここだ!」
チェフの撃った弾はキレイに真ん中のやつに当たり、小規模爆発と、爆裂した核で全滅させた。
そしてゴブリンがまた湧いてきた。
「...キモい」
「こんなもんだ。やってみろ」
「ふん!」
トーヤは適当に撃った。
その弾は曲線を描き、真ん中のやつにあたる。
「なっ!」
そして弾けとんだ核のかけらはゴブリンを追尾し、急所である頭に命中した。
「......」
「なかなかだな。サンキューな、おっさん。またくるわ」
「ま、まて!」
「なんだ?」
「今のはなんだ?」
トーヤは考えた。固有スキルについて言うか、言うまいか。そして結論を決めた。
「ヒ・ミ・ツ♪」
「......」
「...追々話すわ」
「わかった」
「じゃあな」
トーヤは店を後にした。




