くすぐりボディーチェック その2
ようやくバックルが外れた。しかし、彼女はベルトを引き抜いた後も手を離さない。細い指が優斗のウエストに軽く食い込み、確実に押さえつけていた。
「え……あの、ベルトはもう……」
優斗が戸惑った声で言うと、女性スタッフはゆっくりと顔を上げ、イタズラっぽい微笑みを浮かべた。
「申し訳ありません。お客様、金属探知機が強く反応しましたので、念入りにボディチェックをさせていただきます。こちらの検査室へどうぞ」
優斗だけが彼女に連れられるようにカウンターの横にある小さな検査室へと導かれた。防音と思われる扉で囲まれた部屋だ。
「ここで上着を脱いでいただけますか? そして両手を頭の上に上げて、脚を肩幅に開いて立ってください」
「は、はい……」
優斗は緊張しながらジャケットを脱ぎ、指示に従った。Tシャツ一枚になった上半身は、無防備個の上ない。彼女は手袋をはめ直すと、まずは正式な手続きを装って両手で優斗の肩から腕を滑らせてきた。
しかしその手つきは、すぐに本性を現した。
指先が脇の下のすぐ下、肋骨のあたりを「こちょこちょ」と軽く這ったのだ。優斗の体がびくんと跳ねる。
「ひゃっ! あ、あの、そこは……」
「ここに金属が隠れていないか、確認しています。動かないでくださいね~。」
彼女の声は優しいが、指は容赦ない。右の脇の下を5本の指でこちょこちょと揉みながら、左の手は腰のラインをゆっくりと撫で下ろしていく。優斗は唇を噛んで耐えようとしたが、すぐに限界が来た。
「あはっ……く、くすぐったい……ははっ!」
「ふふ、お客様、かなり敏感なんですね。これは検査に時間がかかりそうです」
彼女はそう言いながら、両手を優斗の脇の下に滑り込ませた。完全にバンザイの姿勢で、無防備にさらされた両脇を、両手の指をわきわきと動かし、くすぐり始める。
「うわあああっ! や、やめてください! あはははははっ!!」
優斗は大声で笑い出した。体をくねらせ、膝をガクガクさせながら必死に耐えるが、彼女の指は的確に弱点を攻め続ける。爪の先で軽く引っ掻くような動き、指全体で優しく包み込むような動きを交互に織り交ぜたくすぐり攻撃に、優斗は思わず脇の下を閉じてしまう。
「検査ですから、じっとしていてください。ほらほら、脇の下に何か反応がありますよ?」
「ひゃはははは! な、ないです! 本当にないから! あははははっ!!」
優斗は涙目になりながら叫んだ。脇の下を執拗にくすぐられ、腹筋が勝手に痙攣する。ジタバタと暴れるうちに、Tシャツがめくれ上がり、白い肌が露わになる。それにも構わず、彼女の指はこちょこちょと脇の下をくすぐり続ける。
「あははっはは!もう無理っ!いひひひひっ!」
「あらあら、こんなに抵抗する人はますます怪しいですね~。別の場所も確認してみましょうか?」
今度はズボンのポケットチェックだ。
「ポケットの中に怪しい物が入っていないか、しっかり確認しますね」
彼女は膝を軽くついて優斗の腰の前にしゃがむと、ズボンの右ポケットに手を滑り込ませた。指が太ももの内側近くまで入り、布越しに肌をくすぐるように動く。
「うひゃあっ! そ、そこは本当に……はははははっ!」




